作品一覧

  • 「富士そば」は、なぜアルバイトにボーナスを出すのか
    4.0
    1巻737円 (税込)
    日本全体が短期的な利益追求に走り、ブラック企業がはびこる中で、首都圏を中心に130店舗以上を展開する立ち食いそばチェーン「富士そば」は真逆を行く。アルバイトにもボーナスや有給休暇を支給し、社員には年間1000万円を超える報奨金や、さらには海外旅行までもが用意されているのだ。富士そばが、ここまで従業員を大切にする理由はいったい何なのか? 創業以来40年以上の歴史を持ち、現在も成長を続ける老舗チェーン店の「ふしぎ」な仕組みと経営哲学の全貌を、創業者自らが明かした驚きの一冊。【目次】はじめに/第一章 なぜアルバイトにボーナスを出すのか/第二章 富士そばが誕生するまで/第三章 人を育てるにはどうすれば良いか/京急蒲田店・保科由樹店長が語る「富士そば」と丹会長/第四章 商売のコツとは何か/津田沼店・花木幸輔店長が語る「富士そば」と丹会長/第五章 経営者の役割とは何か/藤枝健司常務が語る「富士そば」と丹会長/第六章 富士そばでは、なぜ演歌が流れているのか/おわりに
  • 「富士そば」は、なぜアルバイトにボーナスを出すのか

    Posted by ブクログ

    「富士そば」は、なぜアルバイトにボーナスを出すのか。丹道夫先生。正社員であろうと、契約社員であろうと、アルバイトやパートタイムであろうと、差別せずにきちんとボーナスや有給休暇を支給する。傲慢で差別的な扱いとは無縁の誠実な対応をしているからこそ、「富士そば」で働いていらっしゃる従業員が生き生きと仕事をして、「富士そば」には多くのファンがついているのかもしれませんね。ブラック企業と呼ばれる企業にも見習ってほしい内容。

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    2019年09月28日
  • 「富士そば」は、なぜアルバイトにボーナスを出すのか

    Posted by ブクログ

    名代富士そばの創業者 丹道夫さんの人生、そして思想が簡潔に語られています。とても共感できる内容でした。
    題名になっているように、アルバイトにもボーナスを出す、本社の社員(現場は流石に食品を扱うので制服はある)は服装自由とか、当たり前に思えて当たり前ではないことを実践する会社を、演歌の好きな、自身が演歌の作詞家でもある、丹道夫さんが築き上げたのです。
    「従業員のやる気を殺ぐような言葉を決して発しないこと。」「人間はみな平等」経営者と従業員も「立場や地位は違えど、人間としては平等に決まっています」と言った言葉は、ぜひ多くの経営者に、人の上に立つ人に、噛み締めてもらいたいものだと思います。
    ビジネス

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    2018年10月14日
  • 「富士そば」は、なぜアルバイトにボーナスを出すのか

    Posted by ブクログ

    ひと昔前のスターバックスのように「あっ、ここ富士そばになってる!」パターンが結構あって、どんどん新規開店しているイメージがありましたが、本書によると闇雲にオープンさせている訳じゃなくて吟味に吟味の決定、ということで、いかに自分の行動動線の上に「富士そば」があるか、を改めて認識。言われてみれば、電車乗り換えの際に角地のお店に出会うことが多く、まさに会長曰くの「富士そば」は不動産業、というのは納得できます。また他のお店では食べれない、ほうれん草のお浸しがまるまる乗ったそばとか、カレーかつ丼とか、オリジナルメニューも楽しみで、それがお店の自由なメニュー提案から生まれていることも知りました。と、言う訳

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    2018年02月26日
  • 「富士そば」は、なぜアルバイトにボーナスを出すのか

    Posted by ブクログ

    従業員には充分な給与を出す。
    儲けはそこそこがよい。
    なかなか出来ない経営的思考だからこそ成功できたのかもしれない。

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    2024年09月14日
  • 「富士そば」は、なぜアルバイトにボーナスを出すのか

    Posted by ブクログ

    (再読)近年「ホワイト企業」として注目されている富士そば会長の丹道夫さんによる経営哲学…といえば表現が堅苦しいですね。著者自身の人生から得た教訓が易しい文章で綴られています。その根本は、人を大切にすること、これに尽きると思います。若い頃からたくさんの苦労を重ねてきた著者の優しさが詰まった一冊です。
    なお、私は丹さんが卒業した愛媛県立西条高等学校定時制に3年前まで勤務しましたが、その頃の生徒たちによく丹さんのことを話していました。偉大な卒業生のひとりです。

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    2020年05月22日

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