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作品一覧

  • 1918年最強ドイツ軍はなぜ敗れたのか ドイツ・システムの強さと脆さ
    4.2
    第一次世界大戦100年目の真実。第一次世界大戦末期、1918年の「春季大攻勢」でドイツ軍は連合国軍の塹壕線を突破、戦術的な「大成功」を収めた。しかし、それからわずか半年後には降伏することとなったのはなぜなのか。ドイツ国内での革命や裏切りのために敗れたという歴史観もあるがそれは真実なのか。ドイツ軍の頂点に立ち、その強さの象徴であった参謀本部とそのリーダーたちは対処したのか。容赦なく勝つことはできても、上手に負けることができないドイツというシステムを徹底検証。19世紀から今日にまで続くドイツ・システムの強さの要因とともに、その危険性について探った!
  • 第一次世界大戦史 諷刺画とともに見る指導者たち
    3.8
    1巻924円 (税込)
    1914年に勃発した戦争は、当初の予測を裏切り、4年以上に及ぶ最初の世界大戦となった。 その渦中で、皇帝や政治家、軍人などの指導者は、どのような選択と行動をし、それは戦況にいかなる影響をもたらしたのか?  本書は重要人物や戦場を描いた100点近くの諷刺画を織り交ぜ、当時の状況を再現しながら、戦いの軌跡をたどる。 そして、複雑な背景を持つ第一次世界大戦を多面的に読み解き、実態をここに描き出す。
  • 箱根駅伝“最強ランナー”大塚正美伝説
    NEW
    -
    “敗れざる男”の汗と涙と笑いの異色評伝! 歴史ある箱根駅伝で今も語り継がれる伝説的ランナー「大塚正美」。“箱根ファン”でこの男を知らないなんてありえない──。 増田明美さん(スポーツジャーナリスト)推薦! 「大塚正美さんはカッコイイ天才ランナーだった。でもこんなに面白いキャラだったとは。そのポジティブ思考がメンタルの強さの源なのだと感じました。知らざるスター選手を現代に蘇らせた飯倉章さんの筆力にも感動!」 当時、史上9人目の4年連続区間賞を達成した大塚正美選手の箱根駅伝での激走をめぐっては、数々の“伝説”が残されている。 「スピード重視の“花の2区”、スタミナ重視の“山登り5区”を共に制し、1500mでも日本一になった天才オールラウンダー」 「“花の2区”で12年間破られなかった伝説の区間記録を樹立。8区の区間記録も15年間破られず」 「山登り5区、そこでかけた音楽は? 邪魔な伴走車にとった行動は? ユニフォームの誤算とは?」 「日体大同期“山の妖怪”谷口浩美の様子、順天大上田誠仁・大東大米重修一との激闘も活写。1980年代前半の箱根駅伝が甦る!」etc. 4年連続区間賞&2区・8区で長寿記録を樹立した“敗れざる男”──箱根路がもっと面白くなる、汗と涙と笑いの異色評伝。

ユーザーレビュー

  • 1918年最強ドイツ軍はなぜ敗れたのか ドイツ・システムの強さと脆さ

    Posted by ブクログ

    第一次世界大戦は欧州舞台の戦争なので日本人にはどうしても関心が薄く、私もほとんど教科書的知識しかありませんでした。
    しかし「ロシア革命」を研究していると、第一次世界大戦をしっかり押さえておかねば、とんでもない誤認識をしてしまうことに再三でくわしました。
    そこで本線をいったん置いて、第一次世界大戦をざっと発端(それ以前もある程度含めて)から終結(それ以後も同様に)までを押さえてみようと想い、何冊かの新書を購入しました。ロシア革命も100周年がありましたので新しい切り込み・解釈の著作が増えましたし、それほどではありませんが第一次世界大戦もけっこう新しい著作が出ています。
    購入した新書版の中には大戦

    0
    2018年12月14日
  • 1918年最強ドイツ軍はなぜ敗れたのか ドイツ・システムの強さと脆さ

    Posted by ブクログ

    第1次世界大戦を敗戦国ドイツ視点でながめ、その敗因を分析する。

    戦前の19世紀、ドイツは皇帝ヴィルヘルム1世、首相ビスマルク、軍参謀モルトケによる緊張感のあるトライアングルが機能し、ヨーロッパ最強の軍事力を持っていた。が、ドイツ軍は強すぎた。その強さを過信し、戦線を拡大しすぎてしまった。東でロシア、西でフランスと戦い、さらにはイギリス、アメリカと次々と敵を増やす。適当なところで戦争を手仕舞いすることができなかった。

    本来なら政治力、交渉力を発揮すべき、ヴィルヘルム2世や軍参謀ルーデンドルフらは徹底的に勝利することだけにこだわりすぎ、ドイツは自滅する。

    日本が積極的に関わっておらず、戦場も

    0
    2018年04月12日
  • 第一次世界大戦史 諷刺画とともに見る指導者たち

    Posted by ブクログ

    第一次世界大戦に関する本が少ない中、本書は戦争の原因から経過まで一通り記述されており全体像をつかみやすい。新書とコンパクトでありオススメ。

    0
    2018年02月27日
  • 第一次世界大戦史 諷刺画とともに見る指導者たち

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    1914年に勃発した第一次世界大戦。
    ヨーロッパの戦線だけでなく、アジアや中東での戦いの話もあり、戦争の流れや各国の指導者、軍人たちの動きが分かりやすい。戦争は誰もコントロール出来ない。怖い。

    0
    2025年09月19日
  • 1918年最強ドイツ軍はなぜ敗れたのか ドイツ・システムの強さと脆さ

    Posted by ブクログ

    第一次大戦のドイツは結局敗北したが、実際には緒戦ではドイツ軍の被害よりも英仏軍の死傷者のほうが多かった。なぜドイツ軍はそれにもかかわらず敗北したのか? ドイツ(軍)の強みはどこかについてまとめている一冊。

    読んだ感想としては、戦術的勝利こそ多いものの、戦略的視野に欠ける勝利が多く、また戦略立案では希望的観測に基づいていることがわかる。

    特にルーデンドルフが無能すぎた。ルーデンドルフは政治的視野に欠ける人物だが、政敵を追い落とすことにだけは熱心だった。ルーデンドルフの立案で戦術的勝利が得られているのは間違いないが、彼が外交に過剰に口を出して和平交渉を邪魔した。いかんせん彼の立案で勝っている(

    0
    2022年11月12日

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