無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
Posted by ブクログ 2023年04月14日
現在に至る昆虫誕生の歴史を書いた本。カンブリア大爆発から白亜紀までの記述でページ数の大半が埋まっている。イモムシに卵を産み付けるカリバチが社会性を獲得する過程や翅のソーラーパネル説など他で聞いたことのない説に触れられてよかった。
また、難しい話だけでなくナショナルジオグラフィックを小馬鹿にしたり、過...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年08月29日
あとがきが染みる。生物の多様性現象に目を向けず、地球外生命探査を優先する人類とは何なのか。まずはこの地球の昆虫を驚きの目で見つめようじゃないか、と。人間中心生命史観を覆す昆虫生命史観は傾聴に値する。
外骨格、小さな体、翅、変態のすごさ。
・殺虫剤への耐性を発達させた昆虫は数百種類にも及ぶが、20...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年10月27日
「最強」と聞いて読まずにはいられないのが男の性です。
とは言っても、本書は『テラ・フォーマーズ』の「クモイトカイコガの糸は鋼鉄の強度を持つ」のように固有種の能力を解説するものではなく、進化の歴史をたどりながらどうやって昆虫が地球一の多様性を手に入れたかを解説した一冊です。
そういった意味では雑学...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年11月06日
カンブリア爆発以降現在まで、4億年に渡る昆虫の歴史を「見てきたか」の様に語るが本著だが、実はほとんどが化石の解析だというのがすごい。 確かに、種の多様性と個体数という観点から見れは、ホモ・サピエンスなどは人類の中で1種しか残っていない訳で、サピエンスが絶滅すれば人類が絶滅するという脆弱な種な訳で、大...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。