第一次世界大戦史 諷刺画とともに見る指導者たち

第一次世界大戦史 諷刺画とともに見る指導者たち

924円 (税込)

4pt

1914年に勃発した戦争は、当初の予測を裏切り、4年以上に及ぶ最初の世界大戦となった。
その渦中で、皇帝や政治家、軍人などの指導者は、どのような選択と行動をし、それは戦況にいかなる影響をもたらしたのか?

本書は重要人物や戦場を描いた100点近くの諷刺画を織り交ぜ、当時の状況を再現しながら、戦いの軌跡をたどる。
そして、複雑な背景を持つ第一次世界大戦を多面的に読み解き、実態をここに描き出す。

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第一次世界大戦史 諷刺画とともに見る指導者たち のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    第一次世界大戦に関する本が少ない中、本書は戦争の原因から経過まで一通り記述されており全体像をつかみやすい。新書とコンパクトでありオススメ。

    0
    2018年02月27日

    Posted by ブクログ

    各政府の指導者層を中心によくまとめられた概説書だと思う。風刺画は豊富だが、著述の核になっているわけではなく、ユーモアを添える役割を果たしている。
    以下、記憶の限り。
    ヒンデンブルクとルーデンドルフの英雄コンビのその後やカイザーの最後。ニコライ公皇帝の最後。ラッセルとヴィトゲンシュタイン。イタリアの扱

    0
    2021年01月06日

    Posted by ブクログ

    実は教科書の記述以上のことって知らなかった。
    どの国もこんな戦いになるなんて思ってもいなかったし、やってみたら技術革新とあいまって犠牲者の数も信じられないことに。こんなマヌケな話が事実だってことに驚く。オーストリア皇太子夫妻が認められない結婚だったから、サラエボ旅行が可能だったというのは悲しすぎる逸

    0
    2017年03月19日

    Posted by ブクログ

    第二次に比べて学ぶ機会の救えない第一次世界対戦。「人物」に主眼を置き、堅苦しくない文章はドラマ的で読みやすかった。
    センスと毒気がある風刺画が戦況や国民感情を上手く表現していて各国の複雑な背景や駆け引きもイメージしやすい。
    君主制の終結、戦時中に起きたロシア革命など歴史の転換点でもあり、第二次世界対

    0
    2017年02月20日

    Posted by ブクログ

    主に政治外交と軍事の観点から、第一次世界大戦の実像を描く。
    各国の思惑や複雑に絡み合う利害関係、各国の戦術・兵器・戦力、戦線や攻勢の展開など、史実を丁寧に追う。

    タイトルにもあるとおり、皮肉やユーモアに富んだ諷刺画が多く挿入されており、当時の人々の生の感覚を理解する助けになる。

    その後の世界秩序

    0
    2016年05月05日

    Posted by ブクログ

    第一次世界大戦、それは世界規模の歴史の始まり。

    「世界植民地化」を押し進める“列強”は、次第に狭くなる世界に思惑が過熱し、ヨーロッパで遂に発火した。
    受験勉強でお馴染み「サラエボ事件」からだ。

    各国の首脳達が「すぐ終わる」と思っていたのに、なぜか長引く……「戦いを仲裁する力と意志を持つ強力な第三

    0
    2024年07月17日

    Posted by ブクログ

    1914年
    6/28 サラエボ事件
    7/28 オーストリアがセルビアに宣戦布告
    7/30 露 総動員令
    8/1 仏独 総動員令
    8/4 独がベルギー侵攻、英参戦
    8/7 日英同盟のよしみで日参戦
    日本は7番目の参戦国(墺セ露仏独英日)
    10/29 オスマン帝国参戦

    1915年
    4/22 ドイ

    0
    2019年12月05日

    Posted by ブクログ

    サラエボ事件100周年となる2014年以降様々な第一次大戦本が発刊されたが、それらにやや遅れて世に出た本書の特色は何と言ってもその豊富な風刺画の数々。個人的に印象深かったのは大戦の帰結を描く第5章の扉絵。連合国側の勝利を告げる乙女の周囲に描かれる各連合国の紋章の中に、日本の十六八重表菊が見て取れる。

    0
    2016年05月22日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    1914年に勃発した第一次世界大戦。
    ヨーロッパの戦線だけでなく、アジアや中東での戦いの話もあり、戦争の流れや各国の指導者、軍人たちの動きが分かりやすい。戦争は誰もコントロール出来ない。怖い。

    0
    2025年09月19日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    本書は、大戦の勃発から終戦に至る一連の歴史経緯を、基本的に時系列の中で主要な出来事をおさえている網羅的な歴史解説本です。

    飯倉さんの歴史(戦史)本は、その文体には劇的な点が少ないので読んでいてスリリングな経験はあまり望めないかもしれません。しかしその著作の素晴らしさは、経過を淡々と記している一方で

    0
    2019年05月19日

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