親鸞の作品一覧
「親鸞」の「[新訳]歎異抄」「歎異抄」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「親鸞」の「[新訳]歎異抄」「歎異抄」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
日々ありとあらゆるものに悩みぐらぐらふらふら迷っている自分だけど、この本を読んで、そんな自分でもいいのかなぁと思うことができた。
自業自得という言葉があるけど、この本の中ではそんなものはなんら関係なく掬い上げる「アミダはん」の存在を諭していて、親鸞が語った様々な話に触れていくうちに、自分のどうしようもなさやあさましさを思い、こんな自分に関わってくれている周りのヒトモノセカイそしてそこから生ずる縁、全てに有り難いなという気持ちが湧いてきた。
仏教の今生における目標は心の平安であるとしたら、この有り難いと思う心の状態というのは、とてもそれに近い気がする。
愚かな自分を認めた先にそれをも大きく包ん
Posted by ブクログ
南無阿弥陀仏
南無(帰依する)
阿弥陀仏(阿弥陀様のところに)
阿弥陀様を信じて念仏を唱えれば
だれでも阿弥陀様が待つ極楽浄土にいける
他力本願
よいことをしたか、悪いことをしたかではなく
自力なのか?他力なのか?が大事
阿弥陀様のお慈悲は、ただあなたにすがりますよという他力の心に向けられる
自力の行いはすべて「善」
みんな煩悩の支配から抜け出せない悪人だというのに、善人は自らの善行を誇って、阿弥陀様の慈悲を遠ざける
要するに、救われるには自分が悪人であることを自覚しろってこと
念仏を心から喜び、急いで浄土にいきたがるものに阿弥陀様の救いは必要ない
どんなに念仏しても心から喜
Posted by ブクログ
浄土真宗の教祖である親鸞。
その直弟子の唯円が師である親鸞の思想がその死後に異なったものになることを歎じて書いた書と言われる『歎異抄』
親鸞(1173-1262)は12世紀から13世紀にかけて生きた人物であり、今から750年以上も前の人物だ。
驚きなのは、親鸞は弟子をとらない、としてこの本文中にも書かれてあり、
また、大正時代のベストセラー本でもある『出家とその弟子』でも、このような形で描写されてあったが、その親鸞の教えである「浄土真宗」が今も尚脈々と受け継がれているということだ。
唯円のように全てをなげうって、丁稚のような形で遍路をともにするものはいたが基本的には弟子達にお寺で大規模に
Posted by ブクログ
現代語訳が、今どきここまでコテコテな人は居ないって…というレベルのコテコテの関西弁で、訳者はこの古典新訳のシリーズで『梁塵秘抄』を歌謡曲風に訳している人でもある。
唯円が師の親鸞から伝え聞いた事を記述する、というスタイル(とくに前半部)なので、究極の話し言葉であるコテコテ関西弁をチョイスしたのは正解な気がする。黙読より、音読してみると良いと思う。
昨年浄土真宗のお寺での葬儀に参加する機会があり。参列者は基本的に要所で「南無阿弥陀仏」とつぶやくのみで、結構な田舎で通夜の後に不寝番して線香を…的な地域なんだけど、お坊さんは「無理せず。真宗ではそれは必ずしも必要ではない」のようなことをおっしゃり。