離れがたき二人

離れがたき二人

二〇世紀初頭のパリ。少女シルヴィーは、厳格な家庭で育ちながらも自分らしく自由を求めて生きる、ある少女と出会った。たがいに強く惹かれ合う二人の友愛は、永遠に続くはずだった――。一九五四年に執筆されるも、発表されることのなかった幻の小説を刊行。

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  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 海外文学
  • 出版社
    早川書房
  • ページ数
    224ページ
  • 電子版発売日
    2021年07月01日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    5MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
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離れがたき二人 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    私なら絶対に選ばない作品だが、フォローしてる方からの推薦で読んだ。結果、読んで良かったと思える作品だった。舞台は今から百年前のパリ、9才のシルヴィーがアンドレと会う所から物語は始まる。教会を中心とする封建的な社会の中で、慣習を恐れず常に自分を失わないアンドレが、私には眩しい。
    ボーヴォワールが親友に

    0
    2025年05月02日

    Posted by ブクログ

    サヴァブッククラブで選書いただいた作品。

    自分では出会えなかったであろう一冊であり、出会えなかったら後悔したであろう一冊。

    半世紀以上の時を経て刊行されたふたりの物語に圧倒される。

    解説にもある通り、古臭いのは書かれている時代であって、描かれた友愛は決して古くなくむしろ普遍だ。

    アンドレはど

    0
    2021年07月20日

    Posted by ブクログ

    ボーヴォワールの未発表小説。実体験をもとに綴られた作品。作者の死後に出版される作品は、読者にとっては喜ばしいかもしれないが作者はどう感じるのだろうか、といつも考えてしまう。

    0
    2024年02月27日

    Posted by ブクログ

    シモーヌ自身にとってもパートナーであったサルトルにとってもこの小説はあまり良い評価を得なかった。だが、親友であるザザを若死により失ったシモーヌは今作とは別でも文学的恩恵によって何度も彼女を蘇らせようと試みている。そして養女によるあとがきを読んで今作は価値があったと確信した。

    0
    2023年02月03日

離れがたき二人 の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 海外文学
  • 出版社
    早川書房
  • ページ数
    224ページ
  • 電子版発売日
    2021年07月01日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    5MB

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