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ユーザーレビュー

  • 美を見極める力~古美術に学ぶ~

    Posted by ブクログ

    日本の古美術についていろいろ紹介。古美術を買う人の気持ちもなんとなくわかる。一時預かり人とう気概とそれと生きることができるかという問い。
    根来、焼経、茶道具、古筆と古画、その他焼きものや勾玉、土偶など。海外での日本美術についても。

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    2023年04月13日
  • 美を見極める力~古美術に学ぶ~

    Posted by ブクログ

    日本の古美術に対する視点やそれをとりまく状況について,主要なジャンルを例にリズムよくまとめられている.
    「侘び寂び」の一言で片付けられやすい日本の美観だが,現代日本人にはもはや共通の認識ではないので,本書のように古来の日本人の感性・文化と美観がどのように結びついているか真摯に解説いただけるのは嬉しい.

    また,随所に配置された白洲正子や小林秀雄の引用が美しい.
    特に「器物の終身刑」という言葉には考えさせられた.
    美術品は,その美故に遠ざけられる(展示物として扱われる)傾向があるが,こと茶碗等の器物については本来の役割がある.
    個人的な意見だが,茶道に関わる者としては,やはり「一時預かり人」とし

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    2020年05月02日
  • 美を見極める力~古美術に学ぶ~

    Posted by ブクログ

    日本人なのに、日本美術について語る言葉をいかに自分がもっていないかに気づかされた。
    日本美術は眺めるのでは不十分で、使ってこそ価値を発揮する。いつか使う側の人間になりたいものだ。

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    2022年01月27日
  • 旅する舌ごころ:白洲次郎・正子、小林秀雄の思い出とともに巡る美食紀行

    Posted by ブクログ

    父方の祖父母は白洲次郎・正子夫妻です。母方の
    祖父は文芸評論家の小林秀雄という、サラブレッ
    ド的系譜の著者。

    子どもの頃の記憶にある味を表現していますが、
    当時「これは」と思った味を文章にして伝えるこ
    とは簡単にできることではないと思います。

    しかもその内容のセンスが非常に良いのです。

    どんな高級料理の紹介でも嫌味がなく、憧れを
    持って読めます。

    超一流のグルメ本とは、こういうものだ、と知る
    一冊です。

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    2020年12月23日
  • 美を見極める力~古美術に学ぶ~

    Posted by ブクログ

    <目次>
    はじめに
    第1章  ハゲても焦げても割れても美しい
    第2章  日本美の粋 茶道具
    第3章  古筆と古画 切る美
    第4章  焼もの つれづれ
    第5章  海外からの眼差し

    <内容>
    古美術に造詣の深い著者。なんと白洲次郎、正子夫妻の孫。こういうものは若い頃からそれに触れて、見ていないと審美眼は育たないと思うが、文が割と平易で(むろん専門用語は多いので分からないところも多いが…)、読んでいて楽しかった。美術品は使うべしとか、日本美術はどこにあっても(海外でも)、ちゃんと管理され、鑑賞されているならよい、とか筋の通ったことを言っている。また説明に美術品の写真が貼付されているもの嬉しい。新書

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    2019年12月31日

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