スコット・リチャード・ショーの作品一覧
「スコット・リチャード・ショー」の「昆虫は最強の生物である 4億年の進化がもたらした驚異の生存戦略」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「スコット・リチャード・ショー」の「昆虫は最強の生物である 4億年の進化がもたらした驚異の生存戦略」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
地球46億年を1日とすると、二時間半で生命が出現、カンブリア爆発は午前5時、昆虫の原型である節足動物の陸上進出は午後10時。石炭紀は昆虫がセルロースを消化できるよう進化したことで終わった。大量に卵を産み世代交代が早い昆虫は進化が速い。植物とあいまって細分化多様化し環境を安定させる/ラスト数秒に出現した人類は文明を持って0.1秒、ミリ秒で化石燃料を用い自然環境をせっせと破壊し生物とくに昆虫の種の大絶滅させている/Apesの狡知は歯止め無い同種殺しも招くので種の安定的生存に有利か疑問である、他の地球型惑星に多細胞生物が生まれ繁栄しているなら昆虫の可能性は高いと
Posted by ブクログ
あとがきが染みる。生物の多様性現象に目を向けず、地球外生命探査を優先する人類とは何なのか。まずはこの地球の昆虫を驚きの目で見つめようじゃないか、と。人間中心生命史観を覆す昆虫生命史観は傾聴に値する。
外骨格、小さな体、翅、変態のすごさ。
・殺虫剤への耐性を発達させた昆虫は数百種類にも及ぶが、20世紀を通して人類が特定の昆虫を根絶しようと取り組んだにもかかわらず、絶滅した種は一つもない。
・多くの生物学者は、まず植物が陸に進出しなければ、動物は陸に住めなかっただろうと考えていたが、反論の余地はある。
・陸生の節足動物が植物の上陸より何百万年も前から繁栄し、陸地で生き延びる能力を備えていた。
Posted by ブクログ
「最強」と聞いて読まずにはいられないのが男の性です。
とは言っても、本書は『テラ・フォーマーズ』の「クモイトカイコガの糸は鋼鉄の強度を持つ」のように固有種の能力を解説するものではなく、進化の歴史をたどりながらどうやって昆虫が地球一の多様性を手に入れたかを解説した一冊です。
そういった意味では雑学的な面白さはありませんでしたが、どのような生命であれ、途方もない年月がもたらす進化の過程というのは奇跡のような物語であり、この上なく面白いです。特に昆虫にいたっては始まりが古生代で、哺乳類よりも数億年も昔に陸に上がり、空を飛び、完全変態をしていたのですから。
でもこうした進化の話を読んでいると、き