作品一覧

  • カラー図解 アメリカ版 大学地球科学の教科書 固体地球編(上)プレートテクトニクス・鉱物と岩石・火成岩・火山
    値引きあり
    -
    1~2巻1,617円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 アメリカの名門大学が採用する「世界基準」の教科書!   『カラー図解 アメリカ版 大学地球科学の教科書』シリーズは、米国の地球学教科書『UNDERSTANDING EARTH』(8th edition)を全3巻の構成で翻訳したものである。我々の地球がどのように成り立ち、どのようなダイナミズムで進化してきたのかが、最先端の情報とともに、非常にわかりやすく解説されている。  第1巻と第2巻では、プレートテクトニクスから、マントル対流など地球内部の動き、それらによって生みだされる火山や地層、岩石変成など、地球の固体部分の大きな仕組みが手に取るように理解できるつくりになっている。  また、第3巻では、大気・海洋の大循環システムから、いまや避けられない関心事である温暖化、マクロ的視点でとらえた気候大変動など、地球の表層部分の大きなメカニズムを中心に学べるようになっている。  本シリーズは、基礎から専門的な知識までしっかりと学びたい高校生や大学生の教科書として最適であるだけでなく、さらに専門的な地球科学、惑星科学、地質学の科学書を知解するための基本知識を得ることのできる、科学に興味のある、あらゆる読者のための良質な入門書である。
  • 地球46億年 気候大変動 炭素循環で読み解く、地球気候の過去・現在・未来
    値引きあり
    4.4
    1巻924円 (税込)
    地球46億年気候大変動の謎に迫る・地球を「生命の星」に変えた大酸化イベントはなぜ起きたのか? ・温室効果ガスは現在のなんと6倍! 白亜紀の超温暖化を引き起こした犯人は ・1000年以上、待機から二酸化炭素を隔離する驚異の熱塩循環とは ・最短で数年で10℃以上の寒冷化が起きた「意外な理由」 ・「温暖化が進めば、海面が10~60m上0m上昇」東京水没を示唆する最新シミュレーションの中身

ユーザーレビュー

  • 地球46億年 気候大変動 炭素循環で読み解く、地球気候の過去・現在・未来

    Posted by ブクログ

    最新の研究結果が丁寧に説明されている。特に、新世代の気候変動のメカニズムが詳細にわかってきたと感じた。

    大気中の酸素量は、25~20億年前の大酸化イベント(GOE)、7~5億年前の原生代後期酸化イベント(NOE)で急上昇した。25億年前までには本格的なプレートテクトニクスが始まっており、相当大きな大陸地殻が形成されていたが、鉄やマグネシウム、還元態硫黄を多く含む苦鉄質岩(玄武岩)でできていたため、大気中の酸素濃度は上昇しなかった。25億年前に大規模なプレートの沈み込みによってマントルに大量の水が供給され、玄武岩質のマグマがケイ長質岩に置き換わったため、酸素が消費されなくなり、大気中の酸素濃度

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    2022年10月06日
  • 地球46億年 気候大変動 炭素循環で読み解く、地球気候の過去・現在・未来

    Posted by ブクログ

    地球46億年 気候大変動 炭素循環で読み解く、地球気候の過去・現在・未来。横山祐典先生の著書。世界中の名門大学で学ばれて世界中の研究所で研究員として気候変動についての研究生活をされてきた横山祐典博士のお話だからすごく説得力がある。温暖化が進めば自分が住む場所が水没するというシミュレーションを見ればびっくりする人も多いはず。気候変動や温暖化というキーワードに少しでも興味がある人が気候変動の第一人者である横山祐典博士から気候変動や温暖化を一から学べる良書。

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    2022年06月27日
  • 地球46億年 気候大変動 炭素循環で読み解く、地球気候の過去・現在・未来

    Jan

    購入済み

    過去の気候変動がよく分かる

    地球の気候がなぜ変動するのか、何が原因なのか、一体どれぐらいのスパンで変わって来たのか。
    これらの疑問に対して現在までに分かってきたことが、とても詳しく書かれている。

    気候変動を知るには古気候を知る必要があると思う。古気候が分かっていないと、現在の気候変動も理解ができない。
    今年の夏が暑いから温暖化だ、といった単純な話ではないと言うことだ。
    温暖化が進むと言われているが、もしかするとグリーンランドの氷床が溶けて反対に寒冷化するかもしれないのだから。

    今後温暖化するにしても寒冷化するにしても、人間が今の生活レベルを保てるほどの緩やかなものであれば問題ないだろうが、極端なものとなった場合に10

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    2020年06月20日
  • 地球46億年 気候大変動 炭素循環で読み解く、地球気候の過去・現在・未来

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    地球の気候学を俯瞰できる好著。観測機器の発達やサンプル採取の苦労から論理構成まで凝縮してある。

    短いスケールの気候変動…主に大気海洋雪氷圏の循環で考える。エキソジェニックシステム。
    1000万年超の長いスケールの気候変動…固体地球の中の循環で考える。マントルと地殻、プレートテクトニクスなど。エンドジェニックシステム。

    「古代地球の温度を推定する」 化石には放射性同位元素がわずかに含まれている。試料採取方法やそこから分析用のガスを作るやり方の工夫を経て、放射性同位元素の割合で当時の気温がわかるようになった。しかし、地球が寒冷化したと思われる時期の海水温を復元したところ、マイナス3度というあり

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    2019年03月03日
  • 地球46億年 気候大変動 炭素循環で読み解く、地球気候の過去・現在・未来

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    地球科学の復習と、最新学説のアップデートのために購読。

    感想としては、地球科学も、時間分解能が飛躍的に高まっている。数年や10年単位の変動をも説明しようとしている。
    一方、大きなテーマは開拓されておらず、既存学説の補完や、隙間を埋める研究だなという感じ。20年前に漠然と感じた事が、やはりそうなったんだなあ。
    ただ、面白いしこれからますます大事だからこれからもウォッチする。

    以下、要点。

    ・炭素循環や、氷床の挙動が、気候変動を起こす。
    ・10万年周期で規則正しい起こる気温と温室効果ガスの変動の要因は、解明されていない。
    ・数年〜数10年という短い周期の気候変動は、氷床の融解が海洋の熱塩循環

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    2020年05月04日

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