配信予定・最新刊

作品一覧

  • 絶品スフレは眠りの味
    3.6
    1~2巻891~913円 (税込)
    別れた夫に押し付けられた借金を返すため、故郷を遠く離れてロサンゼルスにやってきたイソベル。報酬の高い仕事を求めていきついたのが「毒見役」。あらゆる毒物やドラッグの味とにおいを覚え、クライアントが食べたり飲んだりするものすべてを彼らより先に口にして、異常がないかをチェックするのだ。命がけの研修を経てようやく初仕事へ向かうと、イソベルを待っていたのは美形の私立探偵。これからは毎日、彼の食事もおやつもコーヒーも、なにもかも毒見をしなければならない。しかも、周りの人が不審に思わないように、彼の恋人役を演じながら! 演技なんてハイスクール以来したことがないのに、と不安に思っていると、同僚が毒に倒れたとの連絡が入ってしまい……!?
  • 公爵さまが、あやしいです
    続巻入荷
    3.7
    1~7巻1,155~1,540円 (税込)
    19世紀英国。幼い頃に両親を亡くしたベアトリス嬢は、叔母の家に身を寄せる居候。内気で読書好きな性格も災いして、すっかり婚期を逃していた。だからその日も、肩身の狭いハウスパーティーが一刻も早く終わることを願っていたのに、事件は起こってしまった。頭部を殴打された男性の死体を図書室で発見してしまったばかりか、そこであろうことか公爵と鉢合わせ。彼は頭脳明晰で美しいけれど、とても高慢な人物だ。案の定ベアトリスを体よく現場から追い出し、「男性は自殺だった」と嘘を吹聴した。公爵さまが犯人だからなの? しかし嘘の真意を知ったベアトリスは公爵と協力して事件の真相を探ることに。誰にも注目されずに情報を集められる冴えない令嬢と、絶対的な発言権をもつ公爵――身分違いの凸凹バディの運命は!?

ユーザーレビュー

  • 公爵さま、前代未聞です

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    公爵の婚約者となったベアトリス。しかし社交界では、なぜ公爵はベアトリスに求婚したのか、彼女の罠にはめられたのではないかという噂が囁かれていた。レディ・アバクロンビーから亡き母の手紙を受け取ったベアトリスは、自分の両親が首相の依頼で商人ギルドに潜入していたこと、事故死ではなく何者かに殺害された可能性があることを知る。

    生粋のお嬢様といった感じの公爵未亡人が、ベアトリスのソバカスを可愛いと褒めたあと、ダミアンに立ち向かえる賢い女性であれば、ひ孫達が美男美女でなくても、ちっとも気にしませんと言うのが辛辣で良い。ベアトリスのSOSに夜会服姿で颯爽と駆けつけ、ベアトリスの手助けをする公爵がかっこいい。

    0
    2025年06月30日
  • 公爵さま、それは誤解です

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    前回の事件でケガをし、外出禁止を言い渡されたベアトリスのもとに、最初の事件で殺されたオトレー氏の娘エミリーから、亡きオトレー氏の部下であり母の愛人でもあるウィルソン氏の突然死の謎を調査して欲しいと依頼が入る。もう殺人事件には首を突っ込まないと公爵に約束したベアトリスだが、向こうからきた事件は別と一人で調査に乗り出す。

    犯人を見つけるとなれば危険なことも平気でするベアトリスと、調査の助けになる権力と広い人脈を持ち、常識的でブレーキ役にもなる公爵のコンビが、探偵と助手ではなく、対等な相棒という感じで良い。公爵にはめられ、メイド姿でたばこ屋から連れ出される場面はニコニコしながら読んだ。後半のプロポ

    0
    2025年04月19日
  • 公爵さま、いい質問です

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    前回の事件で容疑者から情報を聞き出すため、架空の元恋人デイヴィス氏をでっち上げたベアトリス。デイヴィス氏を捜し出そうとする叔母一家をあきらめさせるため、死亡広告の依頼をしに新聞社を訪れたベアトリスの目の前に、背中を刺された男が倒れ込んでくる。

    舞台がロンドンに移り、19世紀英国を感じられる場面や人物が多く出てきて楽しめた。身分違いである公爵への恋心を自覚したベアトリスが、最悪だけど鈍くさい私には似つかわしいと自虐的に受け止めるところや、殺人事件に首を突っ込むのは身勝手な理由からだと自覚しているのが現実的で良い。

    ベアトリスに欠点をずけずけ指摘されながらも、美貌と権力と絶対的自信を持つ公爵が

    0
    2025年04月13日
  • 公爵さま、前代未聞です

    Posted by ブクログ

    すごーく、良かった!
    過去3作と比べて、推理、解決パートの重さとクライマックスも、めっちゃいい!!

    前作はめっちゃハッピーで終わったけど、今作は映画のようなどすっとした、しかし晴れやかな読後感。

    恋愛ものとして、ケスグレイブ公爵、ベアトリスへの信頼関係の築き方もとても丁寧でとても良かった。
    終盤近くに、2人がしっかり大事な物を最優する、愛しあう姿に泣いちゃったよ!

    今回は、悲しくもベアトリス「彼女自身の事件」でもあり、前作までのどこかで軽率な(しかし軽やかな)探偵の振る舞いはない。

    決意と勇気で、一歩ずつ操作を進める。ラストの犯人の動機や、情緒的な暗さも、痛みを伴う。
    解決パートは、そ

    0
    2025年01月24日
  • 公爵さまが、あやしいです

    Posted by ブクログ

    傲慢な貴族と毛嫌いしていた男性と事件の捜査をきっかけに連帯意識が芽生えて……王道ロマンスでたいへん良いです。

    0
    2024年07月07日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!