作品一覧

  • ファン・ゴッホ 自然と宗教の闘争
    -
    1巻3,960円 (税込)
    日本のゴッホ研究の第一人者によるゴッホ論。 著者の大阪大学教授・圀府寺氏は、日本のゴッホ研究の第一人者。「ゴッホを狂気の天才という孤立した見方でなく、美術の歴史の一部として見直そう」とする立場で四半世紀にわたり研究してきました。ゴッホの母国オランダでも高く評価され、権威ある研究賞を受賞しています。本書は、著者の研究の集大成といえる渾身の書き下ろしです。少年期のゴッホに影響を与えた19世紀オランダ「牧師文化」に初めて着目し、太陽、ひまわり、掘る人など、繰り返し絵に登場する題材の変貌から、その生涯と画業が「キリスト教対自然」の壮絶な葛藤であったことが明らかになります。巻末に、著者が分類したゴッホ全作品のモティーフ(題材)と制作年の貴重な一覧表を付けました。 ※この作品は一部カラー写真が含まれます。 ※この作品の容量は、48.6MB(校正データ時の数値)です。
  • ゴッホ
    4.7
    1巻1,320円 (税込)
    低・中学年から楽しく読める伝記シリーズ第12巻。激動の人生の中で、絵画に情熱を注いだ芸術家、ゴッホの伝記物語。巻頭には一目で分かる人物ガイド、巻末には偉人がより身近になるとじこみ新聞つき。カラーイラストも充実。
  • ユダヤ人と近代美術
    5.0
    1巻1,298円 (税込)
    本書に登場するのは、時代と場所に恵まれ、才能と運に恵まれ、歴史に名を残すことになった一握りのユダヤ系芸術家たちである。有史以来、離散、追放、移住、迫害を余儀なくされてきた人々は、どのようにして美術という世界と関わり、そこに自らの生を託してきたのか――。これまで、いくつかの理由で語られることのなかった〈美術をめぐる静かな闘争〉を綴った貴重な物語。
  • ファン・ゴッホ 日本の夢に懸けた画家
    4.7
    1巻1,188円 (税込)
    ファン・ゴッホは、生きることの難しい人間だった。高い理想、激しい気性、有り余る情熱ゆえ、学校にも職場にも教会にもなじめず、やがて画家の道だけが残る。ハーグ派、印象派、浮世絵版画との出会いに導かれ、駆け抜けた37年の短い生涯。その心中には、孤高の理想を憧れの地「日本」に託しつづけた、ユートピアへの儚い希望があった。主要作品をオールカラーで辿り、残された手紙によって画家の人生を浮かび上がらせる決定版。
  • まんが人物伝 織田信長
    -
    1~28巻1,034~1,298円 (税込)
    うつけ(ばか者)とよばれた少年・信長は、わくにはまらない革新的な考えの持ち主だった。桶狭間の戦いや長篠の戦いなど、新しい戦法で混乱の戦国時代にめきめきと頭角を現していく。はたして信長は天下統一することはできるのか…!? ■『織田信長』監修 山本博文先生のポイント紹介 尾張(愛知県)・美濃(岐阜県)を支配下に入れた織田信長は、足利義昭を奉じて京都に上り、周囲の戦国大名を打ち破り、義昭も追放してほぼ天下を手中にします。その生涯は戦いの連続で、今回の人物伝では、駿河の今川義元を討った桶狭間の戦い、鉄砲を有効に使って武田勝頼を撃退した長篠の戦いなど、信長の多くの戦いを、確かな史料で再現しています。なぜ信長が強かったのかを考えながら読んでください。 ■目次 第1章 大うつけとよばれた男 第2章 「天下布武」のはじまり 第3章 信長包囲網 第4章 宿敵・武田との戦い 第5章 本能寺の変
  • 小学館版 学習まんが人物館 ゴッホ
    4.1
    1巻715円 (税込)
    太陽を愛した「ひまわり」の画家。 激しい感情ゆえに悲劇の死をとげたゴッホの生涯を数数の作品も交えて描くまんが人物伝。 画商、教師、牧師…。さまざまな職業に失敗したゴッホは、やがてキャンバスの上に、彼だけしか描けない美しい世界を造り上げた。10年間に2000点もの作品を残した炎の画家ゴッホの、短くも感動的な37年の人生。 <シリーズ説明>政治家、武将、科学者、まんが家など、知っておきたい日本と世界の人物をまんがと解説で紹介。貴重な資料をもとに、綿密な時代考証で裏うちし、それぞれの輝かしい生涯をシナリオライターとまんが家の共同作業で忠実に再現しています。 この作品の容量は、64.2MB(校正データ時の数値)です。 【ご注意】  ※本書電子版には、底本の資料編は掲載されていません。 ※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 ※この作品は一部カラーが含まれます。

