作品一覧

  • 奇奇奇譚編集部 ホラー作家はおばけが怖い

    奇奇奇譚編集部

    小説・文芸

    3.4
    1~3巻572~792円 (税込)
    新人ホラー作家の熊野惣介は、毒舌担当編集者・善知鳥と小説のネタ探しのため心霊スポットを巡るなかで、奇妙な音を出す霊と遭遇し――。霊の見える作家と見えない編集者が「究極のホラー小説」を目指す!
  • ミス・シャーロック ノベライズ

    ミス・シャーロック ノベライズ

    ラノベ

    4.6
    1巻611円 (税込)
    海外ボランティア医師団の活動を終え日本へ帰国した橘和都。彼女が東京で出会ったのは、イギリス生まれで日本人女性の捜査コンサルタント・シャーロックだった! シャーロックの人間離れした観察眼と知識、推理力を武器に、次々と難事件を解決し、人間の心の闇に迫る! 史上最も美しいシャーロック・ホームズをノベライズ! ※デジタル版には「hulu 無料トライアルQRコード」は付属しません。
  • ゴースト・テーマパークの奇跡

    ゴースト・テーマパークの奇跡

    小説・文芸

    4.0
    1巻704円 (税込)
    ワールド・ワンダー・パークでは、不思議なことがよく起きる。幽霊が見える樋高燐太郎は、唯一のゴースト・ホスピタリティ係の社員として、今日も怪異の対応に追われていた。ウォーター・ライドで浴びせられる黒い水、異次元に繋がるという噂の扉、昔の約束を果たしに来た幽霊、見つからない迷子……。ゲストの笑顔を守るため奔走する燐太郎はやがて、パークに秘められた過去に気づく。夢と感涙のノスタルジック・ミステリ!
  • 美食亭グストーの特別料理

    美食亭グストーの特別料理

    小説・文芸

    3.6
    1巻704円 (税込)
    グルメ界隈で噂の店、 歌舞伎町にある「美食亭グストー」を訪れた大学生の一条刀馬は、 悪魔のような料理長・荒神羊一にはめられて 地下の特別室「怪食亭グストー」で下働きをすることになる。 真珠を作る牡蠣に、昭和の美食家が書き遺した幻の熟成肉、 思い出の味通りのすっぽんのスープと、 店に来る客のオーダーは一風変わったものばかり。 彼らの注文と、その裏に隠された秘密に向き合ううちに、刀馬は荒神の過去に迫る――。
  • 屍人探偵

    屍人探偵

    小説・文芸

    3.0
    1巻748円 (税込)
    おしゃべりで皮肉屋で奇態、屍人探偵・烏丸白檀、参上! 看護学校からの帰りの通学路で交通事故に遭い、意識を失った主人公・藍原剛力。目覚めたときには、体の機能が停止した“屍人”となっていた。“屍人”から人間に戻る方法は、自らを殺めた犯人を糾弾することのみ。探偵の烏丸白檀とともに犯人を探る藍原が突きつけられた“悪意”とは……!? 不意に死が訪れた人間たち自らの死の真相を明らかにするため、烏丸とともに彷徨する連作短編ミステリー。 第一話 炎と水死体  第二話 そこにない家 第三話 早すぎた埋葬 ◆著者 木犀あこ(もくせい・あこ) 1983年徳島県生まれ。奈良女子大学文学部卒。 2017年『奇奇奇譚編集部 ホラー作家はおばけが怖い』で第24回日本ホラー小説大賞優秀賞を受賞しデビュー。 ◆イラスト TAKOLEGS(タコレグス)
  • 世界一くだらない謎を解く探偵のまったり事件簿

    世界一くだらない謎を解く探偵のまったり事件簿

    小説・文芸

    3.0
    1巻748円 (税込)
    宿泊に訪れた人たちのくだらない謎に隠された秘めた想いとは――? 東京の出版社で編集をしていた櫻井は、これまでの日常から遠く離れた場所――徳島を訪れた。彼女は、元刑事の阿久井が営む一日おひとりさま限定の宿、秘境温泉『かくれが』に宿泊予約をしていたが――その宿に泊る条件は『世界一くだらない謎』を用意することだった!?
  • 能楽師 比良坂紅苑は異界に舞う

