深澤遊の作品一覧
「深澤遊」の「枯木ワンダーランド」「キノコとカビの生態学 枯れ木の中は戦国時代」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「深澤遊」の「枯木ワンダーランド」「キノコとカビの生態学 枯れ木の中は戦国時代」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
コケや菌類が大好きで研究者でもある著者が私達が見落としがちな枯れ木の重要性について述べた本。
つまり枯れ木には生態系の維持と炭素貯留という見逃せない価値があるという。
生態系で循環する食物連鎖には植物の炭素の固定から始まり、その生きた植物の葉を生きた昆虫などが食べることにより始まる生食植物網と枯れ木の落葉などの死んだ植物を分解して食べる菌類などの微生物から始まる腐食植物網があるという。
陸上と異なり水中の食物連鎖では腐りづらいからか食べ残しとしての炭素の貯留分は少ない。植物プランクトンは動物プランクトンに食べられ動物プランクトンは小魚に食べられる。
一方で陸の植物網では植物や樹木が食べ尽く