作品一覧

  • にわか〈京都人〉宣言 東京者の京都暮らし
    3.3
    1巻946円 (税込)
    「京都は深く、そして裏がある。それが書かれてしまった。」――磯田道史さん推薦! 旅行で巡るのとは大違い。元・文芸誌編集長が、暮らしてわかった「住まい」としての京都の姿 出版社を定年退職し、新たな生活を始めていた元「小説新潮」編集長のもとに、 京都の大学から教授の誘いが来た。こうして東京者の「京都生活」が始まる! 観光として訪ねる京都と、住む町としての京都は大違い。 地元では当たり前の「地蔵盆」の存在、 気まぐれすぎる気候、 ほんの少し歩くだけでも感じられる歴史の名残、 謎のスーパーと変わった品揃え、 独自に育まれた「京都中華」、 そして常に「よそさん」が来る町で暮らすことで育まれた京都人の気風……。 観光ガイド・ブックには載っていない京都の姿を綴る、文化エッセイ。 【目次】 はじめに 第一章 京都暮らしが始まった 第二章 洛中で暮らしてみたら 第三章 文芸編集者としての京都 第四章 住んでわかった「食」事情 第五章 観光ではわからない、必須「生活」情報 第六章 関西の「ハブ都市」、京都 第七章 「京都人になる」ということ おわりに
  • 作家という病
    3.3
    1巻990円 (税込)
    どこかしら「過剰」だからこそ作家なのだ--。小説新潮の編集に約30年携わり、同誌の編集長もつとめた著者が、鬼籍に入った思い出深い著者たちの記憶をたどる。渡辺淳一、山村美紗、遠藤周作、水上勉、井上ひさし、城山三郎、久世光彦……総勢21名の作家たちのそれぞれの業(ごう)を秘話満載で描く。(講談社現代新書)
  • ザ・流行作家
    3.0
    1巻1,672円 (税込)
    エロ小説の大家・川上宗薫と木枯らし紋次郎の笹沢左保。今や懐かしさすら漂う二人の流行作家。銀座に通い複数の女性と関係を持ちつつ月産1000枚超の小説を書き続けた豪傑たち。今は絶滅した「流行作家」という豪傑種と長年密接につきあってきた著者が、人となりから知られざるエピソードまでを縦横に書き下ろす。

ユーザーレビュー

  • にわか〈京都人〉宣言 東京者の京都暮らし

    Posted by ブクログ

    京都出身の私にとってもポイントをついている思わせる内容でした。SIZUYAの「カルネ」を取り上げたところなど中々やるなと思いました。

    0
    2020年06月15日
  • 作家という病

    Posted by ブクログ

    校條と書いて「めんじょう」と読むのだそうだ。編集者として関わってきた作家たちの姿を活写していて引き込まれた。それにしても編集者出身の作家の多いこと!

    0
    2015年08月23日
  • にわか〈京都人〉宣言 東京者の京都暮らし

    Posted by ブクログ

    元文芸誌編集長が定年後に京都の大学教員になったため、京都に住んだ話。

    『観光ではわからない「生活の場」としての京都の姿』と、帯にあった通り、住んでみて知った京都の数々が書かれている。

    『京都は深く、そして裏がある。それが書かれてしまった』という帯の推薦文句があったが、そうねー、京都に裏があるのは重々承知。

    観光目的ではなく、住んでみての感想という感じで読むと楽しいかな。
    「あ、そうそう(笑)」と思う部分も多々。

    以前、ウィークリーマンションを借りた時、フレスコをよく使ったなー。。。懐かしい。。

    0
    2021年07月24日
  • にわか〈京都人〉宣言 東京者の京都暮らし

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    <目次>
    第1章  京都暮らしが始まった
    第2章  洛中で暮らしてみたら
    第3章  文芸編集者としての京都
    第4章  住んでわかった「食」事情
    第5章  観光ではわからない、必須「生活」事情
    第6章  関西の「ハブ都市」、京都
    第7章  「京都人になる」ということ

    <内容>
    どこが狙いなのか、少しわからないところがある。基本的には、「よそもの」が京都に住むときに。気を付けるべきところ、生活のポイント、などをつづった本。しかし、そういう人が多いという読みなのかな?(自分の憬れてはいるが…)。文芸編集者らしい片りんも見える。最終的な答えは、「住んでみなはれ」なのだが、恐れることはない。しかし、奥

    0
    2020年06月19日
  • 作家という病

    Posted by ブクログ

     元「小説新潮」編集長による、大衆小説作家たちの素顔。タイトルが某社のバカ編集者が出したゴミみたいな本からの丸パクリであり、それだけでも評価が下がるのだが、最後に西村寿行や山村美紗と編集者たちの異常な関わり方が読めてとてもおもしろい。繰り返すが、タイトルはセンスが悪すぎる。

    0
    2018年12月11日

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