今後、マーケティングの教科書的な位置付けとして、何度も読み返すことになる、そんな本だった。
電子版で読んだが、何度も繰り返し読んで知識の定着を図るためにも紙媒体で手元に置いておきたいと感じる本である。
マーケティングの概要から、着手プロセス、分析指標やITインフラまで、データ起点のマーケティングに
...続きを読む必要なことはおおよそ網羅されていると思う。
具体的な事例も多いので、比較的イメージも描けるように内容は工夫されていた。
財務に絡む話などは、慣れていない人には難しく感じるだろう。私もその1人だ。
ただ、1度読んで全てを理解する必要はないので、今後は適宜必要に応じて本書に立ち返りながら自身の頭を整理していくような使い方をしていこうと思っている。
全体的に少し硬い内容ではあるが、シンプルに私の知識が不足しているからだと解釈している。
冒頭の繰り返しになるが、データ・ドリブンマーケティングの教科書的な存在として、マーケティングに携わる人には是非読んでいただきたい一冊。