作品一覧

  • 小説出光佐三 ~燃える男の肖像~
    -
    1巻1,540円 (税込)
    独特の思想をもとに、日本で有数の大石油会社・出光興産を築いた男の反骨の生涯。 『黒部の太陽』で知られる木本正次によるノンフィクション小説の名作が、新装版で復刊。 日本有数の大会社である出光興産を一代で築き上げ、人間中心の事業経営を生涯実践した出光佐三。 その人となりや仕事に対する向き合い方を丹念にまとめた『小説出光佐三』。 取材力に定評のあったジャーナリスト・木本正次が著した本書は、小説の体裁をとっていつつも、「出光佐三伝」と記してもかまわないと出光佐三本人が言うほど内容の濃い作品となっており、記された言葉のいたるところから、今日のビジネスシーンにも通じる出光佐三の人間性を垣間見ることができます。 ▼出光佐三の言葉(本文より抜粋) 「僕は、商人というものは、顧客に利益を与えるべきものだと考えている。 顧客に利益を与え続けて、その中で、自分も生きて行くのだ。」 「資本は人だ。 第一にも第二にも第三にも第四にも、『人』が資本なんだ。 金というものは、第五か第六に来るものなんだ。」 「石油の配給が、真の目的なのではない。 ただ人間の真に働く姿を示して、国家天下に示唆をあたえるのだ。」 戦中戦後、数々の苦難を乗り越えた出光の言葉には、本当のゆたかさとは何か、私たち人間は何を大切にして生きていくべきなのか、またこれからの日本人はどのようにあるべきか…といったヒントも詰まっています。 人間尊重を掲げ続けた出光佐三の生き様を、ぜひ本書にて体感してください。
  • comic J・F・ケネディ1
    完結
    4.0
    全3巻440円 (税込)
    栄光を一身に担い、大統領に就任したケネディ。 ベルリンの壁、人種問題、核ミサイル、キューバ危機など、 次々に襲いかかる困難を不屈の意思で乗り越えた、 その激動の生涯を描く!
  • comic J・F・ケネディ 大合本 全3巻収録
    完結
    -
    全1巻1,320円 (税込)
    【全3巻収録】栄光を一身に担い、大統領に就任したケネディ。 ベルリンの壁、人種問題、核ミサイル、キューバ危機など、 次々に襲いかかる困難を不屈の意思で乗り越えた、 その激動の生涯を描く!
  • ジョン・F・ケネディ~アメリカンドリームの栄光と悲劇~ 1
    完結
    -
    全4巻220円 (税込)
    のちの第三十五代アメリカ大統領、ジョン・F・ケネディが、様々な試練や葛藤を繰り返しながら少年から青年へ成長し、最終的に暗殺されるまでをドキュメンタリータッチで描く壮大なヒューマンストーリー。第二次世界大戦の勃発後、父ジョーゼフに懇願し海上の実戦部隊に配属された若きケネディ。中尉に昇進した彼がレーダー無しの魚雷艇「PT109」に乗り込み暗黒の海原へ旅立った矢先、日本軍の駆逐艦「天霧」と不意の衝突。乗組員全員が海に投げ出されてしまった…!!
  • 黒部の太陽
    3.7
    1巻831円 (税込)
    1千万人に及ぶ巨大な人間の集団が働いた黒部の谷底。そそり立つコンクリートの岩壁に積み重なった7年の歳月の重さ―。黒部ダムを含む黒部川第四発電所の建設プロジェクト(通称くろよん)は、戦後の経済復興の本格化に伴う電力不足を受け、昭和31年に着手、38年に完成した。高さは186メートルで国内一。昭和39年、毎日新聞に連載された同名の記録小説に、数十枚の加筆を行ったこの作品は、「黒四で苦労した大勢の人たちの、人間の記録を書きたい。この工事で殉職した171人の人々のために、紙碑を立てたい」という著者、木本正次の強い意志によって産み出された。当時の関西電力会長、太田垣士郎は「ぜひ、生きた、血の通った文学の碑を立ててください。殉職者に限らず、黒四で苦労した人たちのために、どうか人間の記録を残してください」と答えたという。三船敏郎、石原裕次郎主演、熊井啓監督の大作映画の原作小説。
  • 士魂商才の経営者 出光佐三語録
    3.9
    1巻640円 (税込)
    出光は、金を儲けようと出立したものではない――出光興産の創業者・出光佐三は、若くして黎明期の石油業に飛び込み、苦闘を重ねて大陸まで拡大した会社資産を、敗戦ですべて喪失。だが「社員は家族である」と語り、一人もクビを切らず、占領下の日本で国際石油メジャーを相手にあらゆる圧力を跳ね除け、独立自尊を貫いた。とくに1953年(昭和28年)の「日章丸事件」では、英国に海峡封鎖されたイランから石油の直接買い付けに成功、世界を驚嘆させた。「尊重すべき人間は、愛の手で育つ」「少数精鋭主義を唱えて、できの悪いものを首切るのは、真の少数精鋭ではなく、利己主義である」「働いて、自分に薄く、その余力をもって人のために尽くせ」など、命をかけて時代と戦った経営者の信念と実践からにじみ出た言葉は、時代を超えて読む者の胸を打つ。解説は、ベストセラー『海賊とよばれた男』で出光佐三をモデルとし、感涙の物語を紡いだ百田尚樹氏。