    能楽師 比良坂紅苑は異界に舞う

    小説・文芸

    3.0
    1巻748円 (税込)
    幽霊が見える大学院生・橋野は、この世に未練をのこしている彼らのために何かできないかと模索する日々を送っている。 ある日、さまよっている女性の霊を追いかけて入った能楽堂で比良坂紅苑と出会う。 そこで比良坂の舞によって幽霊が成仏する瞬間を目の当たりにしたのだった…。 恋人に自死したと伝えてほしいと頼む男の霊、別の人物の腕をもつ異形の霊、同じ松が生えている対岸の家を見つめる老人の霊……彼らが抱え込んでいる想いとは? 魂を浄化する力をもつ能楽師とおせっかいな大学院生が幽霊がかかえる謎を解く美しき幽霊譚
  • ホテル・ウィンチェスターと444人の亡霊

    ホテル・ウィンチェスターと444人の亡霊

    小説・文芸

    3.4
    1巻759円 (税込)
    歴史あるホテル・ウィンチェスター。コンシェルジュの友納はホテルを騒がす怪奇現象に振り回されながも、今日もお客様のために働く。
  • こわい話の時間です 六年一組の学級日誌

    こわい話の時間です 六年一組の学級日誌

    小説・文芸

    3.9
    1巻1,430円 (税込)
    《未知のものへの恐れとは、子どもにとって世界に覚える「感動」の一種なのかもしれません――井上雅彦》子どものための本格的なホラーアンソロジーを刊行します。様々なジャンルで活躍する人気作家たちが、子どもたちを本気で怖がらせようと集結。9人の作家による「恐怖」を体験してみてください。全作書き下ろし。(執筆陣)我孫子武丸・恩田陸・黒木あるじ・篠たまき・田中哲弥・田中啓文・恒川光太郎・牧野修・木犀あこ

    試し読み

    フォロー
  • さかさまの

    さかさまの

    小説・文芸

    4.3
    1巻1,815円 (税込)
    世界がおぞましく”歪む”、因縁と執念のオカルティックホラーミステリ 高校生は百々花は夏休み、親戚で住職の天明紫織を手伝っていた。 ある日、オカルトティストの清水陽陰が建てた奇妙な館「二魚亭」のお祓いを依頼される、 奇妙な館を調査すると、秘密の扉の向こうで遺体を見つける。 その調査を進める中で、百々花がふと目にしたホラーゲーム実況の写真がリンクしてく――。 世界がおぞましく”歪む”、因縁と執念のオカルティックホラーミステリ ●目次 【一日目】 【二日目】 【三日目】 【四日目】 【五日目】 【六日目】 【七日目】 【七十七日目】 ●著者 1983年徳島県生まれ。奈良女子大学文学部卒。 2017年『奇奇奇譚編集部 ホラー作家はおばけが怖い』で第24回日本ホラー小説大賞優秀賞を受賞しデビュー。近年は「異形コレクション」(光文社)や「幻想と怪奇」(新紀元社)への寄稿など、ホラージャンルで活躍している。 著書に『能楽師 比良坂紅苑は異界に舞う』『世界一くだらない謎を解く探偵のまったり事件簿』『屍人探偵』(マイナビ出版)「奇奇奇譚編集部」シリーズ、『美食亭グストーの特別料理』『ゴースト・テーマパークの奇跡』(KADOKAWA)、『ホテル・ウィンチェスターと444人の亡霊』(講談社)がある。
  • 「奇奇奇譚編集部」シリーズ【全3冊合本版】

    「奇奇奇譚編集部」シリーズ

    小説・文芸

    -
    1巻1,826円 (税込)
    霊の見える新人ホラー作家の熊野惣介(ゆやそうすけ)は、怪奇小説雑誌『奇奇奇譚』の編集者・善知鳥(うとう)とともに、新作のネタを探していた。心霊スポットを取材するなかで、姿はさまざまだが、同じ不気味な音を発する霊と立て続けに遭遇する。共通点を調べるうち、ふたりはある人物にたどり着く。霊たちはいったい何を伝えようとしているのか? 臆病作家と毒舌編集者が究極のホラー小説を目指す! ※本電子書籍は『奇奇奇譚編集部 ホラー作家はおばけが怖い』『奇奇奇譚編集部 幽霊取材は命がけ』『奇奇奇譚編集部 怪鳥の丘』を1冊にまとめた合本版です。

