作品一覧

  • 進化の意外な順序 感情、意識、創造性と文化の起源

    進化の意外な順序

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻3,300円 (税込)
    太古の単細胞生物から、神経系の構築、感情や意識の出現、そして創造性へ―― 「ソマティック・マーカー仮説」をはじめ、脳と心の理解を主導してきた世界的神経科学者が、その理論をさらに深化させ、文化の誕生に至る進化を読み解く独創的な論考。 創造的な知性を生み出した進化の意外な順序とは? ホメオスタシスなどの生命活動や感情が果たす役割は? 芸術やAIにまで視野を広げ、斬新な視点から生命と文化の関係を考察するダマシオの集大成的な最新作。世界21カ国で刊行!

    試し読み

    フォロー
  • 意識と自己

    意識と自己

    ビジネス・実用

    5.0
    1巻1,980円 (税込)
    何かを見る、聞く、触るなどによって身体的変化が生じ、情動を誘発する。この身体状態は脳内で神経的に表象され、感情の基層となる。では、感情はどのようにして「私」のものと認識されるのか。意識はそのときどのように立ち上がり、どう働くのか。ソマティック・マーカー仮説、情動と感情の理論を打ち立てた著者が解明する「感情の認識」という問題。哲学にも通じた世界的脳神経学者の名著。
  • ダマシオ教授の 教養としての「意識」―――機械が到達できない最後の人間性

    ダマシオ教授の 教養としての「意識」

    ビジネス・実用

    3.4
    1巻1,760円 (税込)
    生物としての人間の成功に大きく貢献した意識。感情、知性、心、認識、そして意識は、どのようなしくみで関わりあっているのか。あえて専門用語なしで書かれた最先端の洞察を通じて、解明不能と言われた「意識の秘密」が明かされる
  • 「バカ」の研究

    「バカ」の研究

    ビジネス・実用

    3.8
    1巻1,760円 (税込)
    フランスで8万部のベストセラー!世界20カ国で翻訳決定! 職場で、家庭で、社会で、ネットで、人はなぜバカなことをするのか? ダニエル・カーネマン、ダン・アリエリー、アントニオ・ダマシオ、ジャン゠クロード・カリエールなど、世界の知性が結集し、頭脳を駆使して「バカ」という謎に迫る!? 「バカはなぜ自分を賢いと思いこむのか」 「感情的な人間はバカなのか」 「バカみたいに食べすぎてしまうのはどうして?」 「マスコミの情報操作に釣られるバカ」 「民主主義は合理性で成り立っているのか」etc... 行動経済学、認知心理学、情報科学、哲学、人類学ほか、多角的な視点から、人間のバカげた行動を徹底解析! 【目次】 ●バカについての科学研究(セルジュ・シコッティ/心理学者) ●知性が高いバカ(イヴ゠アレクサンドル・タルマン/自然科学者) ●迷信や陰謀を信じるバカ(ブリジット・アクセルラッド/哲学者) ●バカの理論(アーロン・ジェームズ/哲学者) ●人間は決して合理的な生き物ではない(ジャン゠フランソワ・マルミオン/心理学者) ●認知バイアスとバカ(エヴァ・ドロツダ゠サンコウスカ/社会心理学者) ●二とおりのスピードで思考する(ダニエル・カーネマン/ノーベル賞経済学者) ●なぜ人間は偶然の一致に意味を見いだそうとするのか(ニコラ・ゴーヴリ/数学者) ●バカのことば(パトリック・モロー/編集者) ●感情的な人間はバカなのか? (アントニオ・ダマシオ/神経科学者) ●バカとナルシシズム(ジャン・コトロー/精神科医) ●フェイクニュースを作っているのはメディア自身だ(ライアン・ホリデイ/メディア戦略家) ●SNSにおけるバカ(フランソワ・ジョスト/哲学者) ●インターネットのせいで人間はバカになる? (ハワード・ガードナー/認知科学者・教育学者) ●バカとポスト真実(セバスチャン・ディエゲス/神経心理学者) ●バカげた決定を回避するには? (クローディ・ベール/人間科学ジャーナリスト) ●なぜバカみたいに食べすぎてしまうのか? (ダン・アリエリー/行動経済学者) ●動物に対してバカなことをする人間(ローラン・ベーグ/社会心理学者) ●子どもとバカ(アリソン・ゴプニック/哲学者) ●夢とバカの関係(デルフィーヌ・ウディエット/脳研究者) ●バカは自分を賢いと思いこむ(ジャン゠クロード・カリエール/シナリオライター) ●バカなことをした自分を許す(ステイシー・キャラハン/心理学者) ●知識人とバカ(トビ・ナタン/心理学者・人類学者)

