作品一覧

  • LAフード・ダイアリー

    LAフード・ダイアリー

    小説・文芸

    4.0
    1巻990円 (税込)
    LA(ロサンゼルス)に渡った映画研究者が、「食」を通して考えたアメリカ。 料理本批評エッセイ『食べたくなる本』で話題を呼んだ著者による、 ユニークな食生活エッセイ&体験的都市論。 文庫版の推薦コメントに三宅香帆!! 文庫版限定でタコスのレシピも特別収録。 「スロー対ファスト」とか「オーセンティック対リミックス」というような、 私自身これまで少なからず囚われてきた対立構図がある。 LAの食には、それを軽々と超える自由闊達な生命力があるようにも思えた。 「多様性」とは何か、それをいま、どう擁護しうるか。 こんにち最も切迫したこの問いに対する貴重なヒントを、 私はここでいくつも得ることになる。(本書「まえがき」より) 【目次】 なぜアメリカへ? LAフリーウェイとIN-N-OUTバーガー 季節のない寿司 ゲリラ・タコス カナダの自然食 ヴェニスのエキゾティシズム ジョナサン・ゴールド USC 「映画と牛の関係について」 LAの友人 記憶の襞 多様性と画一性
  • 映画とは何か ──フランス映画思想史

    映画とは何か ──フランス映画思想史

    ビジネス・実用

    -
    1巻1,606円 (税込)
    映画は人間の認識に何をもたらしたのか。映画とともに誕生した思考とは何であるのか。こうした問題を、ほかのどの国にもまして考察しつづけ、思想的系譜として育んできたのがフランスにほかならない。本書では、ジャン・パンルヴェからジル・ドゥルーズまでを貫くその歴史を、“自動性”の概念を軸に再構成し、映画の力による世界への信と希望の可能性を考える。
  • サッカー日本代表 アタッカー動作解析図鑑

    サッカー日本代表 アタッカー動作解析図鑑

    ビジネス・実用

    -
    1巻1,782円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 世界一詳しすぎる日本が誇る「蒼き侍の攻撃力」の攻略本 三笘薫選手の反発ステップ、伊東純也選手のクロス、久保建英選手のカットイン……。超一流アタッカーの身体動作はなぜあれほどまでに美しく、そして語りたくなるのか? 史上最強との呼び声が高いサッカー日本代表アタッカー11人の「動作的特徴」と「身体的特徴」を徹底的に解析し、約100点の動作・身体イラスト&アイコンを駆使しながら、それぞれのすごさを余すことなく言語化した唯一無二の身体動作解析本。 【構成】 本書の読み方 MATERIAL1 アタッカー分布図 01.SS 三笘 薫 02.SS 伊東 純也 03.SS 久保 建英 04.SS 堂安 律 COLUMN1 プレーバック・ワールドカップ 05.S 上田 綺世 06.S 鎌田 大地 COLUMN2 世界の化け物アタッカー SSS キリアン・エムバペ SSS ラミン・ヤマル SSS アーリング・ハーランド MATERIAL2 アタッカー配置図 07.A 中村 敬斗 08.A 前田 大然 09.A 小川 航基 10.A 町野 修斗 COLUMN3 日本の伝説的アタッカー MATERIAL3 得点10傑分布図 11.S 南野 拓実 MATERIAL4 アタッカー項目別ランキング 監修者おわりに ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
  • 自炊者になるための26週

    自炊者になるための26週

    ビジネス・実用

    4.2
    1巻1,960円 (税込)
    さっと買って、さっと作って、この上なく幸福になれる。 「トーストを焼くだけ」からはじまる、日々の小さな創造行為。 おいしさと創造力をめぐる、全くあたらしい理論&実践の書! “面倒”をこえて「料理したくなる」には、どうしたらいいでしょう。 “ほぼ毎日キッチンに立つ”映画研究者が、その手立てを具体的に語ります。 ・大方針は、「風味の魅力」にみちびかれること。 「風味」=味+におい。自由に軽やかに、においを食べて世界と触れ合う。 そのよろこびで料理したくなる。人間のにおい解像度は犬並み? 最新の科学研究だけでなく、哲学、文学、映像論の重要テクストを手がかりに、知られざる風味の秘密に迫ります。 ・目標は、素材から出発して、ささっとおいしいひと皿が作れるようになること。 1週に1章、その週の課題をクリアしていけば、26週=半年で、だれでも、すすんで自炊をする人=自炊者になれる、がコンセプト。 蒸す、煮る、焼く、揚げる「だけ」のシンプル料理から、「混ぜる」「組み合わせる」、さらに魚をおろして様々に活用するまでステップアップしていきます。 日本酒とワインの新しいあり方、買い物や献立てに悩まないコツ、家事分担も考えます。 ・感覚を底上げする、「名曲」のようなレシピを40以上収録しています。 「ヤンソンの誘惑」「鶏肉とパプリカ」「山形のだし」「麦いかのフリット」等々、素朴だけど、素材と出会いなおすような感動のあるものばかり。古今東西の料理書を読みこんだ著者ならではのベストチョイスです。 より先へ進みたくなった人のための懇切丁寧なブックガイドつき!
  • 演出をさがして 映画の勉強会

