鈴木一人の作品一覧
「鈴木一人」の「ウクライナ戦争と世界のゆくえ」「ウクライナ戦争と米中対立 帝国主義に逆襲される世界」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
「鈴木一人」の「ウクライナ戦争と世界のゆくえ」「ウクライナ戦争と米中対立 帝国主義に逆襲される世界」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
小説・文芸
小説・文芸
ビジネス・実用
Posted by ブクログ
聞いたことはあるけど、意味がはっきりわからないことばはあると思う。
よくニュースで、サプライチェーン、ギグエコノミー、バイオエコノミーなど聞くことがあるが、私自身「なんとなくこんなことかな?」と思っていても、はっきりとした意味はわからず、経済関係で片づけていたところがあった。本書では私が「なんとなく」で接してきたことばの説明があり、日本の外交関係を知るうえでもきちんと理解しておく必要があると思った。経済の影響は、日本がどの国とどんな関係を築くかによって大きく変わってくる。今後の世界の流れがどうなっていくのか。ニュースに接して、わからないことばがあったら、この本に立ち返り、正しく情報を理解したいものだ。
Posted by ブクログ
TSMC(台湾積体電路製造)がどのようにして世界最大の半導体ファウンドリーとなったのか。台湾有事が叫ばれる今だからこそ読むべきである。1987年にモリスチャンにより設立されたTSMCは、「ファウンドリー専業」という独自のビジネスモデルを採用し、当初はローエンドだったもののエヌビディアからの高性能グラフィックチップ受注獲得により評価を変えていった。顧客と競争しない戦略を徹底し多くの企業と良好な関係を築けたこと、高度な技術力、歩留まり率の向上、安定した供給力(短納期・高品質)が強みであり、従来の半導体企業とは異なる道を選んだことで、今や護国神山と呼ばれ台湾の経済安全保障に深く関わっている他、世界のテクノロジー産業に不可欠な存在となっている。
Posted by ブクログ
【読書レビュー 654】
鈴木一人『資源と経済の世界地図』PHP研究所、2024年
経済安全保障について。以下、本書より。
日本唯一の同盟国であり、価値と規範を共有するはずのアメリカがリベラル国際秩序に背を向けている中で、同志国を見つけること自体が困難な状況にある。
そんな中で日本が取り得る選択肢は、リベラル国際秩序を共有すべき国々との連携が難しくとも、その価値と規範を守り、維持していく姿勢を常に見せ続けていくことであろう。ポピュリズムの嵐が永遠に続くとは考えにくく、「自国ファースト主義」の国々が主張し合う国際秩序は持続的なものにはなりにくい。
グローバル化が進む世界において、自国の利益だけを前面に出し、国際協調を忌避しながら国家間関係を維持することは容易ではない。現在の対立的で自国中心的な国際秩序がいつの日か終わりを告げる時もくる。
そうなれば国際秩序の再構築の契機が訪れ、国際秩序の中核をなす価値や規範を誰が提供するのか、ということが問われることになるだろう。その時のために、日本はリベラルな価値と規範を維持し、国際社会に訴え続けていくことが必要になるのではないだろうか。
現在のリベラル国際秩序は、すでにその価値や規範にコミットしない国々が幅を利かせ、現在の状態をそのまま維持することはほぼ不可能である。しかし、リベラル国際秩序が一度崩壊しても、それを作り直す機会はいずれやってくる。そこでリーダーシップを発揮し、先頭に立って新たなリベラル国際秩序を構築していく役割を日本は担っていると言えよう。
ポスト冷戦の30年を通じて日本は外交政策の選択肢を増やし、価値観を基礎に据えた外交戦略を展開してきた。そうして蓄えてきた外交的能力を来るべき時に備えて磨いていくことこそが「リベラル国際秩序を担う」ということになるのであろう。