配信予定・最新刊

作品一覧

  • イスラエルとパレスチナ 和平への接点をさぐる

    イスラエルとパレスチナ 和平への接点をさぐる

    ビジネス・実用

    3.7
    1巻990円 (税込)
    イスラエル占領地ヨルダン川西岸とガザ地区で始まった大衆蜂起(インティファーダ)は、PLOに画期的な方針変更を打ち出させる状況をつくり、イスラエルには一部ながら、PLOとの対話を求める公然たる声を生み出した。 さらに、ユダヤ対アラブの構図から、当事者間の問題解決へと変わりつつある。イスラエルとパレスチナ双方で現地調査にあたった著者は、両民族の長い受難の歴史の終わりを願い、和平への接点の可能性をさぐる。
  • ユダヤとアメリカ - 揺れ動くイスラエル・ロビー

    ユダヤとアメリカ - 揺れ動くイスラエル・ロビー

    ビジネス・実用

    3.5
    1巻902円 (税込)
    イスラエルとアメリカは「特別な関係」といわれる。その結節点にあったのが、強い結束と豊富な資金により、政府や世論に絶大な影響力を見せてきたイスラエル・ロビーだ。彼らはイスラエルのためにアメリカの政財界に働きかけを行う連合体である。しかし近年、若年層を中心に「イスラエル絶対支持」を疑問視する声が増えている。アメリカの外交、経済、さらには大統領選をも左右する彼らの実態を、今明らかにする。
  • ガザからイラン戦争へ――中東の変動と揺らぐ国際秩序
    NEW

