作品一覧

  • 日本語の科学が世界を変える
    3.4
    1巻1,606円 (税込)
    世界をリードする日本の科学・技術。その卓抜した成果の背景には、「日本語による科学的思考」がある! 江戸から明治期、西欧から入る外国語の知を翻訳して取り込み、母国語の知識体系に位置づけなおしてきた歴史に遡り、また多くの科学者たちの証言を手がかりにして、この命題に迫る。そして、本来質の高い日本の科学が直面している問題に対峙、さらなる発展への道を提起する。ユニークな視点から解く、新しい「科学論」。

ユーザーレビュー

  • 日本語の科学が世界を変える

    Posted by ブクログ

    新聞の書評で見かけて興味を持ったので読んでみましたが、大当たりでした。
    日本人の書く日本礼賛の本については、ちょっと手前味噌過ぎて引いてしまうようなものも少なくないですが、この本の著者は長年「日経サイエンス」と「ネイチャー・ダイジェスト」で英語の科学記事を日本語に翻訳し、その課程で海外・国内通じて数多くの科学者と接してきた方だけに、日本礼賛にも具体性と客観性があって納得させられました。
    自然科学については、「再現性・検証可能性」が厳格に求められている以上、どの言語であろうと「真理」に違いないはずで、とすると「日本語」で科学を議論しても問題がないはず、現に日本語で研究して世界的成果を上げている日

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    2015年04月06日
  • 日本語の科学が世界を変える

    Posted by ブクログ

     科学の世界は英語が大部分を支配している現在、日本語で育った日本人にとって日本語で科学を理解することができるのは恵まれた環境なのだろう。英単語では一個一個の単語が包含する意味を理解しきれないが、的確に訳された日本語は物事の本質を理解するに大きな助けになる。 日本人が優れた業績を上げているのは、日本語訳で理解することができ、日本語で考えることが科学の本質を理解することができるからである。という説には、一理ある。 また、海外で学ぶと日本と海外の文化の違いを感じ取り海外では得られない知見を日本の中に見出せるということもメリットもよくわかる。 しかし、一方説得力に欠ける点もちらほら見られる。本当に妄想

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    2018年01月12日
  • 日本語の科学が世界を変える

    Posted by ブクログ

    日本語を書いて考えるということの意味について、自分も実践を通じて考えなければならないことが多い。
    そんな中で、色々なことを考えさせられる本。
    日本語を中心に思考し・科学しながら、英語との差異を意識してリバレッジを効かせるというのがあるべき姿なのだと思う。

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    2020年04月03日
  • 日本語の科学が世界を変える

    Posted by ブクログ

    科学雑誌のベテランライターが、自らの経験にもとづいて所感を述べたもの。本のタイトルは大きく出すぎ。言いたいことには共感する。ただ、その根拠となるものを期待して読んだが、それは見つからなかった。これは著者の本意ではないだろうが、「日本すごいですね」本の「科学研究」版と捉えられかねない感じがある。

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    2018年10月28日
  • 日本語の科学が世界を変える

    Posted by ブクログ

    タイトル買い。

    日本語というマイナーな言語で科学をするとはどういうことか?
    何故、英語を流暢に話せない日本人でもノーベル賞を取ることが出来るのか。

    日本という風土が培ってきた思想は、欧米にはない魅力がある。
    欧米が第一ではなく、日本だから発見に至る土壌があるということだ。

    これは、一定納得出来る。
    日本語の持つ表意性。
    西周が作り上げた外来思想の熟語化。
    空即是色の例に挙げられた宗教、思想。
    道や匠といった専門的熟練者への敬意などなど。

    教育が英語を重んじ、留学の門戸が国家政策として開かれていっている今だから、私たちは足元を、今まで積み上げてきた固有のものを、きちんと見つめなくてはなら

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    2017年07月22日

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