ユーザーレビュー

  • さかさまの

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    これは面白かった!
    怖さもちゃんとあって、なおかつ、ずっと引き込まれるストーリー。
    ダレることなく駆け抜けました。
    約300ページというボリューム感もちょうど良かったです。

    特筆したいのは、紫織さんの死生観というか思想というかなんというのか分かりませんが、それが良かったです。
    具体的に言うと、「善人も悪人も死んだら即成仏する。だから悪霊は存在しない。呪いなどの類は、生きている時の負の念、感情が残っていて、それに触れた者に悪影響を与えているだけ」という考え方です。

    実はこれ、私の考えと100%合致しているんです。だから痺れました!
    地縛霊は、場所に対する激しい念、感情が強く残っている状態。だから、霊そのものはその場所にいないんです。
    生き霊は、生きている人の激しい念、感情が作用している状態。これも、霊そのものは存在しない。
    という感じに考えています。
    自分の考えを代弁してくれているような感覚になり、すごく嬉しかったです。

    あと、登場人物の思考と私の思考が合致しているのも良かったです。
    これってあれと繋がってんじゃないの?って私が気づいたらすぐに登場人物がその話をしてくれるのが心地よかったです。
    よくあるのが、明確にあの件と繋がってるじゃんっていうのが分かっているのに、登場人物たちは全然気づいてなくて、後々になってから「実はあれとあれが繋がっているんだよ(ドヤ顔」っていうやつ。これ、個人的に冷めるんですよね。それが本作には無くて、すごく読み心地がよかったです。

    あと、登場人物の言葉遣いの使い分けが絶妙でした。台詞の前後に誰がそれを言ったのかが書かれていなくても、言葉遣いで誰が言ったのかが分かるんです。
    最後の方で、百々果の口調がたこつぼと一緒になるところとか最高でした。
    口調がキャラクターごとに違うから、脳内で台詞が再生される時、声色もイメージできちゃうんですよね。あと、話すスピードとか。
    素晴らしいテクニックだと感心しました。

    ということで、ここまでベタ褒めしてきたわけなんですが、なんか本作ってまだまだ続きが書けそうな感じですよね。
    登場人物も魅力的だし、しず子は生きてるし。
    続編出て欲しいなー、シリーズ化して欲しいなーと思っています。

    0
    2026年07月30日
  • さかさまの

    Posted by ブクログ

    #PR
    読んでいる途中でも哲学的だと思っていたし、読み終わっても思う。これは存在意義というか、生きていること自体を否定された少女たちの叫びみたいな物語だ。オトナのエゴで存在を否定され呪物そのものになってしまった少女の、どこにも行けないどこにも繋がらない独りぼっちだったのが、世界に拡散される呪いとしてSNSに写真が載せられてしまう。その写真をみた主人公の百々果もまた存在感を否定されてきたような少女でそこに悪意のない呪いが絡んでいく。深く考え出したら難しくて登場人物は少ないのにぐるぐる目眩みたいな作品で好みだった。時間をおいてまた読み返したい。

    0
    2026年06月26日
  • こわい話の時間です 六年一組の学級日誌

    Posted by ブクログ

    子供向けなんですけど、じっくり読み進めていくうちにめちゃくちゃ怖いです…(笑)
    子供達だけじゃなく、大人の皆さんにも読んでほしい1冊です。

    0
    2026年06月11日
  • こわい話の時間です 六年一組の学級日誌

    Posted by ブクログ

    ネタバレ


    子供向けながらも、大人でも面白いということと、好きな作家が何人か書いていたので読んでみた。面白かった。特に最後の恩田陸のはすごかった…。


    「象の眠る山」田中啓文
    象眠山(ぞうみんやま)というのが出てくるので、象?ガネーシャ?と連想させておいて、正体は昆虫。最後のオチも、もしかしたら寄生されたかも、というもの。
    それでも、UMA的な存在や、横道という解説キャラが出てくるので面白かった。横道が解説して助けてくれる、便利すぎるキャラ。

    「とりかえっこ」木犀あこ
    人頭(じんとう)という怪異。出現条件がピンポイントすぎる。何か元ネタがあるのか?50.65センチというのは人の肩幅?何から来てるんだ?
    頭が喋ると思われていたが、頭を探しているという、いわば乗っ取り型。「盗まれた町」みたいな恐怖。
    デュラララ!!を通っているので、デュラハンみたいだなと思った。

