作品一覧

  • ツチノコ温泉へようこそ

    ツチノコ温泉へようこそ

    小説・文芸

    3.5
    1巻1,320円 (税込)
    山間の小さな町に暮らす小五の周一たち三人が、ツチノコを目撃します。これを観光の目玉にと、大人たちは大騒ぎ。周一たちも巻きこまれて、新聞の取材だTV出演依頼だと、てんやわんやの日々を過ごします。一方、“新しいお父さん”への複雑な感情や、中学受験する親友との微妙なすれ違い、同級生の女子に寄せるほのかな思いなどに、多感な心は揺れやみません。そこへ大雨による災害が町を襲い……忘れられない夏になりそう!

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  • ふわふわ 白鳥たちの消えた冬

    ふわふわ

    小説・文芸

    3.5
    1巻1,320円 (税込)
    小五の香枝は、近くの公園にすむ四百羽の白鳥たちと、小さいときからの友だち。とくにふわふわの赤ちゃんは、なんと言ったらいいかわからないくらい可愛い。 ところがある冬、鳥インフルエンザの感染拡大を防ぐため、市民のシンボルだった白鳥すべてが殺処分と決まってしまった。いきなり襲った悲劇に、大人も子どもも身を引き裂かれる思いでいっぱい。公園の獣医師をしている香枝の父親にも、どうすることもできないのか…。

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  • 春の海、スナメリの浜

    春の海、スナメリの浜

    小説・文芸

    3.0
    1巻1,430円 (税込)
    由良は、もうすぐ四年生。春休みをおばあちゃんの家ですごすことになりました。おばあちゃんの家の近くの海岸からは、ときどき、クジラの仲間「スナメリ」を見ることができます。はじめは興味のなかった由良ですが、スナメリの観察をつづける大崎さんに出会い、しだいに心をひかれていきます―。

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  • べんり屋、寺岡の夏。

    べんり屋、寺岡

    小説・文芸

    3.9
    1~4巻1,650円 (税込)
    夢は大きくって言うけれど、売れない絵ばかり描いているお父さんみたいになってもいいの?わたしは、コツコツ働いて地道に生きていく!でも、家業のべんり屋には、いろんな形の「夢」に向き合っている人たちがやってきて……。

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  • その景色をさがして

    その景色をさがして

    小説・文芸

    3.8
    1巻1,500円 (税込)
    母親を亡くし、祖父母と暮らすことになった中学2年生のトーコ。ある日、トーコがママの部屋を整理していると、ノートの間から何かがするりと抜け落ちてきた。それは、見覚えのない一枚の絵ハガキで、トーコが知らない差出人からだった。その後、トーコは「トーコに見せたい」と、ママが行きたがっていた場所があることを思い出して……。その場所を探すことにしたトーコは、叔母の千紘ちゃん、同級生の穂香や北沢など、周囲の優しさにふれ、成長していく。「べんり屋、寺岡」シリーズの著者書き下ろし作品。〈目次〉1.戻れない庭/2.空耳と現実/3.ママのノートとわたしの夏服/4.穂香の絵と星占い/5.パパからの電話/6.途切れた虹/7.パンケーキと千紘ちゃんの涙/8.やさしい風が吹いた/9.緑の瞳とネックレス/10.雪が咲く

ユーザーレビュー

  • べんり屋、寺岡の春。

    Posted by ブクログ

    このシリーズ好きです。シリーズの中ではこれが一番好き。小学生にも読みやすく、受け入れやすいお話だと思った。

    0
    2024年07月11日
  • その景色をさがして

    Posted by ブクログ

    母を亡くした藤子は祖父母と暮らしている。
    母への思い、離婚した父への思い、友達への思いが繊細に描かれている。好きな作品、

    0
    2024年04月14日
  • べんり屋、寺岡の夏。

    Posted by ブクログ

    こんな子供時代が送りたかったな。辛いことも出てくるけど、主人公の周りの温かい人たちがいて、なんとか解決に進む。のびのびして自立した、でも普通の女の子である主人公が魅力的。子供時代の甘さ、酸っぱさ、苦さを思い出させてくれる、懐かしいような気持ちにさせてくれる物語。

