あらすじ
最新の社会ネットワーク理論と綿密なフィールド調査に基づき、特定のコミュニティーにおけるメンバー間の「同一尺度の信頼」がもたらす“つながり力”に着目。「三方よし」で知られた近江商人、近年、国際的に大活躍する温州人企業家のネットワーク、さらに、高い競争力を維持するトヨタのサプライチェーンなど、優れたパフォーマンスを示すコミュニティーの特徴とは? ビジネスのヒントを探る一冊。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
この前に読んだ竜馬の本が、学術的な雰囲気をにおわせつつあまりにもそういうのではなかったので、これを読み始めたとき、そう、これよこれ!と思った。笑
というかむしろ、この本は、ただの一般向け新書で、こんなに論文likeな本を気軽に読めると思っていなかったから(新書ってそういうもの??)、むしろ驚きを持ちながら読みました。でも、話の内容的にも、非常に読みやすかったよ。
構成も非常にわかりやすかったので、☆4としてみました。
まぁ、学術t京奈話にありがちながら、大きな結論が何か出ているわけではないけど、あるコミュニティーにおけるそれぞれの人の役割を、ジャンプ型、動き回り型、現状利用型、という類型をもって分析する視点を持ってみるのは、どうやったらコミュニティーを強化できるかを考えるのに役立つかもしれない、と思いました。