    ガザからイラン戦争へ――中東の変動と揺らぐ国際秩序

    ビジネス・実用

    -
    1巻2,750円 (税込)
    2023年10月7日のハマースによるイスラエル攻撃以降、中東情勢は大きく変化した。 パレスチナ問題をめぐり、イスラエルは力の行使に拍車をかけながらも自己矛盾に陥り、パレスチナの側も行き詰まりを見せている。 中東地域レベルでは、米国の撤退、各国の経済利権の地理的拡大などから、イラン及び「抵抗の枢軸」、イスラエル、トルコ、サウジアラビア、UAEをはじめとする各国が、対立や協調が固定されない複雑なパワーゲームを激化させた。 さらに、イランと米国およびイスラエルの敵対関係は、さまざまな対立と共鳴しながら、停戦に合意しても軍事衝突が続く不安定な状態を生んでいる。 中東で進行する変動の意味とは何か。 多極化へ向かう国際システムの変化と共に考察する。 目次 序 10・7攻撃からの3年間―なぜ中東は戦乱に見舞われたか 中東は「巨大な共鳴箱」/14項目覚書と攻撃の再開/紛争の二重構造/当事者レベル―パレスチナ問題の特異性/中東地域レベル―「抵抗の枢軸」の形成/国際レベル―「イスラエルによる平和」の試み/10・7という異議申立て 第1章 イラン戦争―出口が見えない不安定な「停戦」 米、イスラエルによる攻撃/ホルムズ海峡を事実上封鎖/湾岸アラブ諸国への攻撃/イスラエルへの攻撃と迎撃問題/湾岸情勢とリンクしたヒズブッラー問題/イランで大規模抗議デモ/ネタニヤフの説得―軍事攻撃でイラン民衆が蜂起/停戦発効と迷走する交渉/急増した戦争の被害とコスト/米国とイラン、覚書に調印 コラム1 ホルムズ海峡とカスピ海 第2章 引き金となった10・7攻撃とガザ戦争 「アクサーの洪水」作戦/「我々のナラティブ」―ハマースの説明/オスロ合意を拒否したハマース/ハマースによるガザ実効支配/ハマース「政府」には4万から5万の職員/なぜイスラエルは奇襲攻撃を許したのか/「ルービックキューブのような戦闘」/戦闘員をリクルートし続けるハマース/ドーハ攻撃の衝撃/なぜ戦争は長引いたのか/一本化しない世論/負担増に苦しむ予備役兵/トランプ案に基づく停戦が発効 コラム2 オアシス都市ガザ 第3章 「抵抗の枢軸」とイスラエル―揺らいだイランの「前方防衛」 ヒズブッラーとイスラエル―ポケベル爆破事件/フーシー派の遠距離攻撃/「抵抗の枢軸」とイランの非対称戦略/イスラエルを南レバノンから駆逐したヒズブッラー/イランの「陸の回廊」とイスラエルの「影の戦争」/「影の戦争」から「表の戦争」へ/アサド体制の崩壊/12日間戦争/乗り越えた空中給油とバンカーバスターという障壁/密接な米・イスラエル軍事協力/永続的な戦争状態へ コラム3 ヒズブッラーとレバノンの宗派主義 第4章 人道危機と米国のイスラエル支援 民間人犠牲者の急増と深刻化した食料不足/巨大爆弾を無誘導で/深刻化する人道危機/際限ない米国のイスラエル援助/ジェノサイド条約違反で国際司法裁判所へ提訴/ICJの暫定命令とジェノサイド問題/国際刑事裁判所の逮捕状/UNRWAに対する疑惑/「難民問題の継続はUNRWAのせい」/イスラエル批判は反ユダヤ主義か コラム4 ネルソン・マンデラのガザ訪問 第5章 米国、イスラエルと対峙するイラン―確執はなぜ終わらないのか 米国の「代理人」/イラン革命とイスラーム共和制の成立/米大使館占拠・人質事件/「パクス・アメリカーナ」に対抗するイラン/あらゆる面で敵対するイスラエルとイラン/核開発疑惑の拡大/オバマ政権と2015年核合意/トランプの「最大限の圧力」政策とイランの制裁逃れ/有効ではなかったイランの核ヘッジング戦略/IRGCの権力拡大と経済権益/相次ぐ体制批判運動/米中東政策の転換―「アメリカによる平和」から「イスラエルによる平和」に/アラブ・イスラエル間の共同防空システム コラム5 12イマーム派の殉教精神 第6章 イスラエル―大イスラエル主義と好戦的な新戦略ドクトリン 「ガザは誰のものか」/シオニズムの実践としての入植活動/事実上併合された西岸/宗教化するイスラエル軍/変化したイスラエルの戦略ドクトリン/「永続戦争」がもたらした兵士のモラル低下/イスラエルの情報評価―戦略レベルでは希望的観測/米国にとってイスラエルは「戦略的資産」か/曲がり角の対イスラエル支援 コラム6 イスラエル・ロビーの変容 第7章 終わらないパレスチナ問題 厳しいデュアルユース規制/何も具体化しないガザ暫定統治/主役を排除したガザ和平構想/瓦礫の山、しかしNGOの活動を規制/拡大した西岸での軍事作戦/急増する入植者の暴力/暴力を増長させる占領制度/締め付けられる西岸経済と自治政府財政/正統性を失ったパレスチナ自治政府/「自発的移民」の促進 コラム7 「生命パスポート」母子手帳 第8章 中東の新たな安全保障環境 「ダモクレスの剣」ホルムズ海峡/問題山積の核交渉/中東の核問題/「抵抗の枢軸」と軍事技術の進展/イランの現体制は持つのか/GCC諸国が直面する新しい安全保障問題/UAEとサウジの安全保障政策/イスラエルとの関係を拡大するUAE/戦略的自律性の強化を図るサウジアラビア/「イスラエルによる平和」への憧憬/再現できそうにない「成功体験」 コラム8 イスラエルの核戦略 終章 戦争でも平和でもない曖昧さ 当事者レベル―変質するパレスチナ問題/地域レベル―パワーゲームの展開/国際レベル―「強欲な覇権」の行き詰まり あとがき 参考文献一覧
  • 中東和平の行方 続・イスラエルとパレスチナ

    中東和平の行方 続・イスラエルとパレスチナ

    ビジネス・実用

    -
    1巻990円 (税込)
    湾岸戦争終結後に開かれたマドリード和平会議、ノルウェー秘密交渉を通じて、パレスチナ問題、アラブ・イスラエル紛争をめぐる状況がこの数年の間に大きく変化した。 イスラエル・PLOの暫定自治合意にもとづくガザ、エリコでの先行自治、イスラエル・ヨルダンの平和条約調印と事態は進行しているが、こうした動きは本当に中東に平和をもたらすのか。 『イスラエルとパレスチナ』につづいて、中東での新展開を詳細に報告する。

