ファン・ゴッホ 日本の夢に懸けた画家

ファン・ゴッホ 日本の夢に懸けた画家

1,188円 (税込)

5pt

ファン・ゴッホは、生きることの難しい人間だった。高い理想、激しい気性、有り余る情熱ゆえ、学校にも職場にも教会にもなじめず、やがて画家の道だけが残る。ハーグ派、印象派、浮世絵版画との出会いに導かれ、駆け抜けた37年の短い生涯。その心中には、孤高の理想を憧れの地「日本」に託しつづけた、ユートピアへの儚い希望があった。主要作品をオールカラーで辿り、残された手紙によって画家の人生を浮かび上がらせる決定版。

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ファン・ゴッホ 日本の夢に懸けた画家 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ゴッホの絵を、すごい、なんて言葉でまとめてはいけないと思った。天才なんて言葉でまとめてはいけないと思った。
    幼い頃から、社会で生きにくい特殊性をもち、しかし慈愛のような自己愛のような人間の醜さをもち、他者の感情に敏感に生きるような。
    なんでそんなに辛いんだ、と、思ってしまうほど、痛々しく思った。

    0
    2025年09月05日

    Posted by ブクログ

    ゴッホは「超」筆まめ。デッサン入りの手紙を山のように書いた。とくに弟のテオあての手紙は600通以上が残る。これらの手紙によって、どの絵をいつどのような意図でどのように制作したか、なにに迷い、なにを思っていたかがわかる。
    パリ時代の2年間は手紙がほとんどない(なぜならテオと同居していたから)ため、この

    0
    2025年05月02日

    Posted by ブクログ

    心から購入して良かったと感じる一冊。今後も何度も読み返すと思う。
    ゴッホの人生、作品、手紙を時系列に沿って非常に分かりやすく、且つ細かい情報まで記載されているので、当時の情景やゴッホの心情を想像しながら読める一冊です。
    事実が曖昧で憶測でしか語ることができないような部分も、筆者の単なる妄想ではなく、

    0
    2025年02月20日

    Posted by ブクログ

    ゴッホが今日評価される所以は「多くの手紙が残されてるが故に画家の心情や技法などが詳細に解説されているから」というのはなるほどなぁと思った。狂気の画家という印象が強かったが、随所に引用される手紙からは生真面目で悩みやすい性格、そして文才が読み取れる。著者も日本語訳に関わったという書簡集は、近年多くの時

    0
    2024年11月03日

    Posted by ブクログ

    ゴッホの若い時からの生い立ち、考えがまとめられた本。

    ゴッホが情緒不安定で耳を切ったりしてたのは知っていたが、若い時から激しい性格で女性に対しても執拗であったりなど、よりリアルなゴッホを知ることができた。そしてゴッホの絵の価値を高めているものに、膨大な量の手紙があるというのもまた面白い。

    絵とい

    0
    2023年11月26日

    Posted by ブクログ

    ゴッホ展のミュージアムショップでこの本を見つけました。
    とても丁寧にゴッホの生涯が描かれ、代表作はカラーで掲載されているので、分かりやすいです。
    弟テオとの関係、ゴッホ自身の生きづらさ、日本への憧れ。とても興味深いです。

    0
    2019年12月15日

    Posted by ブクログ

    中途半端なゴッホの解説本ではなかった。
    中心的なものを浮き彫りにして、ゴッホはなぜ?
    を詳しく述べているのが特徴で、いい本に出会った気がした。

    ゴッホは、27歳から描き始めて37歳で生涯を閉じる。
    わずか、10年の間に、画家としての才能が開いた。
    しかし、経済的には苦しく、弟テオの仕送りで生活して

    0
    2019年10月18日

    Posted by ブクログ

    ファン・ゴッホー僕には世界がこう見えるー360°体感型デジタル劇場、第二弾。ようやく体感してきました。平日午前予約だったからか、余裕があって、場所を変えて3回見ることが出来ました。ゴッホの作品の中に身を置く、感性が新しいなあ、若いなあと思いながらゆったりした時間でした。
    で、せっかくなのでショップで

    0
    2022年12月04日

    Posted by ブクログ

    ゴッホ展に行くので予習のために読んだ。

    わたしはゴッホについて何も知らない。なんか耳を切った変な人、ひまわりを描いた人、くらいしか知らない。本書を読んだ直後は悲しい気持ちになってしまった。

    本書はゴッホの人生について、手紙と絵画、そしてゴッホを取り巻く環境をベースに語られている。ゴッホの生きづら

    0
    2021年11月22日

    Posted by ブクログ

    正直期待していなかったのだが、しっかりとしたゴッホの人生を辿る一冊だった。
    彼の画家になるまでと、画家になってからの10年の要点をまとめ、手紙や彼の絵から、画家本人の感情や宗教、家族や人間関係という彼自身の人生を垣間見ることができる。
    書簡集も読んでみたい…

    0
    2019年11月25日

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