【感想・ネタバレ】作家という病のレビュー

あらすじ

どこかしら「過剰」だからこそ作家なのだ--。小説新潮の編集に約30年携わり、同誌の編集長もつとめた著者が、鬼籍に入った思い出深い著者たちの記憶をたどる。渡辺淳一、山村美紗、遠藤周作、水上勉、井上ひさし、城山三郎、久世光彦……総勢21名の作家たちのそれぞれの業(ごう)を秘話満載で描く。(講談社現代新書)

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Posted by ブクログ

校條と書いて「めんじょう」と読むのだそうだ。編集者として関わってきた作家たちの姿を活写していて引き込まれた。それにしても編集者出身の作家の多いこと!

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2015年08月23日

Posted by ブクログ

 元「小説新潮」編集長による、大衆小説作家たちの素顔。タイトルが某社のバカ編集者が出したゴミみたいな本からの丸パクリであり、それだけでも評価が下がるのだが、最後に西村寿行や山村美紗と編集者たちの異常な関わり方が読めてとてもおもしろい。繰り返すが、タイトルはセンスが悪すぎる。

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2018年12月11日

Posted by ブクログ

昭和の香りたっぷりの回顧録。中間小説誌がバンバン売れていた時代の「流行作家」たちの姿が、名物編集者によって描かれている。既に鬼籍に入った方たちばかりだが、これからも読まれ続ける作家は、さあ、はたして何人いるのだろうか。

生前には語られることのなかった逸話もあるのだが、暴露的な感じはなく読みやすいが、同時に身内話的な生ぬるさをを生んでいるように思ってしまった。

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2016年09月26日

Posted by ブクログ

作家とは一般の人とは違うというのはわかったが、今一歩踏み込みが物足らなかった。でも一編集者では無理なのかもしれない。

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2016年02月27日

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