作品一覧

  • 美味礼讃 増補新版
    -
    1巻1,980円 (税込)
    新しい料理の発見は人類の幸福にとって天体の発見以上のものである――。1825年に刊行された『味覚の生理学』は、日本では『美味礼讃』の訳書名で知られてきた。美食家としての情熱と蘊蓄を科学的知見をもとに掘り下げ、食べることが人間と社会にとっていかに重要であるかを説いた美味学の古典。大胆な編集にもとづき、平易な訳文・親しみやすい解説を施した新版。
  • 美味礼讃
    4.5
    1巻3,080円 (税込)
    人生に必要なこと。それは、よく食べ、よく愛し合うこと――。19世紀フランスでベストセラーとなった食のバイブルを、『パリ 旅の雑学ノート』『料理の四面体』の玉村豊男が、原書の魅力が伝わるよう大胆に編集し、新訳。食の話題にとどまらず、恋愛を何よりも大切にするフランス文化のエッセンスが詰まった原文の妙味を解説。

ユーザーレビュー

  • 美味礼讃

    Posted by ブクログ

    どんなものを食べているか言ってみたまえ。君がどんな人か言い当ててみせよう。
    有名な箴言がものがたるように、美食と人間に関する随想。フランス革命期の、時代の雰囲気が素晴らしい。
    それに加えて、玉村先生の翻訳解説が素晴らしい。この構成、当然類似はあるのだろうけど、ツッコミにもにたユーモアあふれる解説が心地よい。美味礼讃を料理した、という事か。
    どんな本を読んでいるか言ってみたまえ…

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    2019年10月23日
  • 美味礼讃

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    森茉莉さんの貧乏サヴァランを読んで、本家もいつか読もうと。
    ダイエットのことで、炭水化物を食べるな!とか炭酸水を飲め!とか、今でも似たようなことを聞くからサヴァラン先生すげーって思いつつ読んだのでした(笑。
    新訳だし、冗長な部分(自慢話など)大幅カット版ということで凄く読みやすかったです。
    訳者さんの突っ込み…もとい補足解説も興味深かったですし。
    美味しさを鼻腔で感じるという部分は、先日のテレビでやっていた「すすらないことで風味を4倍も損する」ってところであぁーって思ったり。
    お寿司やさんが口に入れた瞬間にうまいって言わないでって言っていたのと通じるのかなぁ…とか(感想は咀嚼して飲み込んでから

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    2025年05月28日

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