立山良司の作品一覧
「立山良司」の「イスラエルとパレスチナ 和平への接点をさぐる」「中東和平の行方 続・イスラエルとパレスチナ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「立山良司」の「イスラエルとパレスチナ 和平への接点をさぐる」「中東和平の行方 続・イスラエルとパレスチナ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
本書は1989年に初版が出ており、30年以上が経過しているが、パレスチナ問題は基本的には解決していない点では今も変わらない。寧ろ今年はイスラエルがパレスチナからのミサイル攻撃に対する反撃を徹底的に実施し、大規模な地上軍まで展開するなど、大きな動きが起こっている点で、改めて問題の根の深さをまざまざと見せつけられている。毎回パレスチナ問題に関する書籍を読むたびに、何とも言えない脱力感に襲われる。頭痛はいつも以上に酷くなり、最悪吐き気をもよおす。それを読んだ自分、知った自分が何も出来ないことへのもどかしさ、宗教や歴史に結びつけては互いに正当性を主張する人々の姿、仲介という綺麗事に仕立て上げて、結局は
Posted by ブクログ
このテーマは色々と本が出てますが、最近出版されたやつになればなるほど長い歴史を包括的に扱う必要があるためか、中東戦争の具体的な背景や、裏で手を引いた欧米諸国の思惑なんかがおおざっぱになるので、これぐらいの古さの本の方が面白かったりします。
この本が出版された時点で当事者であった人々の多くは既に死んでいるか現役を引退してるかしてますが、イスラエルとパレスチナが抱えてきた問題を整理するには好い本だと思います。
しかし、この地域の歴史を読むにつれ、やっぱり悪いのはイギリスじゃねぇかあのヤロウ、と思うのは自分だけでしょうかね。欧米諸国、自分が蒔いた種でどれだけの人が苦しみ、死んでいったのかを、もう