大野博人の作品一覧
「大野博人」の「2030 来たるべき世界」「世界の未来 ギャンブル化する民主主義、帝国化する資本主義」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「大野博人」の「2030 来たるべき世界」「世界の未来 ギャンブル化する民主主義、帝国化する資本主義」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
自由は格差が前提とは
自由貿易は格差が信じられている社会で受け入れられる。本書のこの指摘は考えさせられた。抜き書きする。 教育レベルの違いが前段にあり、それが格差を受け入れ、完全な自由貿易政策を受容することをすのだと思います。 自由貿易が格差を広げたというのは、とてもシンプルでわかりや すい。でも、もう少しきちんと説明しなければいけません。 なぜ、上流階級や上位中産階級(アッパーミドル)がそれを受け入れたのかを。それは格差を信じているからです。 (中略) (米)国南部の奴隷オーナーたちは、 自由貿易信奉者だったのです。 自由貿易の「自由」というのは、英国の名誉革命の自由とリンクしているよう
Posted by ブクログ
人口動態の専門家でそれに関しては納得できる内容だった。
経済的な観点のみで政策を進めると長期的な視点を失いやすい、という記述にも同意。
ただ、各国の経済政策については他の専門家の著書も読んで考えたいなと思った。
概ねの主張としては
今後新自由主義的なグローバルな政策から各国とも保護主義的な政策へ舵を取るべき。そういう局面に来ている。
ナショナリズムと保護主義は=ではなく、差別をしなくても保護主義は達成できると著者は考えている。
各国それぞれに課題がある。
日本は何より人口動態の問題が深刻だが、能動的帰属意識がない。
日本の制度や意識改革、既存の組織方針を刷新をするのは容易ではないので正直
Posted by ブクログ
いろいろな人達のトッド氏の評判が高いので、著書を読みたいと以前から思っていました。
本書ではコロナ、トランプ氏、中国、フランス、ロシア、ドイツ、欧州、グローバル経済・自由貿易と保護主義、日本の人口動態問題に関してのことが語られています。
「ロシアは騙された。NATOが約束を破って勢力を拡大し、ロシアが追い込まれた」と。
グローバル経済・自由主義は宗教に近い。自由貿易の「自由」とは奴隷制と関係がある。言葉遊び。世界の富裕層が、貧しい人々を安い労働力として使うということ。「自由」ということばそのものが嘘。
自由主義者はいつもいかに支払いを抑えるかと考えます。しかし保護主義は国家がとる自然に備
Posted by ブクログ
「大分断」が2020年7月に発行されているので2021年2月に発行された「以後」は新型コロナウィルスについての世界の知見が多少とも整い始めたころとなる。前著では民主主義の失速と後退の原因としての教育格差が語られ、日本の問題にも触れるという構成だったが、「以後」」は聞き書きであり、日本人が質問し、それに答える形で構成されており、より「日本について」語る内容となっている。
トランプ大統領の業績についての評価から始まり、EUの問題や中国の行動原理など、トッド氏の家族制度による人類学的考察をもとにした、世界の見方についての視点は変わらず切れ味が鋭く示唆に富む。自由貿易と保護主義への転換については著書「
Posted by ブクログ
グローバリゼーションとポピュリズムの中で、揺れ動く、民主主義と資本主義
四名の知性が語る現代と未来
1 世界の未来 エマニュアエル・トッド 私たちはどこへ行くのか
・核家族こそが人類の最初の家族システムだった
・今見られる政治的な代表制という仕組みは、それが民主的なものであれ、寡頭制的なものであれ、むしろ古い過去から残り続けたものであるとわかったのです。
・民主主義は、人間の小さなグループが自分たちの間で組織したものでした。そしてそれはいくらか排外的だったのです。
・この排外性は民主主義と反対のことではなくて、民主主義の始まり、あるいは再登場の始まりなのです。
・高等教育というのは、体制順