    「誕生日のお祝い」田中哲弥
    不条理世界というか、不思議な世界というか。ダメなこと(クスノキの畑でとれたニンジンをウサギに食べさせたこと)やって許してもらおうと魚を持ってきたけど、腐ってたから、許してもらえなくて牛になっちゃった、という話。
    世界観はまあまあ好き。
    でも誕生日と謝罪の詫びがよくわからない。プレゼントが詫びの品に変わったわけだが、そこらへんは読者にミスリードさせようと?

    「おぼえているかい?」黒木あるじ
    忘れられたものの恨みの話。主人公が約束をすっぽかされて怒っている分、怪異の怒りも想像しやすくなってて良いけど、代償がデカすぎる。

    「能面男」恒川光太郎
    結局能面が主体?
    主人公が準備した武器が彫刻刀でガチすぎる。能面を作る時に使う道具だから作者は彫刻刀をチョイスしたのかな。
    父親は交通事故で死んでいるらしいが、父親像がよくわからないので、遺族の悲しみで地縛霊と能面が重なったのか、生前ひどい父親だったから能面に見出されて彷徨うことになったのか。
    どういうことだ?
    悪霊とかオカルト抜きで、みんなに怖がられた犯人が実は父親だったという衝撃の話だったのかな。これで実は死んでたから良かったものの、生きていたら犯罪者で、これからは加害者家族として生きねばいけない、という怖さ。そっちのほうな気がした。
    能面は社会的なペルソナ(仮面)ってことか?犯罪者にも家族がいて、仮面を取れば父親。
    作中では犯罪者としての仮面を母親が踏んで壊したので、父親の罪は明るみになり成仏。現実的に考えると握りつぶした展開も有り得る、という話かな。

    「爪に関するいやな話」牧野修
    怖い話好きが怪異になっちゃって語っているわけだけど、爪の垢を煎じて飲む、から来てる?自分みたいになっちゃダメだよという教訓話。

    「骨もよう」篠たまき
    トイレの花子さんみたいなゆきちゃん。
    警告のための名付けを、地価が下がるからと名前を変えて、危険な場所はろくに整備もしないで放置。故に子供が亡くなった、という話だな。社会的だ。

    「猫屋敷に気をつけて」我孫子武丸
    鬼の描写があるけど、普通に変質者なんだろうな。
    ホラーのていで、これを読む子に警告しているようで面白い。

    「六年一組の学級日誌」恩田陸
    タイトルで那須正幹の「六年目のクラス会」を連想したけど、内容は「The End of the World」のほうだった。

    学級日誌というていで、世界がわかる話。面白い。小松左京「お召し」にも近い。

    これまでのアンソロ作品は子供向けで子供が主人公なので、漢字や言い回しが平易だったが、この作品は学級日誌で子供が書いた文章を読むスタイル。
    面白いのが、学力が低下していることがうかがえること。言い間違いなどのミスはないけど、6年生なら書けるだろうなという漢字が書けてないこと。
    天気の記録も飛び飛びで、後半は署名もなく、句読点の。も書かれていない。
    そういう書式になっているのが面白い。

    内容もめちゃくちゃ面白い。
    悲惨な話しか無い。しっかり読者に伝わるように書かれているのも面白い。

    最後に、生理が来た時の話が書かれており、普通は家で祝うものが、この世界では町中に知られて町長から祝われるという未来になっていて、めちゃくちゃゾッとして面白かった。御赤飯で祝うこと自体、今はやめておこうとなっているのに。
    「最終兵器彼女」みたいな世界になってるんだなあと感じる。

    本を燃やすくだりも良かった。本が好きな子がこういう本を読むので、それを燃やさないといけない辛さを感じられるし、怖い話目当てで本自体はあんまりな子でも、本を燃やすことの悲しさが伝わってくる。良い場面だ。

    日付について、5月から始まって12月に終わるけど、5月はWW2でドイツが負けた月で、12月は日本が太平洋戦争を始めた時。それに合わせたのかな?と考えた。日にちは違うけれど。
    半年で核が落ちるところまで行くのか。


