芝原暁彦の作品一覧
「芝原暁彦」の「生きている化石図鑑-すばらしき「名品」生物たち-」「おせっかいな化石案内:見えないものが見えてくる! 古生物の観賞ポイントを解説してみた」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
生物は進化の中で、どのように姿かたちが変化したのか?
「紀」よりも「類」に視点を置いた、古生物の入門書。
・はじめに
1章 哺乳類とその仲間たちの移り変わり
2章 恐竜類、爬虫類、両生類、甲冑魚たちの移り変わり
3章 骨のない仲間たちの移り変わり
・おわりに
・もっと詳しく知りたい読者のための参考資料。
コラム、さくいん有り。
58の古生物の物語が紡ぐ、生物の姿かたちの変化。
簡易なイラストながら、その生物の特徴が分かり易く
描画されている。解説は、中高生にも理解し易い内容。
祖先は陸棲種だったが、半陸半水の生態へ、
そして完全な水棲に移行する。その変化が分かるクジラ類。
恐竜からの鳥への変化は、原始的な特徴の喪失。
アンモノイド類の丸まる変化と、
突然変異の日本の異常巻きアンモナイトが面白過ぎる。
また、カンブリア紀からペルム紀までの古生物たちの
姿かたちも、なんか驚異で珍妙。三葉虫類、奥が深い。
環境や食生、行動等に適した進化は、
その生物の大繁栄をもたらすが、
ペルム紀末や白亜紀末の大量絶滅で消えた。
長い歴史の中での進化、移り変わりが何ともワクワク。
まだ分からない事も多いけど、研究の進展では新しい
発見も登場すると期待しています。
Posted by ブクログ
恐竜・古生物の学名には“物語”がある。
五十音順に並べた124種の学名の意味とイラスト、
そして命名された学名の背景や研究者の思いを見い出そう。
・はじめに
学名の五十音順で恐竜・古生物を紹介、解説。
・おわりに
キーワード索引、学名索引、参考文献有り。
学名とその意味、イラストと簡易な紹介で1ページ、
続いて“物語”での構成。その“物語”が興味深い。
ほんの一部しか発見されていない化石での迷走。
別々の生物と思われたのが、新たな化石の発見で
紆余曲折を辿り、同一種となる混乱。
命名した研究者がファンだろうと推測される学名や種小名は、
ファルコン(スターウォーズ)とか、ゴジラとか、ガメラとか。
発見された日本の地名を入れた学名や種小名が嬉しい。
また、基礎知識的な、先取権の話や、
学名の命名は記載論文を執筆した研究者によること、
原則的に命名者は自分の名前を学名に付けられないなどが
分かり易く挿入されているのも、良かったです。
そして、ほんわかしたイラストの味わいも。
特に、カンブリア紀の生物相の多様の姿が面白過ぎて
つい、カンブリア紀関係の本を探してしまいました。