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「福島創太」の「ゆとり世代はなぜ転職をくり返すのか? ──キャリア思考と自己責任の罠」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「福島創太」の「ゆとり世代はなぜ転職をくり返すのか? ──キャリア思考と自己責任の罠」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
ビジネス・実用
Posted by ブクログ
とっても面白かった。
約10年前に元リクルートの人が書いた本だが、現代にも通じることがあった。
個人の意思は社会構造の影響を受けて、社会からの要請を
生存戦略の一つとして無意識に内面化してしまう。
社会の流れの変化により、1990年代から終身雇用が難しくなり、
個人の尊重や自己実現の重視へシフト。
民間の人材紹介がOKになったことにより、多様なキャリアが受け入れられるようになり、また自己実現の風潮に拍車がかかった。
今巷で叫ばれている「自分らしい自律的なキャリア」は、それが理想というより、それまで社会では一社に勤め上げる企業戦士の人材が必要だったが、これからは個人がその時その時必要な場所
Posted by ブクログ
■一つの会社での就労期間が短い人材は転職するたびに転職や再就職が難しくなっていくということが分かっている。このようなプロセスの中で彼らのキャリアは不安定なものになっていく。
■「学歴の高低」は「転職による年収の増減」「満足度の向上と低下」に直接影響を与えるという分析結果もある。
・育った家庭の経済常用による本人の学歴や初職への就職に対する影響まで視野に入れると格差の再生産構造が見えてくる。
・家庭の経済状況が厳しかったものは高い学歴を獲得しづらくその結果厳しい労働環境の企業に就職し,そこから抜け出そうと転職したとしても状況は改善されず,むしろ更なる厳しい状況に陥っていくという負の連鎖の構造が見
Posted by ブクログ
修論ベースにした本だけど、なるほどこれだけ書ければ修論も本になるなという感じ。
日本のキャリア観の変化を丁寧に辿っていて、キャリア思考も社会の影響を受けているとかはそのとおり。転職するゆとり世代をカテゴライズしていて、意識高い系という懐かしい言葉もあったし、ここではないどこかへ系といった造語も出てきた。
就活の問題点や理不尽な自己責任など、それがブラック企業に繋がる構造といった社会学的に面白い指摘があった。
面白かったのはキャリアコンサルティングというのか、キャリアアドバイザーの面談に立ち会って記録しているところ。転職を考えている人間にはここだけでも実利があっていい。