    ・地名について
    主人公達が住んでる港町は「S田」。おそらく山形県酒田市。新潟とも近い。
    避難先として挙げられている「Sじょう」は山形県新庄市、「O沢」は山形県尾花沢市だと思う。内陸部の山間部に逃げてく感じ。
    グーグルの経路で移動時間を調べた。
    酒田市から新庄市まで車で1時間。歩きで12時間半。
    新庄市から尾花沢市まで車で30分。歩きで5時間くらい。
    電気もガソリンも使えないだろうから、歩いて移動したんだろうな。
    作中の描写から、50代以上の年寄と20才以下の女性、子供が避難しようとしてたのかな?他の大人もいるだろうけど。


    ・作中のキャラ
    柴山君。6年生男子。体格が良かったのでシェルター作りの工事に行って事故に遭う。
    柴山君の祖母。小学校の校長をやっていた。デジタル教科書世代。
    柴山君の父親。エンジニアで海底ケーブルの修理に行ってて1年は帰ってきていない。
    →既に死亡?戦争は1年以上前からやっている模様。
    柴山君の母親の描写は無いので故人の可能性。

    秋本さん。6年生女子。最後まで日誌を書く。
    秋本さんの父親。医者でずっと病院にいる。最後は治る見込みの無い患者を薬で安楽死させていった模様。
    →秋本さんが避難を嫌がったのは、おじさんと一緒の部屋は嫌だから=父親死亡?亡くなったとしたら、病院が閉鎖されて、患者(祖母)を死なせたことで?
    秋本さんの母親。秋本さんを産んでから何度も流産してから弟を産んだので、弟のほうを可愛がっている、と秋本さんに思われている。
    インフルエンザが治らず死亡。
    秋本さんの弟。病弱。母親と一緒に死亡。
    秋本さんの父方の祖母。おじさんに殴られ柱に頭をぶつけ血を流して入院。
    →病院が閉鎖された後の描写がないので、おそらく死亡。
    秋本さんは母と弟が死に、頭を怪我した祖母は父によって死なされ、父も死亡。残ったのがおじさんだけになったので、避難しなかったと思われる。

    秋本さんのおじさん。秋田県から疎開。若い時に肺を患ったがタバコは吸うし酒も飲む怠け者で暴力的。
    秋本さんに手を出そうとした描写もある。
    →労働力に駆り出されないのはやっぱ肺の影響か、医師である秋本さんの父親の診断書によってとか?
    描写的に、戦時中、身体が弱くて徴兵されなかった人間というポジションだろうな。

    長沢先生。
    秋本さんが憧れているので、たぶん女性。ゲームが得意だったらしい。
    たぶん、この本を読む今の子供達が大人になったのが長沢先生、みたいな想定だと思う。

    加藤有紀絵ちゃん。
    秋本さんのすぐ近くで寝ていた子。酸欠で死亡。
    →この子だけフルネーム。それだけ親しかった?
    疎開で3年生以下はいなくなっていたのと、6年生は2人だけなので、4年生か5年生だと思う。

    加藤有紀絵が亡くなって、秋本さんは叱られると思ったが叱られなかった。
    →実際、秋本さんに責任は無いけれど、叱られないということは、この子には親もなく、また人が減って食料が浮くので、それもあって叱られなかった?
    叱られる心配ばかりで人が死んで悲しい気持ちが摩耗していることも表現してるのかな〜と後から思った。

    改めて読むと、シェルター作りで、めぼしい労働力を失ったのが痛いな…。助けに行くことも出来ないし、シェルターも作れない。逃げるにもどこへ?となる。

    環境汚染や気候変動、物資の不足も描かれていて面白かった。
    夢も希望もあったのになあ。

    0
    2025年08月28日
  • こわい話の時間です 六年一組の学級日誌

    Posted by ブクログ

    恩田さんの秀逸。
    「象の眠る山」田中啓文
    「とりかえっこ」木犀あこ
    「誕生日のお祝い」田中哲弥
    「おぼえているかい?」黒木あるじ
    「能面男」恒川光太郎
    「爪に関するいやな話」牧野修
    「骨もよう」篠たまき
    「猫屋敷に気をつけて」我孫子武丸
    「六年一組の学級日誌」恩田陸

    0
    2025年08月13日

新規会員限定 70%OFFクーポン 今すぐGET