作品一覧

  • 口下手で人見知りですが、誰とでもうちとける方法、ありますか?
    4.0
    1巻1,540円 (税込)
    からだをゆるめるだけでいい! シャイ 口下手 人見知り…な人のための コミュニケーションスキルを高める身体トレーニング 人づきあいが苦手なのは性格のせいでも、話し方のせいでもなく、それは、からだの動かし方にあるのかもしれません。 人づきあいが苦手な人には、対話の最中にぎこちなさや余裕のなさがあるものです。 実際、体のどこかしらに余計な力が入っています。 たとえば、シャイでも口下手でも人見知りでも人づきあいが上手な人はいます。 そのような人を見ると、からだに余計な力が入っていない柔軟な姿勢を持っていたりします。 柔軟な動きで、相手にその場その場で合わせることができるから、円滑なコミュニケーションがとれるのです。 「この人と話していると居心地が悪い」という人、「この人と話していると楽だ」という人の違いは、 話の内容以上に身体の柔軟度が大いに関係しているのです。 本書は、心理療法とボディワークを合わせたカウンセリングが人気のカウンセラーによる、 コミュニケーションの問題を身体からアプローチすることで、解決に導く一冊。 もうテクニックを身につける必要も、性格を変える必要もありません。 本書では、あなたがあなたのまま、ありのままで、人づきあいがうまくなる画期的な方法を紹介します。
  • 声をかける
    4.0
    1巻1,496円 (税込)
    ナンパは自傷。社会への復讐?あるいは救い?会社員、美容部員、風俗嬢、大学院生、ダンサー……クラブで、路上で、女性たちに声をかけ続ける。ナンパは惨めな自傷行為だ。それでも、挑まずにはいられない。得体のしれない他者と一瞬つながり、離れていく。人と分かりあうということはどういうことなのか。人との断絶やさびしさを、どのように抱えていけばいいのだろうか。ナンパを通して辿りついたコミュニケーションの小さな萌芽。

ユーザーレビュー

  • 口下手で人見知りですが、誰とでもうちとける方法、ありますか?

    Posted by ブクログ

    ナンパとかスカウトとか、ちょっと引くようなエピソードとか、一歩間違えば危ない自己啓発セミナーじゃないかという胡散臭い表現ぶり(参加者の体験談入れるあたりとか、)で、手に取るのは、ややハードルが高めですが、書いてあることはすこぶる常識的。
    我が身を振り返るいいきっかけになりました。

    0
    2019年03月09日
  • 声をかける

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     自分との向き合い方が壮絶なまでで読んでいてハラハラした。しかし行為そのものは女の子を雑に扱っていて人でなしで、いいとこどりのつまみ食いで、ひどい。しかも心や体を開放してくれた女の子を蔑み、嫌悪することすらある。ひどいと思いながらも、とても誠実に描写していて分からなくもないのが怖い。自分に対して誠実であっても他者に対してはまったくそうじゃなくずるくて卑怯な主人公であった。

     どこまで行っても自分本位でしかないのかと思っていたら、メンヘラの女の子と深く関わっていくので非常にハラハラした。そんな地獄めぐりのような小説でとても面白かった。

     洋服やメイク、歩き方で人を値踏みするような輪には絶対に

    0
    2017年10月13日
  • 声をかける

    Posted by ブクログ

    ナンパは自傷

    なんとなく、傷ついてきた人なんだろうなという雰囲気。だけど、過去は前半に語られることはなく、淡々と声をかけていく。傷つけて、傷ついて。どこに流れて行くんだろうかと読み進めていくと、行き着くとこまで行くんだけれど、だからといって何か得るものがあるというわけでもなく。それがリアルで、いいなと思う。

    0
    2022年07月05日
  • 声をかける

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    主人公は「ナンパ」という他人への行為を通して自分の世界を広げていき、自己分析も行っていきます。
    様々な女性をナンパすることによって自分の世界が広がると信じている主人公にはどこか虚しさを覚えましたが、ナンパする恐怖を抱えながらも、自分を変えるために女性に声をかける姿には勇気をもらい、感心させられました。
    自己分析がとても進んでいて、自分の「負」の部分からも目を逸らすことなく、静かに受け入れている姿も凄いと思いました。

    0
    2021年09月16日
  • 声をかける

    Posted by ブクログ

    他人の弱さを受け入れることで、自分の存在意義を見出そうとすることはたぶんよくあることだと思う。

    ほとんどの人は、自分の弱さも他人の弱さも受け入れることなく、目をつむり、見えないものとして扱うことで、健康に生きている。たぶん著者は、自分の弱さを受け入れることができ、そして、弱さを埋めるために他人の弱さを受け入れようとしていた。

    もし著者(彼)に弱さを見せる彼女が、著者との関係の中で強くなることがあるなら、彼は存在意義を見つけることができるし、彼女もまたコナトゥスを強化するという相乗関係ができあがるだろう。それはとても強靭な関係なように思う。

    しかし、彼は彼女を変えることはできない。
    おそら

    0
    2020年08月12日

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