デイヴィッド・ゴードンの作品一覧

「デイヴィッド・ゴードン」の「続・用心棒」「二流小説家」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

プロフィール

  • 作者名:デイヴィッド・ゴードン(デイヴィッドゴードン)
  • 性別:男性
  • 出身地:アメリカ
  • 職業:作家

『二流小説家』、『ミステリガール』、『ぼくがしようとしてきたこと』などの作品を手がける。代表作『二流小説家』は「週刊文春ミステリーベスト10」(文藝春秋)、「このミステリーがすごい!」(宝島社)、「ミステリが読みたい!」(早川書房)の全てで1位を獲得し、映画化されている。

作品一覧

  • 二流小説家
    3.6
    1巻1,100円 (税込)
    映画化決定! 上川隆也主演「二流小説家―シリアリスト―」 全国東映系で6月公開! 残忍な手口で四人の女性を殺害したとして死刑判決を受け獄中にある男から、しがない小説家に手紙が届く。死刑執行を目前にした男が事件の全貌を語る本の執筆を依頼してきたのだ。世間を震撼させた殺人鬼の告白本! ベストセラー間違いなし! だが刑務所に面会に赴いた小説家は、思いもかけぬ条件を突きつけられた……史上初! 年末ミステリ・ベストテンで三冠達成の傑作が電子書籍化。
  • 用心棒
    3.3
    1巻1,760円 (税込)
    ハーバード中退、ドストエフスキーの愛読者、そして元陸軍軍人のジョー・ブロディーは、ストリップクラブの凄腕用心棒だ。FBIによるテロリスト取り締まりのとばっちりに業を煮やしたニューヨーク暗黒街の顔役たちは、ジョーにテロリスト追跡を命じるが……。年末ミステリ三冠『二流小説家』著者の最新長篇!
  • 続・用心棒
    3.7
    1巻2,090円 (税込)
    ニューヨークの暗黒街で一目置かれる存在となった異色の用心棒、ジョー。彼のもとに裏社会の顔役たちから新たな依頼が舞い込んだ。テロ計画の原資になっているという薬物の供給元を潰すことは出来るのか? 大反響を呼んだ『用心棒』に続く、シリーズ第二作。
  • ミステリガール
    3.3
    1巻2,090円 (税込)
    「ぼくが探偵助手となって最初の殺人事件を解決したのは、妻に捨てられて、いくらか正気を失った直後のことだった」――小説家志望のサムは、働いていた古書店が潰れて無職になった。妻からも突然別れを切り出され、絶望のどん底に沈んでいた。サムは探偵助手の仕事を見つけ再起を図る。文学と芸術しか知らない自分でも探偵にならなれる! そう確信するサムだったが、巨漢の探偵ロンスキーに命じられた謎の美女の素行調査は次第に奇妙な様相を……。
  • 雪山の白い虎
    -
    1巻2,860円 (税込)
    「去年の秋に、ぼくはインポになった」の一文から始まる表題作に加え、「文学よ、すべてを捧げた僕に、救いはあるのか?」など中年男の悲哀を描く13篇収録の短篇集。『二流小説家』著者の新境地。

ユーザーレビュー

  • 二流小説家

    Posted by ブクログ

    タイトルや装丁が今ひとつピンと来なくて、読むのを後回しにしていたけど、すごく面白かった!
    主人公のマネージャー的存在が女子高生だったり、殺人現場のグロい描写が印象的だったりと、妙に自分に刺さる要素が多かった気がします。
    アメリカではそれほどヒットしなかったそうなのだけど、日本では高く評価されたというのをネットで見かけて、なんとなく納得。
    ユーモアもあって、女性とイチャイチャしたり、しんみりしたり……

    長かったー!

    0
    2025年07月22日
  • 二流小説家

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    おおいに楽しめる小説だった。まず『二流小説家』という邦題がなんともよろしい。原題では「The Serialist」(連載作家)となっている。主人公であり語り部である「ぼく」は、大衆雑誌にヴァンパイア系小説やポルノ小説を書いたり、バイトで家庭教師をしたりと気ままに暮らす「二流小説家」。その「二流小説家」がある日、連続殺人鬼で死刑が迫る囚人からファンレターを受け、独占の告白本執筆を持ちかけられるが・・・という物語。ミステリー小説なのに私小説風で、最初のうちは「ライ麦畑でつかまえて」のような感触を持ったが、主人公の書く連載作品が微妙な関連性を示唆しつつ並行して挿入され、読んでいるうちに「ぼく」の実在

    0
    2020年11月01日
  • 二流小説家

    Posted by ブクログ

    「ミステリが読みたい」「このミステリーがすごい」「週刊文春ミステリーベスト10」の海外部門1位との触れ込みも、本国ではあんまり評価が高くないと聞き、ちょっと手を出しにくかった本作。
    正月休みに思い切って手を出してみたら・・・大正解!
    面白い!
    ちょっと自虐的な、皮肉交じりの一人称スタイルは「女王陛下の魔術師」を彷彿とさせる。
    (まぁさすがにあっちの方が皮肉屋だけど)
    途中で挿入されるハリーの小説もいい雰囲気を作り、もうこのままクレアちゃんとダニエラといちゃいちゃしてればいいんじゃないかと思い始めた中盤から一気に物語が加速する。
    そこから最後まではもう目が離せない。
    ミステリとしては謎解きはちょ

    0
    2017年02月12日
  • 二流小説家

    Posted by ブクログ

    展開の予想が全くつかなかった。二転三転する物語に引き込まれること間違いなし。
    自分を偽ってばかりのハリーの成長の話でもあるし、ミステリーでもあるし、サスペンス、ロマンスでもある。
    様々なジャンルが絶妙に重なりあっていて、とても素敵だった。

    0
    2014年10月06日
  • 二流小説家

    Posted by ブクログ

    あらすじを読んで衝動買い、積読後、ようやく読み終わりました。ジャンルでは探偵モノになるみたいですが、描写が結構キツいところもあり、好き嫌いが分かれるところかもしれません。文体的には読みやすく、ニューヨークの情景を思い描くこともできました。

    0
    2024年08月24日

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