古屋健三の作品一覧

「古屋健三」の「獣人」「老愛小説」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 老愛小説
    -
    1巻2,420円 (税込)
    フランスから日本へと舞い戻った大学教師。古都で出逢った女、異国に置き去りにした女、幼い日に消えた母への追憶。過去と現在、異国と故国、男と女の思いが交錯する──。長くフランスで仏文学研究に勤しんだ著者が放つ、時を越える幻想恋愛譚。濃艶な三篇を束ねた小説集。
  • 獣人
    3.0
    1巻880円 (税込)
    パリ=ル・アーブル間を走る「ラ・リゾン」の一等機関手ジャック・ランチエには、女の裸を見ると殺意に襲われるという病的なところがあった。彼はある日たまたま、助役ルボーとその妻セヴリーヌが走り去る列車のなかでおかす殺人現場を車外から目撃し、彼女に惹きつけられていく。「獣人」は鉄道界と司法界をバックに、呪われた遺伝的発作に苦しむ主人公と、けだもののように疾走する機関車の姿とを重ね合わせ、人間獣性の諸相をえぐり出す。機関車の機械美、緊迫した筋の展開、絡み合う作中要素と人々の相互関係などが圧倒的な迫力で迫る。ゾラの円熟期に書かれた傑作。
  • 獣人

    ネタバレ 購入済み

    やっと読み終えました

    ゾラの小説は居酒屋やナナを読んでたので、こちらは未読だったため読みました。ゾラの作品は好きなので、それなりに面白かったのですが、
    やはり他の作品の方が素晴らしいかったので、つい比べてしまいます。今回は汽車の話なので、それなりに迫力があります。ひとつ気になったのですが脇役で、夫に毒を盛られて死亡する老婆のお金の隠し場所はどこだったのでしょうか?最後に隠し場所がわかると思ったのですが・・・
    老婆は自分の体の中に隠したのでしょうか?

    #エモい #ドキドキハラハラ

    0
    2023年07月10日

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