ユーザーレビュー

  • 意識と自己

    Posted by ブクログ

    第一線の脳科学者による意識、情動、自己認識に関する研究と論考。
    「意識」を複数の階層に分解することで、一般的に思われているその高尚さを鮮やかに解体してみせる。
    自分なりの解釈では、身体状態を追跡するマッピング群の集合(原自己)が、中核意識によってその変化が捉えられ続け、蓄積されていく中で、比較的まとまりのある「自己感」へとアメーバ状に育っていったものが我々が通常考えている「意識」(拡張意識)ないし「自己」と読んだ。
    ここで面白いのは、原自己そのものは非意識的なプロセスであり、原自己の変化を中核意識が二次的に表象すること自体が自己感の発生点だという点。このあたりの論理構造はベイトソンのダブルバインド理論を着想したが、実際には矛盾を統合しているのではなく、劣勢な信号を捨象することで単一の経験を強制的に作り出していることが大宗なのかなとも思う。だからこそダブルバインドの超克が難しいのかなとも。
    末尾の「意識は感情である」という一節がなぜだか妙に刺さったのは、著者の価値観や願いが前面に出ていたからかも。
    名著には間違いないが、この領域は色んな人が色んなことを言っているので一回自分なりに整理してみたいなと思わされる、その意味でも自分としては価値のある読書体験だった。

    0
    2026年08月26日
  • 「バカ」の研究

    Posted by ブクログ

    バカと真摯に向き合いたくて…。一口にバカと申しましてもさまざまな要因(思考とか行動とか思想とか)が複合的に絡まってバカなんだなって…そのうえでバカで生きることのないように視野を広げて常に色んな知識を取り込みたいと思った。

    0
    2026年05月18日
  • 「バカ」の研究

    Posted by ブクログ

    タイトルとパラ読みで即買いした一冊。
    著者はフランスの心理学者です。
    原題は「Psychologie de la Connerie」というもので、「Connerie」とは、愚かなことや愚行という意味ですが、英語にすると、bullshitとか卑俗な四文字単語の表現になるようです。
    日本語の単なる「バカ」よりもっとタチの悪い意味のような気も…

    ただ、本書で取り上げられるのは、勉強ができない、無知である、IQが平均以下、などということではありません。
    なぜ人間はバカなことをしでかしてしまうのか、というのが本書の大きなテーマのようで、その定義や世界は実に奥深いものです。
    以前読んだ「ファスト&スロー」(ダニエル・カーネマン)や「知性の罠」(デビッド・ロブソン)にも通じるところがあります。

    本書では、世界の錚々たる知性が、「バカ」についてあらゆる角度から真面目に考察を加えていきます。
    印象に残るキーワードを列記すると、認知バイアス、ヒューリスティック、アンカリング、偶然への期待、錯誤相関、常識の欠如、知性の欠如、ハロー効果、ナルシシズム、フェイクニュース、トートロジーなどなどですが、心理学や脳科学の領域にまで踏み込んでおり、実は読み応えある学術的な書物であったりもします。

    自分自身も、本書で示すバカの定義に色々と思い当たるフシがあるのですが、少なくとも自分がバカであることを自覚していれば、愚かな行動や思考を未然に防げそうです。

    0
    2026年03月03日
  • 「バカ」の研究

    Posted by ブクログ

    様々なバカがあちこちに蔓延する現代、そもそもバカとは何なのかを考察している一冊。
    「頭が悪い人」がバカなのか、あいつをバカだと思っている私とあなたはバカではないのか…などのバカげた深遠なる探求へ本書が読者を導きます。
    天才には限界があるがバカには限界がなく、しかも彼らは増殖しているように見えるほど目立つ性質を持った生き物です。
    様々な専門分野からバカを考察した結果では定義も様々となるわけですが、子供=バカなのかという問いには一貫してNOとなります。
    思慮不足、経験不足から引き起こされるバカげた結果は“粗相”であり、もたらされる結果がどんなものかわかっていながらバカげた行動を起こしてしまう大人こそがしっかりと成長したバカなのです。
    故に知性とバカは無関係であり、猛獣などに襲われた際にアルゴリズム的知性で「逃げるべきか留まるべきか」などと考えるよりも合理的知性で「とにかく逃げろ」と即決するべきで、状況に応じて知性を使い分けられない人間がバカなのだと考えさせられました。
    もし自分がバカをやらかしてしまった場合にも触れられており、やはりというか当然というか…謝罪が一番効果的なようです。
    しかし、本書は紛れもなく良書です。
    バカをただバカにするのではなく、入念な研究と考察により親身になってバカがどのようにバカなのかを解説しています。

    0
    2025年04月10日
  • 「バカ」の研究

    Posted by ブクログ

    一言でバカと言っても定義は広く各々でバカについて真面目に研究していることが「バカらしくて」好き。(褒めてます)
    悩んだ人にオススメしたくなる本でしたので、知人に紹介してしまいました。
    僕の結論は「バカは相手にしない」でした。
    自分も誰かのバカであるということに改めて気付かされた本です。
    一度はバカらしいなって思いながら読んでみて下さい。
    意外と面白いかもしれませんよ?

    0
    2023年07月13日

新規会員限定 70%OFFクーポン 今すぐGET