岩崎周一の作品一覧

「岩崎周一」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

2017/08/25更新

ユーザーレビュー

  • ハプスブルク帝国
    『「ハプスブルク史には、手頃な通史がない」……一般の人々に伝わる形でもっと紹介する必要があるのではないか。』その著者の思いが結実した格別の一冊。ハプスブルクの始まりから君主国の成立、展開、君主国崩壊後のハプスブルク家の動向を現代に至るまで、その千年を最新の研究成果を反映して描く。政治史に留まらず社会...続きを読む
  • ハプスブルク帝国
     ハプスブルクの歴史はヨーロッパの特徴を実に分かりやすく示してくれる。特に中世から近代に至るまでの欧州のあり方を知る上では不可欠の知識であることが本書を読むことによって確認できた。
     多民族国家、多宗教他宗派、立場の異なる権力者たちの連合と敵対、それらに折り合いをつけるための巧妙なシステムとその制度...続きを読む
  • ハプスブルク帝国
    これはおもしろい。ハプスブルク家というと、美術史に名を連ねるパトロンという拙い知識しかなかったが、1000年もの長きにわたって帝国を統治してきたヨーロッパ史そのもの。啓蒙主義や市民革命後もなお国家としてあるポジションを取り続け、世界大戦前後のナショナリズム、ソーシャリズムの台頭なるべくしての現状とも...続きを読む
  • ハプスブルク帝国
    ヨーロッパの歴史がわかり面白かった。中学生くらいの歴史の授業で第一次世界大戦の発端が、サラエボでオーストリア皇太子がセルビア人に暗殺されたことだと教わったが、いまいちピンと来てなかったけれど本書を読んで腑に落ちた気がする。他にもドイツという国の成立がフランスなどに比べて遅い気がしてたり、アフリカの植...続きを読む
  • ハプスブルク帝国
    ハプスブルク帝国の歴史について世界史を縦の切り口で切り取った本。国立西洋美術館で開催されているハプスブルク展に行く前に読んでおけばよかったと後悔。

    分厚い本だが、流石ハプスブルク帝国。ヨーロッパの主要な出来事にほとんど関わっており、人名などを除けば専門的な知識なしでも読める内容になっている。
    むし...続きを読む

新規会員限定 半額クーポンプレゼント!