ユーザーレビュー

  • イスラエルとパレスチナ 和平への接点をさぐる

    Posted by ブクログ

    本書は1989年に初版が出ており、30年以上が経過しているが、パレスチナ問題は基本的には解決していない点では今も変わらない。寧ろ今年はイスラエルがパレスチナからのミサイル攻撃に対する反撃を徹底的に実施し、大規模な地上軍まで展開するなど、大きな動きが起こっている点で、改めて問題の根の深さをまざまざと見せつけられている。毎回パレスチナ問題に関する書籍を読むたびに、何とも言えない脱力感に襲われる。頭痛はいつも以上に酷くなり、最悪吐き気をもよおす。それを読んだ自分、知った自分が何も出来ないことへのもどかしさ、宗教や歴史に結びつけては互いに正当性を主張する人々の姿、仲介という綺麗事に仕立て上げて、結局は自分たちの利益優先で画策する第三者。
    ニュースで悲惨な映像だけを流し見るだけで何も感じなくなってきた自分が、きっと恐らく私1人が考えたところで何も変わらないから、何も変えられないし、この先何十年も何も変わらないだろうという諦めの気持ちを抱いてしまっていることに気付く。だがそれも受け入れ難いから、頭痛は当面続くのだろう。
    本書にはイスラエルとパレスチナの今に至る問題の経緯、それぞれの主張と第三国の関わり合いかた、2つの国と地域に存在する政党の立ち位置など解りやすく記載されている。こうした書籍は沢山あるが、改めて何度も読み返す中の一冊として、比較的平易な言葉で描かれているので理解が進む。特にどちらの主張に一方的に肩入れする様な感情論的な内容も無いので、読んだ後に自分自身で考えてくれ、という問い掛けになっている様に感じる。そうなのだ。この問題については読者自身が考えなければならない。最近はYouTubeやテレビから入ってくる映像など表面的な出来事を「悲惨な可哀想なシーン」としてだけ捉えて、一方向からの情報のみで感情に流されて片付けてしまうことが多過ぎる。どちらが一方的に悪で、どちらかを救わなければならない。国際情勢はそんなに簡単なものではなく、根深い歴史の畝りと宗教観と人間が持つ欲望と、全てを掛け合わせた結果として捉えなければ、この状況を解決や良い方向に結びつける事はできない。
    こうしている間にも恐らく支援物資も届かず飢えている子供たちがいるし、公園のベンチに置き忘れられた荷物にさえ怯える大人達がいる。安心平穏な暮らしができている自分とは違う日常。中々自分ごととして捉えるのは難しいのは仕方ないが、自分にも何かできるのではないか、そう考えてみる気持ちが少しでもあるなら、先ずはこうした書籍から学び始めると良い。知らなければただやり過ごしてしまう生活の中に、知識と問題解決に自分から参加するという意識を芽生えさせてくれるかもしれない。

    0
    2024年03月09日
  • ユダヤとアメリカ - 揺れ動くイスラエル・ロビー

    Posted by ブクログ

    米国ユダヤ社会の内側を、イスラエルとの関係性の中で解き明かした良書。文章は論理的で読みやすく、詳細かつ丁寧な記述で、複雑に思える中東情勢を整理しながら理解することができる。米国による「今後の対中東政策」がますます興味深いものとなった。

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    2020年03月23日
  • イスラエルとパレスチナ 和平への接点をさぐる

    Posted by ブクログ

    1989年に初版と古い本であるが、パレスチナ側、イスラエル側いずれかに偏ることなく、淡々と歴史的な背景が列挙されており、その問題点が分かりやすい。
    この地区の問題の根深さを理解するとともに、解決することの難しさを痛感する。

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    2014年11月29日
  • イスラエルとパレスチナ 和平への接点をさぐる

    Posted by ブクログ

    このテーマは色々と本が出てますが、最近出版されたやつになればなるほど長い歴史を包括的に扱う必要があるためか、中東戦争の具体的な背景や、裏で手を引いた欧米諸国の思惑なんかがおおざっぱになるので、これぐらいの古さの本の方が面白かったりします。

    この本が出版された時点で当事者であった人々の多くは既に死んでいるか現役を引退してるかしてますが、イスラエルとパレスチナが抱えてきた問題を整理するには好い本だと思います。

    しかし、この地域の歴史を読むにつれ、やっぱり悪いのはイギリスじゃねぇかあのヤロウ、と思うのは自分だけでしょうかね。欧米諸国、自分が蒔いた種でどれだけの人が苦しみ、死んでいったのかを、もうちょい学ぶべきではないかと思うのですが。

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    2013年07月09日
  • イスラエルとパレスチナ 和平への接点をさぐる

    Posted by ブクログ

    1989年の発行なので現在のイスラエル・パレスチナを知ることは出来ないが、両民族の対立の構図がバランスよく描かれている。流浪の民だったユダヤ人が、パレスチナ人という新たな流浪の民を生み出したのは歴史の皮肉か。

    0
    2011年06月01日

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