ユーザーレビュー

  • ファン・ゴッホ 日本の夢に懸けた画家

    Posted by ブクログ

    ゴッホの絵を、すごい、なんて言葉でまとめてはいけないと思った。天才なんて言葉でまとめてはいけないと思った。
    幼い頃から、社会で生きにくい特殊性をもち、しかし慈愛のような自己愛のような人間の醜さをもち、他者の感情に敏感に生きるような。
    なんでそんなに辛いんだ、と、思ってしまうほど、痛々しく思った。
    同時に、今も彼の作品と、彼の生涯を見れることに、最大限の敬意と感謝を。

    0
    2025年09月05日
  • ファン・ゴッホ 日本の夢に懸けた画家

    Posted by ブクログ

    ゴッホは「超」筆まめ。デッサン入りの手紙を山のように書いた。とくに弟のテオあての手紙は600通以上が残る。これらの手紙によって、どの絵をいつどのような意図でどのように制作したか、なにに迷い、なにを思っていたかがわかる。
    パリ時代の2年間は手紙がほとんどない(なぜならテオと同居していたから)ため、この時期をどう記述するかが腕のみせどころとなる。本書は、ゴッホがパリで印象派からなにを得たか、パリで出会った浮世絵が「触媒」として彼をどう刺激したかが論じられている。
    過不足なく、しかもコンパクト。ゴッホの入門書として最上。

    0
    2025年05月02日
  • ファン・ゴッホ 日本の夢に懸けた画家

    Posted by ブクログ

    心から購入して良かったと感じる一冊。今後も何度も読み返すと思う。
    ゴッホの人生、作品、手紙を時系列に沿って非常に分かりやすく、且つ細かい情報まで記載されているので、当時の情景やゴッホの心情を想像しながら読める一冊です。
    事実が曖昧で憶測でしか語ることができないような部分も、筆者の単なる妄想ではなく、様々な背景や状況を踏まえて合理的に推測されているので説得力があり、とても読みやすかった。

    0
    2025年02月20日
  • ゴッホ

    Posted by ブクログ

    自分について悩んでいる人にオススメ。辛くて苦しい人生でも、まっすぐ努力していくことが出来るのは、幸せなことだということを教えてくれます。

    0
    2025年01月20日
  • ファン・ゴッホ 日本の夢に懸けた画家

    Posted by ブクログ

    ゴッホが今日評価される所以は「多くの手紙が残されてるが故に画家の心情や技法などが詳細に解説されているから」というのはなるほどなぁと思った。狂気の画家という印象が強かったが、随所に引用される手紙からは生真面目で悩みやすい性格、そして文才が読み取れる。著者も日本語訳に関わったという書簡集は、近年多くの時間をかけて改定されたらしい。そちらも1度見てみたい。

    また、ゴッホと言うと印象派のイメージが強かったが、伝道師を目指して挫折した彼は「宗教」から脱しきれず、絵の中にも様々なモチーフが隠れているというのは知らなかった。これを機に、そういった観点からもゴッホの絵を鑑賞してみようと思う。

    0
    2024年11月03日

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