    0
    2024年03月31日
  • べんり屋、寺岡の夏。

    Posted by ブクログ

    小学5年生の美舟は「(将来の夢は)地道にまっとうに生きること」と作文に書いた。一方で、ほかの子どもはそれぞれスポーツ選手や宇宙飛行士などの具体的な目標を書いた。では果たして、将来の夢を「地道にまっとうに」としか言わない美舟は、ほかの子どもに後れをとってしまうということなのだろうか。

    そんなことは現実世界では誰も立証できない。でも物語にしたら面白そう…ということで、作者は美舟を中心に、お母さんとお父さん世代、おばあちゃん世代、そしてべんり屋で働く20代前半のカズ君などの年齢が多様な登場人物を配して、様々な人生をぎゅっと1冊に詰め込んでいる。そして読者は、いくら外見は平凡でも、それぞれの人生をじっくり見ると、本当はアップダウンが多いというのがわかる。そう、まるで尾道の町のように。

    そもそも尾道の町って、道は狭いし坂は多いし…で、ほかの町に住む人から「尾道に住んでるの?大変ね」と言われるようなところなのだろうか。でも尾道に住んでいる人の多くは否定するだろう。それどころか「こんないい町、ほかにはないのに」と反論されかねない。

    人生でも同じだろう。でも美舟が「地道にまっとうに…」と言う場合、「尾道みたいに住むのがめんどくさいところよりも、とりあえず広島とかの方がいい」と言うのと同じニュアンスに聞こえる。だから、いくら美舟が小学生であっても、いろんな人生を上っ面ではない部分も含めて、もう少し注意深く観察する必要があるのではないか。

    この本では、美舟の同級生の兄が小さいときから野球がうまくて高校に特待生として入っていたけれど…という話が出てくる。彼はおそらく将来の夢をずっと「プロ野球選手になる」と言い続けていたはず。でも、もし人生の途中で、そうなれないような事情が、本人の意思にかかわらず突然降ってわいてきた場合、どうしたらいいのだろうか。

    この本でも示唆されているが、おそらく大多数の人は、小さいときに描いた将来の夢をかなえられずに人生を送ることになる。だがすべてひっくるめて自分の人生の良さを見つけ、「いや、それでもいい人生だよ」と肯定できるようになりたい。他人からはどう見られようとも。

    この本はフィクションなので、紆余曲折があって自分の人生が結果的に夢とは違う形になっても、それを受け入れるようなシチュエーションが数多く盛り込まれている。
    一方で美舟は小学生のままで物語を終えるので、彼女の人生がどういう経過をたどるのかはこの本ではわからない。しかし美舟がひと夏を過ごし、「地道でまっとうな人生」以外の様々な他人の人生の真実に触れたとき、人の生き方というもののとらえ方が少し変わったようだ。小学生の読者はがんばってそこを読み解いてほしい。

    そして、その体験こそが、「美舟」という、あまり他所では見ない自分の名前のなかに、自分の中身を的確に言い表したかのようなポジティブな意味に気づくきっかけになっている。小学生のうちに自分の名前の真の意味に気づくことは、心の成長のために重要だということも、この本は教えてくれている。

    最後に蛇足なのだけど、この本ではべんり屋の看板に「てごします」(お手伝いしますの意味)という文言が出てくる。私の妻は中国地方出身なので聞いたら、「てご」と短く切るよりも「てごー」と発音するほうがネイティブに近いと教えてくれた(笑)。用例:てごーしてつかーせー(手伝ってください)。

    0
    2023年06月18日
  • べんり屋、寺岡の冬。

    Posted by ブクログ

    すごく良かった。今回はカズ君の出番が少なかったけれど、その分ハナゾウという新キャラが登場して楽しませてくれた。表紙が尾道じゃなかったので首を傾げたけれど、舞台は雪の降る広島だった。親友だと思っていた真帆の、今まで知らなかった胸の内が明らかになり、涙ぐんでしまった。『夏』も『秋』も良かったけれど、私は『冬』がいちばん好きだな。

    0
    2015年11月04日

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