ユーザーレビュー ヒューマン・コメディ サローヤン / 小川敏子 twitterで日本の古本屋さんが年に一度は読むと紹介していたので、飛びついたのですが、そこで紹介されていたのは恐らくバルザックの方。でも、結果間違って良かったかも! マコーレイ家のホーマーの健気なこと、老電信士との心温まる交流…戦争や老いによる死からは逃れようもないけれど、それでも人間は、人間の良...続きを読む心は素晴らしいと思いました。 世の垢にまみれた心を洗い流してくれる一冊でした。 私が読んだのは晶文社 文学のおくりもの16 小島信夫訳のです。 Posted by ブクログ ヒューマン・コメディ サローヤン / 小川敏子 サローヤンの少年時代と、主人公ホーマーを重ねて読んでみると面白い。 いろんなストーリーが組み込まれている物語 Posted by ブクログ ヒューマン・コメディ サローヤン / 小川敏子 素直に良い本だと思いました。 4歳から少年兵まで、何気ない日常にいろいろな感情、気持ちをおりまぜて、うまく表現されています。 ふつーにという感じですが、それをこんな風に書けたらいいな、と思う内容でした。 だんだん、悲しいような感じがするんですが、でもす~と読み終えました。 Posted by ブクログ ヒューマン・コメディ サローヤン / 小川敏子 表題ほど明るいわけでは無いけど、希望を感じることができるお話しだった。 日本が太平洋戦争で世相が暗くなる一方の中、太平洋の向こうの「敵国」で生きる、貧しき市井の人が、どういう生き方をしていたのかを感じることができた。 民主主義に対する絶大な信頼とか、健気に生きるホーマー少年に対する電報局長の優し...続きを読むさとか、兵士が敵兵を恨まない姿勢とか、アメリカ人のアメリカ人たる所以とも言えるような美点を感じることができたのは良かった。 P276 「名前は両親にではなく施設でつけられ、両親がどんな人物なのかも知らず、どこの国の人かも知らず、自分が何人の血を引くのかも知らないのだからね。(中略)」 「きみはアメリカ人だ」マーカスがいう。 Posted by ブクログ ヒューマン・コメディ サローヤン / 小川敏子 大好きな音楽アーティストがこの本を何回も読んだと言っていたので、読んでみました。 本を読む習慣がなかなか身に付かない私が古典作品を読んだので、なかなか読み進められなかったですが、心が温かくなる良いお話だと思いました。 すごいな、強くて優しい人だなって思う登場人物が印象的でした。主人公も頑張って生きて...続きを読むてすごく優しいなと思いました。 Posted by ブクログ サローヤンのレビューをもっと見る