案外このことに気が付いている経営者が少ないと思う。
それは、今までの「大量生産大量消費」を前提としたマーケティングしか知らない世代だからだ。
今まではそれで成功したのかもしれない。
しかしそれだって20年以上も前のバブル時代の話だ。
この20年間経済は低迷したが、ここに来て、顧客側の意識が大きく変化
...続きを読むしていると感じる。
つまりバブルを知らない世代が、20年歳を取って、消費世代になった訳だ。
その「消費の方法」は明らかに前世代とは異なっている。
その事に、前世代組の経営陣は気が付いているのか?
前世代の成功体験が「自らの変化」を拒んでいないか?
社会は、世間は、想像以上に大きく変化しているのだ。
今までの自己を否定して、発想を逆転しなければ生き残れない。
「熱狂」の意味を本当に考えなければいけない。
「顧客と共に未来を描いていくこと」
これが如何に重要な事かに気が付くだろうか?
テレビ局のようなメディア企業こそ、チャンスがあるはず。
今でもテレビドラマは「熱狂」によって大ヒットが生まれたりする。
ちゃんと「熱狂」の意味を理解すること。
我々世代が率先して意識を変えていく必要がある。
(2018/4/7)