なぜ企業は、具体的な目的もなく船出してしまうのだろう。
それは、何をやりたいのか をよく理解していないからである。
この場合には、まず何をやりたいのか質問を繰り返すことが望ましい。
われわれはいつのまにか、目標からではなく目先のことから、やるべきことからではなくできることから、目的からではなく手段
...続きを読むから、やるためにはどうするかではなく出来ない理由から 考えてしまう。
問題にはまり込まない➡
答えをだすために、考えるのではなく、理想の答えを決めてから始める。
そうしないと、発散してしまう。(海を沸かそうとするな)
まずは、ある情報からありたき姿を思い浮かべることから始める
その確からしさを検証するために、調べ、考える。
問題の分析は、その原因を突き止めるものはなく、状況を前進させるものとしてとらえるべきである
いい分析とは、目的に至るまでの有効な解決策を見つけるのに役立つような質問への、事実に基づいた答えのことである。
1⃣分析を始める前に、目標を設定する(下記ポイントを参照)
2⃣分析のためのフレームワークを考える。影響する因子、解決までの期間、リソース、リスク(ネガ)の洗い出し
3⃣分析を行うためのフローを構築する。
・質問型アプローチ;目標を細かな設問へ分類する、その答えを探す。問題は、あまりにも分析過多になってしまう点。
・解決策型アプローチ;論理を重視し、可能な限り筋の通った解決策を仮定し、その根拠となる情報を収集する。課題は視野狭窄、自分の論理を重視疑う癖をつける。
・段階的アプローチ;解決策をタイムスケジュールごとに並べる。
目標設定のポイント
方向性;やりたいことのベクトル
測定可能;抽象的ではなく具体的
クライテリア;どこまでやるのか。どこまでないとダメなのか
分析の際の注意点
・データは何も教えてくれない➡常に、だからなんなのか。なぜそうなったのか。の答えをさがしておくこと
解決策は、必ず二つ以上持つ
解決策が二つない時は、解決策を真剣に考えていないか、意思決定者を信用していないかのどちらかである
解決策として、確実な答えなど、ない
大切なことは、
解決策に論理と事実が整理されていて、それが正しいと信じられること、熱意を持ってとりくめること。
・逆から考える
問題とは、そのものを考えることではなく、目標と解決策について考えることである
・合理的な疑いを超える
意識改革は、論理、事実、そして仮説を磨き上げることから始まる
・意思決定そのものに意味はなく、施策実行がすべて
決断ではなく、行動でしか状況は変わらない。
すべての検討は、判断ではなく行動を伴うことで初めて意味がある。