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  • なぜ、これが名画なの? 様式の歴史から読み解く
    4.8
    1巻2,200円 (税込)
    累計10万部突破の『絵を見る技術』第2弾! 絵画史を見る道具があれば、もっと絵と語り合える。 ●これまでになかった「絵の見方」を、さらにアップデート 目からウロコの名画の造形分析が話題を呼んだ『絵を見る技術』。それをさらに発展させ、本書では“時代ごとに変化するスタイル”にフォーカスします。 (※独立した内容なので、『絵を見る技術』を読んでいない方でも全く大丈夫です) 今度のテーマはずばり「スタイル(様式)を見る力」。ルネサンス、バロック、ロココなどなど……プロはなぜ、「◯◯世紀の××派っぽい」と言い当てられるのか。その秘密を、どの本よりもわかりやすく解き明かします。 ●キモは「2つの系統」――理性派と感性派 西洋絵画の歴史は、実は大きく2つのスタイルが入れ替わり立ち替わり登場し、二重らせんのように発展してきたもの。本書はそれを「理性派」と「感性派」と名づけ、美術史の大まかな見取り図を示します。 理性派と感性派では、求めるものが異なります。「永遠を描くか、一瞬を切り取るか」「理想を追うか、現実に迫るか」「秩序を求めるのか、それを壊したいのか」「トップダウンか、ボトムアップか」。これは西洋絵画だけでなく、東洋美術、写真、ファッション、音楽などにも通底する2タイプ。一度このことがわかると、あらゆる芸術がクリアに見えてきます。 ●スタイルを見ることは、なぜ大事? スタイルを読み解くということは、絵が語っている“声”を聞くこと。画家が何を伝えたいのか、その絵がどんな価値観や時代精神を背負っているのか――そのヒントが筆致や構図、色や質感に宿っています。スタイルを知ることから、絵とのコミュニケーションが始まるのです。 ●実践問題で腕試し! 今回も、見る力を鍛える実践問題を多数収録。読み終える頃には、はじめて見る絵でも、「どの時代の、どんな流派か」「これはどんなスタイルで、なにを目指しているか」を言語化できるはず。さまざまな「Q(クエスチョン)」を解きながら、一緒に「名画の謎解き」に乗り出しまししょう! * * * 名画とは問いかければ問いかけるほど、豊かな情報があふれ出してくるものなのです。つまり、名画のすごさは「情報の埋蔵量」にあるといってもいいでしょう。  絵を見るとは、そのすごさを知り、美しさに触れるとは、絵にこめられたコードを読み解く作業なのだといえるかもしれません。 様式(スタイル)を観察することはコード解読の第一歩です。その一歩を踏み出して、絵画の豊かさにもっともっと触れてみませんか。――著者  * * * もくじ: 序章 あなたには絵を見る眼がある! 第1章 絵を見る7つ道具 第2章 絵画史を動かす2つの力(上)――理性派と感性派 第3章 絵画史を動かす2つの力(下)――リアルとシンボル 第4章 絵は層構造(レイヤー)でできていた!――材質と技法 第5章 どこまでが絵? ――額縁の効果 第6章 スタイルは語る

ユーザーレビュー

  • なぜ、これが名画なの? 様式の歴史から読み解く

    Posted by ブクログ

    しっかりめの最高の入門書!
    分かりやすく伝えようという思いがすごく伝わるし、実際かなり分かりやすい。
    絵画と文章がちゃんとつながるようにレイアウトされていて、ストレスゼロで読めた。
    何ページ参照、とかって、そのページをパラパラ探さないといけないから、実はとてもストレスだったのよね…。この本はほぼそれがなく、前ページですでに紹介された絵画も、また別ページで再掲までしてくれて、本当に読み手のことを考えてる。関わった方々の愛を感じる一冊。最高に読みやすかった。

    印象派が好きなので、モネとルノワールの違いの解説に大興奮。時代ごとのレイアウトの工夫には脱帽です。そこまで考えられていたとは…ただ配置して

    0
    2026年05月02日
  • なぜ、これが名画なの? 様式の歴史から読み解く

    Posted by ブクログ

    非常に分かりやすい説明で読んでいて苦にならなかった。
    教科書的な解説に加え、筆者の思いも伝わってきて飽きさせない工夫を感じた。
    絵画に興味がある初心者向けの入門的な本という所感。
    美術館に足を運んでみようと思わせられた良い本だった。

    0
    2026年05月01日
  • なぜ、これが名画なの? 様式の歴史から読み解く

    Posted by ブクログ

    前作「絵を見る技術」がとても良かったので、続編楽しみにしていました。絵の見方を7つのポイントで細かく観察していくこと、理性派・感性派で大きく2つに分けられること 絵を見る時に使う、頭の中の道具をもらったような気がします。自分も絵を描くのですが、感性派に憧れる理性派だなと客観視もできました。カラー図版も多くとても勉強になりました。

    0
    2026年04月29日
  • なぜ、これが名画なの? 様式の歴史から読み解く

    Posted by ブクログ

    いくつかの本を読んできたが、それでもやっぱり西洋絵画の見方がわからず、今まで漠然と眺めていた。本書で紹介された「7つ道具」は、正に求めていた答えであった気がする。「(絵画が)視覚的な表現であるかぎり、スタイルを観察することはつねに大事なスタート地点なのです」という筆者の主張には大いに合意であり、そのスタイルの観察方法の手順をしめしてくれた。十分に習得するには、少し慣れないといけないかもしれないが、それでも大いに役に立つと思う。
    「7つ道具」の紹介ののち、「理性派」「感性派」を大別しながら、時代の変遷を追ってくれたのも、とても楽しく、分かりやすかった。
    「名画とは、問かければ問いかけるほど、豊か

    0
    2026年04月27日
  • なぜ、これが名画なの? 様式の歴史から読み解く

    Posted by ブクログ

    理性派と感性派の二項対立からの絵画史の腑分けは参考になる。
    安定した時代は感性派、激動の時代は理性派というのも頷けるが、例をもう少し集めてみたい気もする。

    いまは激動の時代だろう。安定したもの、変わらないものを求めたくなるのか。
    エビデンス主義は理性派?壮大なスケールを求めるのは感性派?小さなモノ、かわいいもの、家族を求めるのは理性派?古典を求める心象は理性派?

    危機の時代に自分、そしてその家族の保護にしか目が向かなくなるのは、自然なことだ。社会的鬱状態といえようか。絵画も歴史をつくるようなものより、心の安寧を求めるものになる。

    この時代の芸術とは。社会の方向性を示すのでなく、安らぎを与

    0
    2026年04月15日

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