水野忠夫の作品一覧

「水野忠夫」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします!

ユーザーレビュー

  • 巨匠とマルガリータ (上)
    第一章の「見知らぬ人と口を聞くべからず」という題は個人的に好きで、本書が良い本である気配がして安心して読み進められた。

    ビブリカルな話を持ってきたりするのは典型的だが、ピラトをトピックに選ぶのは珍しく、興味深い。本書は第一部(上巻)だが、第二部(下巻)に向けての結びの言葉、トランジションも素晴らし...続きを読む
  • 巨匠とマルガリータ (下)
    某氏がTwetterで絶賛していたので,読んでみた.
    奇想天外なお話だが,あとがきを読んで,なーるほど,と納得.これは執筆当時のソ連の芸術弾圧,検閲を揶揄しているのね.
  • ロシア・アヴァンギャルド ――未完の芸術革命
    ロシア・アヴァンギャルドを絵画/美術のみならず、文学、演劇(逆に演劇のほうが比重が大きい)の観点から、更に切っても切れないロシア革命、その後の政治的動きと絡めて解説した本。
     ロシア・アヴァンギャルドと一言で言っても、芸術史的には、美術ではスプレマティズムとかロシア構成主義とか立体未来派とか、文学的...続きを読む
  • 巨匠とマルガリータ (下)
    こんなときだから読むというのもどうかと思うけど、ちょうど積んでいたので。とはいえ内容としてはウクライナというよりロシア文学なはず。
    さて、内容だけど、傑作。悪魔が主要登場人物であるだけにキリスト教への理解があった方がより深い読みができるとは思うけど、奇想天外な登場人物や出来事が次々と起こるのを追って...続きを読む
  • 巨匠とマルガリータ (下)
    悪があるから善があるように、悪魔たるヴォランドが悪魔であるためには神と宗教が必要である。イエスを処刑したことを悔やむピラトゥスが救済されるように画策し、他方でヴォランドとその仲間たちは無茶苦茶に暴れ回る。ある意味とても悪魔らしい。

    小説の続きを書くことでピラトゥスを救済したように小説に内在する...続きを読む

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!