小野寺百合子の作品一覧
「小野寺百合子」の「ムーミン全集[新版]」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで200万冊以上配信中!
「小野寺百合子」の「ムーミン全集[新版]」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
小説・文芸
Posted by ブクログ
とても好きなムーミン童話第3巻。ムーミンパパの若い頃の冒険と、その先に得られたものについて。
とても面白かった!!孤児だったムーミンパパが自由を手に入れて、その自由の持てる優しさのままに仲間を得て行く話。
大変な冒険の果てに、彼はあのムーミン屋敷を作り、自分だけの、でもたくさんの人たちと分け合える人生を作り出していく。
ムーミンパパが出会う人たちはムーミンパパとは違う存在。だから話し合いをするし、別々の行動を取る時もあれば一緒に何かを成し遂げる為に協力することもある。
たくさんの出会いが人生にはあって、その中でムーミンパパはムーミンパパの生き方を楽しんできたんだな。
"わたしはここで、思い出の記のペンを置きますが、冒険のすばらしい時代がこれでおしまいだとは、どうしても信じられないのです。それでは、かなしすぎますものね。"
ムーミンパパはまだまだ冒険の途中なのだ。エピローグがまさしく冒険の中のクライマックスのように思えた。
Posted by ブクログ
思出の記の内容が書かれつつ、それを小さな子どもたちに聞かせつつという構成がたのしい。親と一緒に暮らしていないスニフとスナフキンが、自分の親について知りたがるところがすこし切ない。
ムーミンに登場する人物の中で、ヘムル族の人たちはいつもトラブルメーカーであまり好きになれないんだけど、やっぱりヘムレンおばさんも例外ではなく、そして周りからの扱われように笑ってしまった。ちょっと困った人たちもコミカルに描かれているから、完全には憎めないし、ちょっと愛らしくも感じる。最後には居場所が見つかっていて安心しました。
「ムーミンです。避難民です。特別な星の下に生まれたものです」
この自己紹介がすてき。
Posted by ブクログ
ムーミンのキャラクターの中で、一番可愛くて好きなミムラねえさん。
やっと出てきたのに…
なんだか嘘つきで変わった子だった。
タイトル通り、ムーミンパパの若き頃の思い出のお話しでした。
風邪をこじらせたパパが、もう自分は死ぬんじゃないかと心配になり、子どもたち(ムーミントロール、スニフ、スナフキン)にまるで遺言のように「お前たち、本物の冒険家として生きるのだよ。」なんて言い出し、ママに勧められて、思い出の記を書くことになります。。
よく分からない部分があり??だったけれど、
翻訳者の畑中さんいわく、
トーべはふんわりと書いて矛盾が多く、翻訳泣かせだったようで、校閲からおかしいと指摘されたほどだったそう。
特に、3場面に渡って登場するヘムレンさんについては、あれ?さっきと同一人物なの?とハテナが飛び交いますが、
これがへムル族の習性だから…という畑中さんの解説に納得できました。
ムーミンのお話においては、属性が大事なのです!
スニフは孤児だと思ってたのに、しっかりパパとママが登場し、最後にムーミンママですら、しれっと
「だけどね、ママがいるのはあたりまえでしょう」
なんて言ってのける。
スナフキンのパパ、ヨクサルは、スナフキンによく似ている自由人なはずなのに、ムーミンパパの手記ではどうも怠け者のように描かれる。それがまた面白い。パパって、ちょっと俺俺なキャラで、だめなところありますから。
川船の海のオーケストラ号が、最終的に潜水しちゃうところなんかはカオスでした。。
もっとすごいのはラストのママの登場です!
ムーミンパパがこの手記を子どもたちに読んで聞かせた後、奇跡が起こります!
私たちのかわいいスニフちゃんが幸せなのが何よりでした。
ムーミン谷の仲間たちのことをよく知ることがでる、全員集合祭りといったたのしさもあったので、俺俺なパパの手記もまあ面白かったことにしましょう。
もひとつ気になるのは…
ここで判明しちゃうんですよね、チビのミイはスナフキンより先に生まれているって事が!!
ムーミンのお話は、トーべによるイラストが素晴らしいですが、自分の中にベースとしてあるアニメも、(いや、昔はアニメなんてら言葉すらなかったな)テレビ漫画のムーミンの、あの岸田今日子さんのアンニュイなムーミンの声も、
本を読む上で邪魔にならず、とても自然に入ってくるのです。
内容は覚えてなくとも、子ども時代の自分の中に大きな存在だったんだなぁと
つくづく感じます。
そしてこの面白さは、ちょっと他の児童文学にはないなぁ。。