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ユーザーレビュー

  • 黒部の太陽

    Posted by ブクログ

    ”「順ちゃん、看病もろくにしてやれなくて、済まなかった。でもお父さんは……順ちゃんのおかげでトンネルが出来上がったんだよ。アルプスの山の真下を抜いてねえ……」”
    戦後の電力需要が急激に増加している日本において、黒部ダムの建設は必須であった。本書はそんな黒部ダム建設に命をかけて挑む男たちの戦いの物語である。当時513億円、7年の後期をかけて作られた黒部ダムには数々のドラマが存在する。
    本書を読めば黒部観光に行きたくなる。

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    2024年10月23日
  • 士魂商才の経営者 出光佐三語録

    Posted by ブクログ

    『海賊とよばれた男』百田尚樹著が面白かったので、政治家名はそのまま本物が使われてたけど、ご本人の言葉や実際の会社名、人物名が知りたくなって…。

    あの会社が意地悪してたのかぁ!などなど、出光ワールドに完全にドはまりましたw

    「次に転職考えるなら出光だなぁ」とか、妄想も楽しい♪w

    まぁ、あまりのスケールの大きさに、自分の人生の参考になるかは別として。

    0
    2015年03月21日
  • 黒部の太陽

    Posted by ブクログ

    黒部ダム建設の苦闘を描き切る感動作。登場人物の内面にまで踏み込んだ描写は深く静かな感動を残す。これは読むべき本ですね。

    0
    2014年07月30日
  • 士魂商才の経営者 出光佐三語録

    Posted by ブクログ

    『海賊とよばれた男』の主人公・国岡鐵造のモデルとなった人物、
    出光興産の創始者、出光佐三氏についての一冊。

    タイトルには「語録」とありますが、発せられた状況も一緒に描かれています。
    それだけに、足跡を追体験できるような感覚にも包まれました。

     「生産者と消費者の中間に立って、これを直結して双方の利益を考える、
      配給者としての商人だけが残る」

    元は30年前に書かれたものですが、決して古びていない内容で、
    今でも、、いや今だからこそ、大事にしたいモノをたくさん受取った気がします。

     「黄金の奴隷になるな」

    『海賊と~』にハマった方であれば、同じようにのめりこめる一冊かと。
    そして百田

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    2013年03月27日
  • 黒部の太陽

    Posted by ブクログ

    あの「クロヨン・ダム」を描いた「黒部の太陽」を読みました。ホントは石原裕次郎の映画を見たかったのですが、DVDを買おうとするとボックスセットしかなかったのでとりあえず原作を読みました。
    とっても面白かったです。原作は昭和39年に書かれた新聞小説とのことですが、その前年に7年の歳月をかけて完成した黒部ダム建設工事の苦労を書かれたわけですから、当時はたいへんな注目を集めたのではないでしょうか。
    当時の熱気がそのまま伝わってくるような文章で一気に読んでしまいました。
    books169

    0
    2012年08月14日

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