    演出をさがして 映画の勉強会

    ビジネス・実用

    4.4
    1巻2,860円 (税込)
    現代日本映画を牽引する映画監督・濱口竜介と三宅唱、そして同時代を並走してきた映画研究者・三浦哲哉の3人による「映画の勉強会」が発足! 映画の「演出」とは何か? ロベール・ブレッソン、ビクトル・エリセ、トニー・スコット、侯孝賢── 巨匠たちの作品の「演出」に焦点を当て、 つかまえようとしては逃げていく、目には見えない「演出」のありかを探す。 見れば見るほど発見があり、考えれば考えるほど面白い「演出」の魅力に迫る、 映画の演出をめぐる、終わりなき学びのドキュメント。 画面に映る映像になぜ心が動かされるのでしょうか。 そこに張り巡らされている「演出」とは、いったいどういうものなのでしょうか。 本書は、映画監督の濱口竜介と三宅唱、映画研究者の三浦哲哉という気心の知れた3人が集い、2018年より続けてきた映画の演出についての勉強会の「第1集」です。 3人がそれぞれ手にした地図とアイテムを持ち寄り、共に旅に出る、映画の演出をめぐる冒険の書です。 映画から受け取った驚きや喜び、問い、そして戸惑いを、共有する。 3人の勉強会だからこそ見つけられる(ひとりでは見つけられなかったかもしれない)発見がある。 見つける人と見逃す人が交代していきながら、その発見をバトンにしてリレーしていく。 そんな「映画の勉強会」の面白さ、興奮、熱気を存分にお楽しみ下さい。 【言及される主な作品】 ロベール・ブレッソン『ブローニュの森の貴婦人たち』『ジャンヌ・ダルク裁判』『やさしい女』『ラルジャン』 ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』『エル・スール』『ミツバチのささやき』 トニー・スコット『ハンガー』『ザ・ファン』『エネミー・オブ・アメリカ』『デジャヴ』『アンストッパブル』 侯孝賢『ミレニアム・マンボ』『百年恋歌』『童年往事 時の流れ』『悲情城市』 * 濱口竜介『ドライブ・マイ・カー』 三宅唱『ケイコ 目を澄ませて』 ──映画を勉強するということは、いったいなんなのでしょうかね?
  • 食べたくなる本

    食べたくなる本

    小説・文芸

    4.0
    1巻2,970円 (税込)
    美味い料理、美味い酒には目がない気鋭の映画批評家が、料理本や料理エッセイを批評的に読む。食の素材、味、調理法、さらには食文化のあり方をめぐる、驚きと発見に満ちた考察。丸元淑生、有元葉子、辰巳芳子、高山なおみ、細川亜衣、ケンタロウ、小泉武夫、冷水希三子、奥田政行、勝見洋一……。その根底に流れるのは、「料理を作る・食べる・もてなす」ことに人生を捧げてきた人びとへのオマージュだ。「料理本批評」という、かつてないユニークな試みであり、もちろん本書も「食べたくなる本」である。

ユーザーレビュー

  • LAフード・ダイアリー

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    おもしろい! 旅、食、人類史などが好きな人なら間違いなく楽しめる。
    ただ、タイトルや帯文から「LAの食について深く知れるエッセイ」を期待していた自分は、第5章「カナダの自然食」あたりから、ん? カナダには興味ないんだけど……と首を傾げることになり、第6章〜9章は工芸品や料理評論家ジョナサン・ゴールドの人となり、著者の専門である映画の話が続くので、違和感がずんずん募る。ついに9章の終わりでは本を置いてしまった。それから数カ月積読状態が続き、いや、やっぱり読み切ろうと思って最後まで読んだらおもしろかった。あきらめなくてよかった。

    第11章に、こうある。

    《「味覚は記憶なのです」と書いた評論家の勝見洋一は、食の感動が、人生の記憶の襞の折れ重なりからこそ生じるということを深く理解し、そのことだけを説き続けたのではなかったか。ジョナサン・ゴールドも、その師匠のカルヴィン・トリリンも、アメリカの食について書きながら、そこで生きる一人ひとりの生活史を重視した。》

    つまり著者はLA食とは直接かかわりがない生活のあれこれも、LAの食文化を描き出すうえで欠かせない要素だと信じていたのかもしれない。確かにLAに渡ったばかりの苦労(住宅事情とか子連れ移住の困難さなど、食以外の話)を詳細に書いてあるからこそ、10章のスキヤキにまつわるエピソードは胸を打つものがある。生活のことを記すからこそ、食というものの輪郭が浮き上がってくるのだ。食エッセイを読む上で、これは大きな発見だった。
    もし途中で挫折したくなっても、ぜひ最後まで読んでみてください。

