キャロル・グラックの作品一覧

「キャロル・グラック」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします!

ユーザーレビュー

  • 戦争の記憶 コロンビア大学特別講義 学生との対話
    歴史について考える際に歴史と記憶に分けるアプローチは新鮮でした。
    歴史を自国に都合のいいように記憶として解釈するのは世界共通であり、簡単に他国の歴史認識を批判するが、歴史や記憶は相対的であり時代と共に変化し得るもの。
    つい自分たちの理解が正しいと思ってしまうが、戒めのために歴史を学ぶ際に常に置いてお...続きを読む
  • 戦争の記憶 コロンビア大学特別講義 学生との対話
    私が本を読む理由の一つは「なぜ戦争が起こるのか」それを一つの方向からでは無く、各国=多数の折り重なる歴史の中から原因を探ってみたいと考えているからだ。だから著者の国籍に関係なく戦争に関する本を兎に角読み漁り、地政学や時には人間の心理を知るために心理学や精神医学の本まで漁っている状況だ。私はインターネ...続きを読む
  • 戦争の記憶 コロンビア大学特別講義 学生との対話
    戦争の「歴史」として一般に語られるのは「記憶」であって、事実として公式に記録された「歴史」ではない。「記憶」は国や立場、年齢などの違いで異なる内容であり、それは変わってゆくものでもある。自分たちや他国・他者の「記憶」が、それぞれどのように作られてきたものか(個人の経験、公式の記録、マスメディア・・・...続きを読む
  • 戦争の記憶 コロンビア大学特別講義 学生との対話
    戦争は無くなれ、と、こうした本を読むと常に思うが、無くならないのは何故か?
    戦争をしたいかと聞かれたら、みんなしたくない、あって欲しくないと答えると信じているが、戦争に踏み切る人々がいるのでしょう。
    この本にあるように若い世代の様々な国の出身者を交えて世界中でこうした対話をして、歴史を学ぶと少しずつ...続きを読む
  • 戦争の記憶 コロンビア大学特別講義 学生との対話
    自分が知っている歴史上の事件の情報がどこからきているものか振り返り、記憶と歴史を区別して考え、物事が起きた複雑な背景を整理・理解する作業の大切さが、今いかに求められているか、ちょうど隣国の中傷を煽る社会風潮の中で、立ち止まって皆に読んでほしい1冊になりました。

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