校條剛のレビュー一覧

  • にわか〈京都人〉宣言 東京者の京都暮らし

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    京都出身の私にとってもポイントをついている思わせる内容でした。SIZUYAの「カルネ」を取り上げたところなど中々やるなと思いました。

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    2020年06月15日
  • 作家という病

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    校條と書いて「めんじょう」と読むのだそうだ。編集者として関わってきた作家たちの姿を活写していて引き込まれた。それにしても編集者出身の作家の多いこと!

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    2015年08月23日
  • にわか〈京都人〉宣言 東京者の京都暮らし

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    元文芸誌編集長が定年後に京都の大学教員になったため、京都に住んだ話。

    『観光ではわからない「生活の場」としての京都の姿』と、帯にあった通り、住んでみて知った京都の数々が書かれている。

    『京都は深く、そして裏がある。それが書かれてしまった』という帯の推薦文句があったが、そうねー、京都に裏があるのは重々承知。

    観光目的ではなく、住んでみての感想という感じで読むと楽しいかな。
    「あ、そうそう(笑)」と思う部分も多々。

    以前、ウィークリーマンションを借りた時、フレスコをよく使ったなー。。。懐かしい。。

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    2021年07月24日
  • にわか〈京都人〉宣言 東京者の京都暮らし

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    ネタバレ

    <目次>
    第1章  京都暮らしが始まった
    第2章  洛中で暮らしてみたら
    第3章  文芸編集者としての京都
    第4章  住んでわかった「食」事情
    第5章  観光ではわからない、必須「生活」事情
    第6章  関西の「ハブ都市」、京都
    第7章  「京都人になる」ということ

    <内容>
    どこが狙いなのか、少しわからないところがある。基本的には、「よそもの」が京都に住むときに。気を付けるべきところ、生活のポイント、などをつづった本。しかし、そういう人が多いという読みなのかな?(自分の憬れてはいるが…)。文芸編集者らしい片りんも見える。最終的な答えは、「住んでみなはれ」なのだが、恐れることはない。しかし、奥

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    2020年06月19日
  • 作家という病

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     元「小説新潮」編集長による、大衆小説作家たちの素顔。タイトルが某社のバカ編集者が出したゴミみたいな本からの丸パクリであり、それだけでも評価が下がるのだが、最後に西村寿行や山村美紗と編集者たちの異常な関わり方が読めてとてもおもしろい。繰り返すが、タイトルはセンスが悪すぎる。

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    2018年12月11日
  • 作家という病

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    昭和の香りたっぷりの回顧録。中間小説誌がバンバン売れていた時代の「流行作家」たちの姿が、名物編集者によって描かれている。既に鬼籍に入った方たちばかりだが、これからも読まれ続ける作家は、さあ、はたして何人いるのだろうか。

    生前には語られることのなかった逸話もあるのだが、暴露的な感じはなく読みやすいが、同時に身内話的な生ぬるさをを生んでいるように思ってしまった。

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    2016年09月26日
  • 作家という病

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    作家とは一般の人とは違うというのはわかったが、今一歩踏み込みが物足らなかった。でも一編集者では無理なのかもしれない。

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    2016年02月27日
  • ザ・流行作家

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    笹沢左保氏の講演を学生時代聴いた記憶がある。どんな内容だったかは覚えていないが。
    結構生々しい話題が出てくる。

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    2015年08月15日
  • ザ・流行作家

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    笹沢左保、川上宗薫という二人の「流行作家」を追った一冊。
    二人の生き方が交錯してる訳でもなく、ただ、並列に描かれている気がする。
    何となく意図は判る気がするが、そう、引き込まれなかった。
    凄い人達だと思う。
    今は確かに、こういう生き方は立ち行かないだろうね。

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    2014年01月25日
  • ザ・流行作家

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    小説誌の黄金時代に新潮社に入社し、流行作家だった笹沢佐保、川上宗薫の担当になった著者が、ふたりの思い出を語る本。

    酒と女に耽溺して月産1000枚。想像を絶しているけれど、多作の割には賞とはあまり縁がなかったふたり。

    好き放題やってきながらも、人生を振り返って「ああいい人生だった」とはとても言えない晩年が人の世のはかなさを実感させる。

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    2013年05月18日