    0
    2026年09月26日
  • 演出をさがして 映画の勉強会

    Posted by ブクログ

    なんてぜいたくな勉強会なんだ!濱口竜介監督/三宅唱監督が今好きな邦画監督二大巨塔なこともあるけれど、脳が焼き切れるくらいおもしろかった。

    まずは、映画監督が映画を観る際に受け取っている情報量とその解像度に圧倒された。さらに、監督ならではの視点(「顔選び」「自分がこのテーマで撮るとしたら」「参考にしたシーン」「全部オンで切り返すだけのつなぎ、できなくない?」などの話)がおもしろすぎる。

    また、お互いによく褒め合っている通り、言語化がうますぎる。ビクトル・エリセ作品を評して「ものの肌理に感覚が伸びていく感じ」!
    とくに、濱口監督の勉強家ぶりはすさまじく、「ロベール・ブレッソン『シネマトグラフ覚書』をフランス語までタイプして写経」「平倉圭・砂連尾理との勉強会」などのエピソードは、その脳の容量に気が遠くなった。

    最後の二章では、そんな二人の監督がお互いの作品について質問をぶつけ合うのだからたまらない。主にどこまで意図的なのかという話。印象的だったのは、お互いに緻密な計算の内と思っていたシーンが、意外と現場での偶然の集積によって生まれているところ。三宅監督の「監督の仕事ってほんと見えづらい」けど「強烈に面白い」という言葉が沁みる。

    黒沢清や蓮實重彦の話も多く、「かつて東京のさまざまな映画館で見かけた観客としての西島秀俊」の話もとてもおもしろかった。

    0
    2026年09月18日
  • 演出をさがして 映画の勉強会

    Posted by ブクログ

    トニスコ以外の章を読んだ(トニスコだけぜんぜん観てないので) 3人の勉強会の文字起こしはオンラインで見かけては食い入るように読んできたので書籍化とてもうれしい ブレッソンは特に去年全作完走したところ&ラルジャンをスクリーンで見返したばかりだったのでアツかった エルスールや非情城市も大好きだ 話が深く鋭く面白いというのは言うまでもなく、3人のフラットで遠慮がなくアクセルを踏むタイミングも意見を交換するタイミングも限りなく自由なやりとりの公平さが不思議な癒し効果を生んでいる この形式でこの世の全ての名作たちについて語り合ってほしい

    わたしの映画人生は濱口竜介『ハッピーアワー』を2018年に観たことから始まっていて、その5時間17分ある映画をそれぞれ違う友人と計7回観たこともあるくらい、映画の原点を(それは監督としても鑑賞者としても)濱口竜介に置いているのだけど、映画のつくり方に対する姿勢や振り返り方は三宅唱の方がずっと好きで、その違いを改めて噛み締めるラスト2章もよかった 濱口作品は裏話を聞いても見方があまり変わらない(というか自分の人生の写し鏡としてしか見れない)けど、三宅唱作品は裏話を聞けば聞くほど自分がその作品と親密になっていくように感じる どっちも好きだけど好きの方向がてんで違う 三浦さんも文章好きだし、改めてすごい3人だ あと100冊出してほしい

    0
    2026年06月05日
  • 自炊者になるための26週

    Posted by ブクログ

    自炊の良さを布教するためのオリジナルな内容。
    自炊による季節、食材の使い方、自分好みの発見という感動>自炊に関わる面倒さを実現するためにメニューやTipsを載せている。
    スープの塩分濃度は0.6%から増やしていく。
    調味だし:だし:醤油:みりん 20:1:1 から10:1:1に増やしていく。
    魚は全部こぶ締めなどの保存法でゆっくり食べることができる。柳葉包丁はあった方が良い。
    しめ鯖:策を手に入れ、塩を両面に真っ白になるくらいかけ20分億。流水で洗い流し米酢をかける。キッチンペーパーでくるんで40分-2時間冷蔵庫。

    0
    2025年07月06日
  • 自炊者になるための26週

    Posted by ブクログ

    自炊は面倒臭い。サイゼリアのミラノ風ドリアも信じられないくらい安くて美味しいし、回転寿司に行けば洗い物なんて気にせず美味しいお寿司もポテトも食べれる。自炊をすれば洗い物も発生するし、割高になることもあるし、おいしくできる保証もない。それでも、自炊をすると言うことは、毎日を少しだけ味わい深くする手段であり、自炊では得られない、食材本来の自然な香りと、その変化を楽しむことであると筆者はいう。いつも同じ味が食べられる、その安心感を指す意味でのおいしさを「C嗜好」つまり、コンフォタブルなおいしさである一方、調理方法や食材の質によって、可変性のある個々の味わい深さを楽しむのが「F嗜好」、フレーバー嗜好というわけである。筆者が提示してくれる毎週の課題をこなしながら、自炊者への一歩を踏み出し、料理の醍醐味を味わいたいものである。

    0
    2025年04月06日

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