【感想・ネタバレ】旅する舌ごころ:白洲次郎・正子、小林秀雄の思い出とともに巡る美食紀行のレビュー

あらすじ

2018年は、白洲正子没後20年。本書は、白洲正子の孫である文筆家・白洲信哉氏による、旅と食のエッセイ集です。京都、鎌倉、北陸、英国、ヨーロッパなど、旅の地で出会った食の恵みを旅の思い出とともに紹介。父方の祖父母・白洲次郎と正子、母方の祖父・文芸評論家の小林秀雄とのとっておきのエピソードも数多く登場します。巻末には、便利なお取り寄せリスト付き。

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Posted by ブクログ

父方の祖父母は白洲次郎・正子夫妻です。母方の
祖父は文芸評論家の小林秀雄という、サラブレッ
ド的系譜の著者。

子どもの頃の記憶にある味を表現していますが、
当時「これは」と思った味を文章にして伝えるこ
とは簡単にできることではないと思います。

しかもその内容のセンスが非常に良いのです。

どんな高級料理の紹介でも嫌味がなく、憧れを
持って読めます。

超一流のグルメ本とは、こういうものだ、と知る
一冊です。

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2020年12月23日

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