『Excelパワークエリ デーテ収集・整形を自由自在にする本』の姉妹本。
というか、こちらが第1冊目なのかな。
PowerQuery自体は前面に押し出さずに、Excelで行うデータ集計のモダンなテクニックを紹介。
データの整形だったり、加工よりも「レポート、プレゼンテーションをモダンに仕上げるため
...続きを読む」にはというコンテキストの本。
自分にはこの本で紹介されているような、様々な分析軸での売上分析というような業務はあまりないけれど、年度や拠点別のトランザクション数というような集計業務はあり得るため、定型レポートを作成するような必要がある場合には活用してみたいと思った。
本書の序盤で示された「作るときに考えて、繰り返すときは考えない」は金言。
毎回「めんどくさいなー」と思いながら繰り返す定型の集計作業は無駄で非効率だし、最初に目いっぱい考えて作ったものがボタンクリックひとつで出来ると気持ちいいもの。
以下、本書で学んだテクニック&Tips。
・スライサーで分析軸を連動
・集計項目はメジャーで一般化
・更新時に列幅を自動調整されてしまう余計な調整は抑制可能
・集計のコンテキストが邪魔な場合は、フィルターコンテキストを解除
・DAX関数を使いこなすべし
・時間軸を操るにはタイムインテリジェンス関数