乙川優三郎の作品一覧
「乙川優三郎」の「読楽」「あの春がゆき この夏がきて」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで200万冊以上配信中!
「乙川優三郎」の「読楽」「あの春がゆき この夏がきて」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
Posted by ブクログ
大学時代に英語を学び、ロゴスの世界にのめり込んでいった男女、主人公の男は翻訳家になり、ヒロインの女は同時通訳家になった。彼らは大学生の頃から、お互いに対し恋心を抱いていたが、2人ともそのことを打ち明けることはなかった。それぞれの仕事が順調に躍進する一方、会う時間も減り、お互いの人生がすれ違い始める。しかし、心の中にはいつも存在していた。
翻訳家と通訳家の仕事の喜びと苦悩を知ることができ、この本に表現された美しい言葉の旋律を読んで小説家の言葉の尊さを感じた。
言葉が深く、美しい文章も何度も噛みしめるように読み返した。
最後の衝撃の結末は涙腺を崩壊させた。
最後に第三者から手紙で語られる女の本当の想いと、衝撃の事実。
視点を変えて読んだ時、主人公の妻の視点など少し複雑な気持ちになる。
最後の結末を読み、この本にはさまざまな伏線は張り巡らされていると気づく。
もう一度、再読したらきっと新たな発見があると思う。
何度も読み返したいと思えるような構成であり、美しい文章が書かれた物語だった。