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ユーザーレビュー

  • 絶滅危惧職、講談師を生きる(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    講談というものさえ知らなかった私にその世界を教えてくれたのは、間違いなくこの神田伯山。

    頭の良い人だろうなとは思っていたけど、伯山になるまでの経緯を知り、よりこの人の賢さと情熱を知って好きになった。

    本全体的にとても読みやすいので、構えず講談の世界を知れるのもとても良かった。

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    2025年09月03日
  • 絶滅危惧職、講談師を生きる(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    松之氶時代の伯山さんにインタビューした内容を自分語り的に書き起こしたもの。学生時代に色々拗らせていたとか断片的には知っていたが、父親を自死で亡くしたくだりあたりは全く知らず、この辺りから伯山さんの素地が出来上がったのかと、切ないものがあった。芸能人の自死が起きる中、なかなかその家族の立場で語っている人はいないのではないか。とは言えラジオ等では全く言及しないことからも、軽く扱えないテーマなんだろうなあと思った。

    それにしても、将来のビジョンを描けた前座。でもその制度をひっくるめて講談の伝統を全て肯定して引き継ごうとしている姿。きっと落語ではなく講談を選んだのも、意識してかしなくてか、自分なら一

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    2024年11月17日
  • 絶滅危惧職、講談師を生きる(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    講談を自分の何かに取り込めないか、そう思い読む。芸に対して取り組む姿勢、練習を積み重ね、どうしたら、この芸自体が良くなるか、ということをずっと考えていくのが良いかと考える。

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    2023年09月05日
  • 絶滅危惧職、講談師を生きる(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    神田伯山はすごい先の事を計算して考えているなって思った。
    ここまで考える人が成功する人なんだなと思った。
    この伯山の考え、今の自分の仕事(接客業)に繋がるなと思ったので、色々と参考になった。
    ビジネス書かと思ったw

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    2021年09月08日
  • 神田松之丞 講談入門

    Posted by ブクログ

    神田松之丞から六代目神田伯山になった著者による、講談とは何か、に始まる一問一答式Q&A、自身の持ちネタを中心とした講談演目の解説と、先日鬼籍に入られた人間国宝の講談師一龍齋貞水との対談、および自身のインタビューと、著者によりつい最近講談に興味をもった私にとっては、正に「入門」の一冊。

    何しろ、神田伯山本人の講談会のチケットは取れないので、当分は本書を参照しながら、You TubeやCD,DVD等で著者はもとより、本書で紹介されている他の講談師の講釈を聞くか、寄席、あるいは伯山以外の講談師が出る講談会へ行くしかなさそうである。

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    2021年06月02日

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