道籏泰三の作品一覧 「道籏泰三」の「昏い時代の読書 宮嶋資夫から野坂昭如へ」「精神分析入門講義」ほか、ユーザーレビューをお届けします! 作者をフォローする フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
作品一覧 1~4件目 / 4件<<<1・・・・・・・・・>>> 価格安い順 新着順 人気順 評価高い順 価格安い順 価格高い順 中上健次短篇集 4.3 小説 / 国内小説 1巻1,001円 (税込) 戦後生まれの代表的な作家となった中上健次(1946-1992)は,郷里・熊野と土地に根差した一族への痛切なこだわりを終生いだき続けた.圧倒的なまでの暴力と性の奔流――中上の憤怒と哀しみは,やがて人間への優しさに昇華されていく.初期の代表作「十九歳の地図」や,「楽土」「ラプラタ綺譚」等,雄勁と繊細の織りなす短篇10篇を精選. 試し読み フォロー 続巻入荷 精神分析入門講義 - 学術・語学 / 哲学・宗教・心理 全2巻1,430円 (税込) 第一次世界大戦のさなか,男女様々な参加者を前にウィーン大学で行われた全二八回の講義録.精神分析の創始者たるフロイト自ら,その概要を体系的に語る.入門書であると同時に深く強靱な思考を伝える代表的著作.上巻には第一部「失錯行為」と第二部「夢」を収録,具体的な症例紹介をまじえつつ読者を導く.(全二冊) 試し読み フォロー 空吹く風/暗黒天使と小悪魔/愛と憎しみの傷に 田中英光デカダン作品集 3.0 小説 / 国内文学 1巻1,771円 (税込) 太宰治をして「この荒れ果てた竹藪の中にはかぐや姫がいる」と言わしめた「空吹く風」、戦後の混乱の中で春をひさぐ女たちに真実の愛を夢想する「暗黒天使と小悪魔」、運命の女との愛欲の果てに傷害事件に至る顛末を描いた「愛と憎しみの傷に」。共産党の活動など生きる意味への絶望ゆえか女に溺れ、薬と酒で破滅へと突き進んでいく自らの姿を見据え、人間の本性を浮き彫りにする小説集。 試し読み フォロー 昏い時代の読書 宮嶋資夫から野坂昭如へ - 学術・語学 / 哲学・宗教・心理 1巻2,365円 (税込) 美は、世界が滅びゆくこと自体のうちにのみ生まれる――。宮嶋資夫、太宰治、坂口安吾、桐山襲、野坂昭如。大正・昭和・平成の時代にわたるこの5人の作家は、どうしようもなく救いを求め、作品のうちにつかの間それを浮かび上がらせることに成功しながらも、現実の前に敗れ去った。それぞれが求めた救いの姿と、その挫折を作品の紹介を通して描き出す。 「人間がだめになったんですよ。(…)そんな時代になったんですよ」(太宰治)。遠くかすかに響く祈りの声に耳を澄ませつつ頁を繰る、希望なき時代の読書のすすめ。 理不尽と暴力に満ちた労働文学の旗手として登場し最後には仏門に消えた宮嶋資夫(1886-1951年)、ユートピアと現実のはざまで立ち尽くす「弱法師」太宰治(1909-48年)、堕落を呼びかけながら、生の原点「ふるさと」を希求した坂口安吾(1906-55年)、戦後訪れた政治の季節に体制への反逆と絶望のはざまでもがきつづけた桐山襲(1949-92年)、高度経済成長のさなかトリックスターの身振りでディストピアを描き続けた野坂昭如(1930-2015年)。大正から平成にかけて筆を執った5人の作家は、それぞれに救済を求め、作品のなかにそれを浮かび上がらせながらも、容赦ない現実の前に敗北した。 彼らの挫折は、令和の時代に明らかになりつつある社会の絶望を先取りするものでもあった。彼らが必死に手を伸ばし、しかしついに届くことがかなわなかった救いとは、どのようなものだったのか。有名無名問わず作品が紹介されるなかで、呪詛にも似た祈りの声がかすかに漏れ聞こえてくる。 昏い時代にものを書き、そして読むことの意味を鋭く問いかける空前絶後の文学案内。 【本書の内容】 はじめに――終わりなき終焉を見つめて 1 死に憑かれて――宮嶋資夫というヤマイヌ 2 無何有の明滅――太宰治という掟破り 3 タブラ・ラサにたたずむ――坂口安吾という「ふるさと」 4 瞑さのアナーキズム――桐山襲という「違う世界」 5 ディストピアの妄想――野坂昭如という廃墟 おわりに――現実忌避に向けて あとがき 試し読み フォロー 1~4件目 / 4件<<<1・・・・・・・・・>>> 道籏泰三の詳細検索へ
ユーザーレビュー 一覧 >> 中上健次短篇集 小説 / 国内小説 4.3 (4) カート 試し読み Posted by ブクログ 19歳のときに「19歳の地図」読んでしまったから、いつまでもそれをなにも越えられない。いつ読むかって大事だ。久しぶりの再読。 0 2026年03月03日 中上健次短篇集 小説 / 国内小説 4.3 (4) カート 試し読み Posted by ブクログ 脳みそを鷲掴みにされて、ぐらぐらと揺らされている。 お前は怒らないのか。悲しまないのか。問われているように感じた。 0 2025年09月16日 中上健次短篇集 小説 / 国内小説 4.3 (4) カート 試し読み Posted by ブクログ 粗雑だけれども力強い。そういう文章を綴る数少ない作家の一人ではないかと思います。妙に洒落た表現はないけれど、妙に心に響く文章を書く、そんな感じです。この短編集に収録された作品の殆どは読んだことのある短編でしたが、だからこそ安心して読めたし、思い出して噛み締めながら読めました。力を与えてほしいときは、ぜひ。 0 2024年01月23日 中上健次短篇集 小説 / 国内小説 4.3 (4) カート 試し読み Posted by ブクログ 中上健次の短編の中から10編を選ぶときに、どう血迷ったらこの選択になるのだろうという疑問が尽きないのだが(とくに初期短編)、それでも岩波文庫にラインナップされたということは慶事だ。 作家の初期短編と、円熟期の代表作を一冊に並べてみれば誰しもそうなのだろうが、そんな中でも中上健次の作品の変貌ぶり、質的な飛躍は唸らされる。若書きにしてもひどいものが多々ある作家だと感じるが、本短編集に収められた、円熟期の「重力の都」「ラプラタ奇譚」の質たるやどうだろうか。 久々に読み返したが、文が芸であるという意味においてここが最高峰だろうと思う。 0 2023年09月16日 空吹く風/暗黒天使と小悪魔/愛と憎しみの傷に 田中英光デカダン作品集 小説 / 国内文学 3.0 (1) カート 試し読み Posted by ブクログ 人間のもつ二面性がよく描き出されている。田中英光、そして太宰といった退廃的生活を送ったような者にも、美意識というか、定規で線を引いて描画したような内面が存在する。だからこそ、美意識と現実での堕落の乖離に苦しみ、死を求めるようになったのかしらと思った。 0 2022年06月24日