秋田麻早子の作品一覧
「秋田麻早子」の「なぜ、これが名画なの? 様式の歴史から読み解く」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「秋田麻早子」の「なぜ、これが名画なの? 様式の歴史から読み解く」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
いくつかの本を読んできたが、それでもやっぱり西洋絵画の見方がわからず、今まで漠然と眺めていた。本書で紹介された「7つ道具」は、正に求めていた答えであった気がする。「(絵画が)視覚的な表現であるかぎり、スタイルを観察することはつねに大事なスタート地点なのです」という筆者の主張には大いに合意であり、そのスタイルの観察方法の手順をしめしてくれた。十分に習得するには、少し慣れないといけないかもしれないが、それでも大いに役に立つと思う。
「7つ道具」の紹介ののち、「理性派」「感性派」を大別しながら、時代の変遷を追ってくれたのも、とても楽しく、分かりやすかった。
「名画とは、問かければ問いかけるほど、豊か
Posted by ブクログ
理性派と感性派の二項対立からの絵画史の腑分けは参考になる。
安定した時代は感性派、激動の時代は理性派というのも頷けるが、例をもう少し集めてみたい気もする。
いまは激動の時代だろう。安定したもの、変わらないものを求めたくなるのか。
エビデンス主義は理性派?壮大なスケールを求めるのは感性派?小さなモノ、かわいいもの、家族を求めるのは理性派?古典を求める心象は理性派?
危機の時代に自分、そしてその家族の保護にしか目が向かなくなるのは、自然なことだ。社会的鬱状態といえようか。絵画も歴史をつくるようなものより、心の安寧を求めるものになる。
この時代の芸術とは。社会の方向性を示すのでなく、安らぎを与
Posted by ブクログ
オモロ~!
そうそう、こういう美術本が読みたかった!!
絵画を大まかに「理性派」と「感性派」に分け、それが時代とともにどのように変遷していったのかを語った超名著。
美術本は何冊か読んでいたけど、こういう風に体系的にまとめてくれるのがめちゃ助かるな。
時代に影響を受けずに完結する美術作品というのはおそらく無くて、自由奔放に思える現代美術ですらそれまでの美術史の積み重ねを前提に語っている。つまり究極の内輪向けでもあると。
だから『にせもの美術史』で語られたように、最もバレない贋作の作り方は「文明の作品をすべて偽造する」となるのだと腑に落ちた。影響を受けた時代そのものを作ることができたらそりゃバ
Posted by ブクログ
4.5 -
前著同様この方の本は、ただ読んで終わりではなく、次の日から絵の見方・考え方を実際に変えてくれるという意味で素晴らしい本。
前回は絵の構造だったが、今回は構造だけでなく絵の色彩や明暗、輪郭・形、筆触、主役、構造線という7つの観点に焦点を当てている。第2-3章で各時代ごとのこの特徴や、何故次の時代の特徴に移っていったかという背景まで説明があり、そこが特に勉強になった。
あとは当時の画材や絵の具、額縁にそれぞれ1章ずつ割かれており、非常にニッチながら大事な絵の要素として、とても勉強になった。
総じて明日美術館に行ってみたいと思わせる本だった