作品一覧 2020/04/17更新 神田松之丞 講談入門 試し読み フォロー 絶滅危惧職、講談師を生きる(新潮文庫) 試し読み フォロー 1~2件目 / 2件<<<1・・・・・・・・・>>> 神田松之丞の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 絶滅危惧職、講談師を生きる(新潮文庫) 神田松之丞 / 杉江松恋 講談を自分の何かに取り込めないか、そう思い読む。芸に対して取り組む姿勢、練習を積み重ね、どうしたら、この芸自体が良くなるか、ということをずっと考えていくのが良いかと考える。 Posted by ブクログ 絶滅危惧職、講談師を生きる(新潮文庫) 神田松之丞 / 杉江松恋 神田伯山はすごい先の事を計算して考えているなって思った。 ここまで考える人が成功する人なんだなと思った。 この伯山の考え、今の自分の仕事(接客業)に繋がるなと思ったので、色々と参考になった。 ビジネス書かと思ったw Posted by ブクログ 神田松之丞 講談入門 神田松之丞 神田松之丞から六代目神田伯山になった著者による、講談とは何か、に始まる一問一答式Q&A、自身の持ちネタを中心とした講談演目の解説と、先日鬼籍に入られた人間国宝の講談師一龍齋貞水との対談、および自身のインタビューと、著者によりつい最近講談に興味をもった私にとっては、正に「入門」の一冊。 何しろ、神田...続きを読む伯山本人の講談会のチケットは取れないので、当分は本書を参照しながら、You TubeやCD,DVD等で著者はもとより、本書で紹介されている他の講談師の講釈を聞くか、寄席、あるいは伯山以外の講談師が出る講談会へ行くしかなさそうである。 Posted by ブクログ 絶滅危惧職、講談師を生きる(新潮文庫) 神田松之丞 / 杉江松恋 昭和の頃には「漫談」というジャンルがあり、関西では西条凡児・浜村淳・上岡龍太郎がその代表格。それぞれの話芸を生んだ背景には、西条凡児=落語、浜村淳=漫談、上岡龍太郎=講談 の芸脈が流れていた。 上岡龍太郎の、あの立て板に水の流暢かつ抑揚の効いた口調と理路整然とした語りの裏には、講談の影響があったわ...続きを読むけですな。確かに、歴史上の出来事を語る口調は講談師の軍記物語りそのものだった。 さてその講談。かつては落語と並び称せられるぐらい人気を誇ったものの戦後は徐々に人気に陰りをみせ、存続を危ぶまれるほどに。自然の成り行きで演者も減り、「絶滅危惧芸能」の扱いを受けるようになって久しい。 そんな限界集落的芸能の世界に飛び込んだひとりの青年。浪人時代に談志落語の洗礼を受け、おっかけに。以来、落語・歌舞伎・浪曲等のあらゆる舞台や高座を聴きまくり、中でも神田伯龍の講談に衝撃を受け、講談師を志す。本人が自嘲して語る“寄席育ち”で、講談師 三代目 神田松鯉に入門。神田松之丞を名乗る。弟子っ子修行では着物をたたむこともできない落ちこぼれ。ひとたび高座に上がれば、前座でありながらいっぱしにマクラを話す生意気さを発揮。 それを咎めることなく温かく見守る師匠 松鯉。「生意気といわれる子の方が伸びる」と語る。人間的魅力にあふれた師匠のもとで修行を積み、確かな話術、迫力ある口跡、落語から得た芸風の広さと創意工夫で松之丞講談を確立。大名跡 六代目『神田伯山』を襲名。 松之丞は語る。「うちの師匠を選んだのは、僕の中で最良の選択であった。完璧だった」と。方や師匠 松鯉は「これからの講談界を背負って立つ逸材」と語る。 「生意気さとビッグマウス」。これを求道者の証と解す師匠。期待に応え出世を果たし、今や講談界の牽引者に。昨年、師匠 松鯉は人間国宝に弟子 松之烝は本年真打に。この師匠と弟子の関係は、現代版『父子鷹(おやこだか)』としても読める。 講談という古典芸能がこんなに奥深く、面白いとは…。一度YouTubeの松乃烝の講談、ご覧あれ。たちまちにして引き込まれます。 松之烝の「寄席育ち」という出自が講談に新鮮味を与え、“講談にわかファン”を急増させている理由に膝を打つ快著。 Posted by ブクログ 絶滅危惧職、講談師を生きる(新潮文庫) 神田松之丞 / 杉江松恋 改めて、談志の影響が強いんだなぁ、と思った。 まぁ、講釈師としては、己に酔うより斜め後方から己を眺める方が相応しいんだろうけど。 いまは余裕がないだろうけど、ゆくゆくは義士伝を通しでやって録音を残して欲しいね。 とりあえず、「三村の薪割り」だけでもやって欲しい。 あと、「鮫講釈」も是非、と思ったらY...続きを読むouTubeで聴けるのね(笑) Posted by ブクログ 神田松之丞のレビューをもっと見る