黒田夏子の作品一覧
「黒田夏子」の「abさんご」「組曲 わすれこうじ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「黒田夏子」の「abさんご」「組曲 わすれこうじ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
早稲田大学教育学部国語国文学科卒。2012年『abさんご』で早稲田文学新人賞を受賞しデビュー。同作で第148回芥川賞を受賞。受賞時の年齢が75歳9か月という史上最年長記録を作った。他に『累成体明寂』、『感受体のおどり』を手がける。
Posted by ブクログ
爆裂に読みづらいけどきっとすげえ名作に違いない!
だって芥川賞だぜ!?
って思いながら読んだけど意味がほとんど頭の中に入ってこない!
もうすごいな!
ははは…本当に同じ日本語かよ…表題作もそうだけど、収録されている普通の文体の方もなかなか強者で、私ただ文章の美しさに見惚れていたのであった。
ただここまで文章が理解できなかった本について感想を書くこと自体がはばかられるため、私は個人的には「虹」が一番好きかなって感じである。
芥川賞作家がみんな多作かというとそんなことなくて、この本のようなきっとすごく特殊な事例もある。
この本が世に出てきて、正当に評価された…それ自体素晴らしいこと!
Posted by ブクログ
芥川賞受賞作である「abさんご」と著者が二十六歳の時のデビュー作、他に二編の合計四編の短編が「リヴァーシブル形式」で掲載されている。
「リヴァーシブル形式」がどういうものかは、本屋さんで手に取って確認してください。
まずデビュー作である「毬」。
そしてその「毬」と同じ少女が主人公である「タミエの花」と「虹」の三篇。
少女の名前は「タミエ」。
けっして良い子ではない……というよりも今だと「問題児」扱いされるのかな。
読んでいるうちに僕なんかはこの「タミエ」にどうしようもなくシンパシーを感じてしまった。
なんとなく「タミエ」のことが理解出来てしまうように感じられるし、特