西口敏宏の作品一覧
「西口敏宏」の「原材料化する人類 ネットビジネス支配のカラクリ」「遠距離交際と近所づきあい : 成功する組織ネットワーク戦略」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「西口敏宏」の「原材料化する人類 ネットビジネス支配のカラクリ」「遠距離交際と近所づきあい : 成功する組織ネットワーク戦略」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
温州人のネットワーク、トヨタのサプライチェーン、英国の国防省そして著者自ら「防衛調達制度調査検討会」の正式メンバーとして参加した日本の防衛庁(現防衛省)などの研究結果に基付く「遠距離交際と近所づきあい」、を社会学あるいは経営学の立場からネットワーク理論を取り込みじっくりと解説している。再読で少しは理解が深まった気がするが、かなり深い考察(自分の理解力不足の可能性が高いが^^;)をしているのでもう少し読み込む必要がありそうだ。
温州人ネットワークでは地縁・血縁(近所づきあい)を中心としながらも広く海外までのネットワークを持ち、地域内そして海外でもそのネットワーク内でのコミュニケーションでそれぞ
Posted by ブクログ
前回に続き、米国出張の機内で完読しました。
ネットワークと言っても、コンピューターだけの世界ではありません。いろいろな人とのつながりの中で、社会生活が成り立っていることは当たり前のことです。この人々とのつながりを、ちょっと体系的にお勉強してみましょうっていうのが、本書の趣旨です。
この分野の本は初めてでしたが、非常に興味深いエリアです。組織論にも当てはめられるし、人脈つくりなんかにも当然応用できたりもします。
アプローチによっては、非常にアカデミックになりがちな感じですが、具体例が実際に起きた事象に沿って説明されるので、理解しやすいのも好感触です。例えば、トヨタが直面した九七年のアイシン
Posted by ブクログ
この前に読んだ竜馬の本が、学術的な雰囲気をにおわせつつあまりにもそういうのではなかったので、これを読み始めたとき、そう、これよこれ!と思った。笑
というかむしろ、この本は、ただの一般向け新書で、こんなに論文likeな本を気軽に読めると思っていなかったから(新書ってそういうもの??)、むしろ驚きを持ちながら読みました。でも、話の内容的にも、非常に読みやすかったよ。
構成も非常にわかりやすかったので、☆4としてみました。
まぁ、学術t京奈話にありがちながら、大きな結論が何か出ているわけではないけど、あるコミュニティーにおけるそれぞれの人の役割を、ジャンプ型、動き回り型、現状利用型、という類型をも
Posted by ブクログ
レビューと言うよりメモ。
※ネットワークとは何か、何が利点かということ論じられていても、どうやったら有用なネットワークの構築ができるか、有用なネットワークを構築する上でのボトルネックやハードルはどういうところにあるのか、それに対してどうすればよいのか、ということは論じられていない。
・レギュラーな関係+イレギュラーな(通常のルートでない)つながり=情報伝達・共有のスピード・実効性が違う
・意図的にバイパスを作ることの大事さ。自主研とヨコテン。風通しとも言うかも。
・単につながるのではなく、見込みある探索や絞り込みによって、目的に対しより適切な相手につながることが大事
・ネットセントリック=
Posted by ブクログ
大きな分類でいえば組織構造論、組織行動学の本といえる。最初のほうで最新のネットワーク科学の知識を導入しながら、トヨタのジャストインタイムに代表される前工程と後工程でカスタマーリレーションを結び、全体としてのベストプラクティスを出すサプライチェーン上のフタクラル構造論に触れ、英国での全体最適を実行する防衛対策などのベストプラクティスの手法・方法論に触れている。科学的な知識がいろいろと入っているが、科学的な踏み込みは事実のみを取り上げ、それよりは大きな組織行動のほうに興味が当たっている。それでもネットワーク科学におけるスモールワールドでのリワイヤリングは、例えば、カスタマーリレーションのレギュラー